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05 マニトウ ブラックシリーズ                           「アウターレッグの組み立て手順」かな?

2006年03月18日 | MTB[Orange P7]
 「05 マニトウ ブラックシリーズ「クラウンASSY、ダンパーASSYの組み立て手順」かも?」の続きです。

 このコメントにある通り、リバウンド側TPCのピストンバルブ廻りが怪しい感じがしてきました。マニュアルには分解組み立ての記載がない(と思う)部分です。
 しかしながら、このブラックプラチナは、私が初めて弄るエアサスで、ダンピング側の右レッグの構造も私がバラしたことのあるエリート、コンプと異なるようなので、分解、組み立て手順を知る為に、マニュアルを読み進めることにします。

 ここに載せるのは、私の解釈に基づく手順です。よって、本内容について私は全く責任は持てません。正しい手順については、05ブラックシリーズのWebマニュアルを参照して下さい。

 ところで、Cさんのブログ「Okinawa bicycle fixed point observation point 」の記事「定期オイル交換」で、私の記事の中にあるセミバスオイルの交換を実地になさってます。
 また、記事をリンクさせて頂いたので、トラックバックにてお知らせさせて頂きます。

「アウターレッグの組み立て手順」かな?
                             (マニュアルp14)

① コンプレッションロッド(スプリングSYSが入っている左インナーレッグの底から突き出てるロッドですね。多分)と、SPV或いはTPCリバウンドダンパーシャフト(こっちは右インナーレッグ)が向くように、完成したクラウン/コラム/レッグ アッセンブリーを逆さにしてください。
 ダンパーシャフトの下端のダンプラバーが見えます。このダンプラバーは、アウターレッグをインナーレッグに嵌める際に、シャフトを延ばしたままに保つ助けになります。
 SPVモデルの場合、右レッグ先端のシュレーダーバルブから、ダンパーレッグにエアを入れる事により、シャフトが無用に動くのを抑えられるでしょう。

② エンドキャップに向かってダンプラバーを寄せながら、リバウンドダンパーを延ばしてださい。ダンプラバーは、インナーレッグをアウターレッグに差し込む際、ダンパーシャフトが縮んでしまうのを抑えてくれるでしょう。

③ インナーレッグを、アウターレッグに半分ほど押し込んでください。そして空中で地面に対しおよそ45の角度に(上を下に向けた状態で)フォークを持って、アウターレッグにセミバスオイル( 5/40wt合成潤滑油、P/N:85-0022)を注入してください。それぞれのアウターレッグに16ccオイルを注いでください。オイル注入するのにスポイトを使用すれば容易に作業が出来ます。

④ ダンパーシャフトがアウターレッグに接するまで、インナーレッグアセンブリをアウターレッグに押し込んでください。アジャスターへックスシャフト(アジャストノブを組み付ける細いシャフトですね。)はわずかにアウターレッグからはみ出る筈です。(はみ出てないンだよなぁ~私のプラチナ。ここからオイルが漏ってるし。だからこの反対側にあるピストン廻りがオカシイとにらんでるンです。)

⑤ アウターレッグ下端のネジ穴ににダンパーシャフトを通して、8mmのヘクサレンチでダンパーシャフトを反時計回りに回してください。「ブラック概要とトルク仕様表」に基づき締めてください。

⑥ リバウンド調整ノブを、へクスシャフトに取り付けてください。インディケータがアウターレッグ下端外周の凹凸形状によって止められるまで、ノブは回るはずです。そうでなければ、ノブを取り外し、フルトラヴェルに達するまで、1/6回転でづつずらしてへクスシャフトに再取り付けしてください。

⑦ コンプレッションロッド(左レッグ)のねじを取り付けてください。そして、「ブラック概要とトルク仕様表」に基づき締めてください。

⑧ WindDownシステムがあるフォークのために:Wind Down Travel Adjustアセンブリ指示から方法2-5に従ってください。

⑨ 使用工具: 8mmアーレンキー、2mmアーレンキー、11mmナットドライバー或いはレンチ、潤滑用セミバスオイル、エアポンプ(何処で使ったンだ?)

 う~ん・・・これで合っているのか?それにしても、16ccのセミバスオイルを注入するのは知らなかったぞ。危ない危ない。読んでおいて良かった。