重力技研さんにお願いして、懸案だったヘッド、メインピボット廻りをメンテして頂きました。今日はそのインプレッションを書いてみます。
これに対して少し変わっています。イロモノ以外のところです。
①ヘッドパーツの交換
かなり問題のある状態で騙しだまし使っていたヘッドパーツを交換して貰いました。これが予想以上にお手間を取らせてしまったようです。フェイシングなんか聞くも涙な重作業だったようで。
お蔭さまで大変良い感じになってます。
(1).滑らかな回転
当たり前ですが、交換前の物は錆びていた上に取り付けに無理があったようです。カクカクしていたステアリングが、スルスルスムース。当たり前のことでもこれは有難いです。
(2).立ったヘッド角
ここからがミソです。交換前のジェミニの写真を見るとかなりヘッドが寝ている印象があると思います。180mmストロークのフレームに、200mmのフォークを入れているからですが、交換前の分厚いドイツ製ヘッドパーツも大分影響していたと思います。
これを写真の通りインテグラルなモノに交換して貰った上、フレームを削りこんで貰っているので、大分肩下が下がりました。
これでボーンてゅーびーワイルドなヘンリー・フォンダ状態から脱却です。
(3).下がったハンドル位置
![Trailrun080420_03_r Trailrun080420_03_r](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/c0/e4fcecabe74f4dde81ac95bbe5dabcd5.jpg)
(2).同様、ヘッドパーツの違いとフレームのフェイシングに加えてクラウン裏も削って貰っているので、大分アッパークラウン位置が下がりました。コラムスペーサーの分、フォークの突き出し量が、ほぼ下がった量です。
お蔭で、好みのハンドル高さになりました。と言うよりコレが一般的なハンドル高さだと思う。
先ず(2)、(3)のお蔭で、バイクが大分コンパクトに感じられます。実際、押し上げ時にこの有難みを感じます。
そしてコーナリングでは、さらに曲がり易くなり、バイクが軽くなったように感じます。
ポジションが最適となった上ヘッド角がフツーになったので、更に私好みの私専用仕様となりました。
ヘッドパーツの交換で、ここまで変えられるとは、重力技研さんにお願いして良かった。
さて、ネガな面ですが殆どありません。
ヘッドが立ったことによる直進安定性の低下は全く問題ないです。私には全く変化が感じられません。
影響と言えるのは、ハンドルが下がったことによる後輪の浮きと、ハンドルの取られやすさ。これは私のライディングの問題です。まずは馴れ。それからモーションコントロールを少し弄ってみたいと思います。
②ピボットベアリング交換
③Rブレーキ・フローティングアームベアリング交換
路面がこっちローカルでは珍しいウェットと言うこともあって、はっきりとは分からなかったのですが、Rタイヤがロックしにくくなったような気がします。まずは、異音がなくなったのが気持ち良いです。
特にフローティングアームのベアリングは末期的だったようで、Rブレーキパットの偏摩耗に繋がっていたようです。
そこでブレーキパッドを新品にしたのですが、その分レバーがほんの僅か遠くなった為、左手だけ腕が上がるようになってしまいました。レバーはめい一杯手前に近づけてあります。先ずはパッドが減るまで様子をみてみます。
④バッシュガード、チェーンリング交換
これは衝動依頼です。
頑丈で全く壊れる気配のない
e-サーティーンのバッシュガード。見た目だけはくたびれてきたので交換しちゃいました。
折角なので、チェーンリングも40Tから38Tへと、よりトレール寄りにしました。
そして結構な冒険だったオレンジ。ピッタリな色に塗って貰って、う~ん!マキシス!
その他、BB廻り、Rディレーラー、チェーンデバイス、ペダルと、細々としたところをメンテして頂き、シャキッと元気なジェミニになりました。今回も重力技研さんに大変お世話になりました。
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重力技研」さん。近県の方は一度覗いてみるのもヨロシイかと。
今はグリーンシーズン前で、あっぷあっぷしてるみたいですけど・・・。