小太りMTB

ちっともMTBに乗ってないMTBerのブログ

チタニシモ お買い上げぇ~

2006年02月20日 | MTB[Panasonic チタニシモ]
Chiystitanissimo01s 「チタニシモくん、さようなら 出戻りもあり得るけどね」で売りに出したチタニシモを、Chiyさんにお買い上げ頂きました。有り難う御座いました。

 早速Chiyさんが組んで下さいました。生まれ変わったチタニシモを見て下さい。コンポーネンツはXTRを組んであります。ハンドル廻りはイーストン。さぞやチタニシモ君も喜んでいることでしょう。
 タイヤは一世代前のクロカンタイヤで、ノキアンのシクラとかシクロというモノ。(でしたっけ?)幅は2.1inですけど、とてもそうは見えない太さ。私の感覚では、余りにも滑るタイヤなので、先ず試用して頂いて支障がなければお買い上げ頂くことにしました。

 この前の日曜日、何時もの自走コースでシェイクダウンしてきました。

 最初は登り。Chiyさんによると、Chiyさんが前に乗っていたジャイアントのXtC(コレの03頃のモデルのフレームセット買い)より漕ぎの伸びが良いとのコト。こんな高級フレームより良いなんて言って頂けるなんて、ありがたいかぎりです。
 このチタニシモ、フルリジットモデルのフレームにFサスを付けているので、BB下がりが殆どゼロなのです。なので漕ぎに対して不利になってしまうのですが、同じくBBハイトが高いアンカーのXNC7と似たジオメトリーになるので、「大丈夫だろう」と思って組んだバイクです。ジオメトリーが似てるから、特性まで似ると言うコトはないでしょうけど、漕ぎは偶然良くなってくれた様子。

 今度は激坂下りです。やはりリアが硬くて跳ねられるようです。おまけにSPDとリアルクロカンタイヤなので相当怖そうです。グリップしないのでスノースクート状態になっています。
 最後に何時も遊んでるトレールにいって下りを試します。下りの感想は、「懐かしい感じ」と言って喜んで下さいました。何時ものようなダウンヒル的乗り方はしないので大丈夫とのこと。良かった。
 あと、私が心配していたブラックコンプの異音も発生しなかったようです。これも一安心。この異音エリートでも出たり出なかったりしてたンですけど、多分、今となっては原始的なストローク調整機構に起因するモノだと思うんですよねぇ。ストローク変更したり、組み直したりすると出なくなったりするんで。Chiyさんには、この不安要因込みの値段ということで、快諾して頂いております。

 おまけ。通勤仕様のホイールに組み替えたトコロ。このフレーム、何故か細いタイヤを履かせるとカッコイイです。交通事故には気を付けて下さいね。
 このホイール、なんか見た事があると思ったら、店長のモノだったヤツなのね。
Chiystitanissimo02s


チタニシモ復活!

2005年06月27日 | MTB[Panasonic チタニシモ]
NewTitanissimo01-s
 「チタニシモ復活計画」の続きです。1ヶ月以上も放置状態でした。チェーン長が足らず保留となっていた訳ですが、結局、実家からもってきたロードバイクについていたチェーンでも足らずコマを継ぎ足して完成です。

NewTitanissimo02-s ペダルは今までグランジのルーキーペダル(シルバー)を使っていましたが、さすがにこのバイクには合わないので、三ヶ嶋のMT-LUX COMPE(定価¥3,400、305g)にします。
 ところがこのペダル、ゲージ両面がギザギザの踏み面だと思っていたのですが、ギザギザ踏み面は片面のみで反対側はゲージよりシャフトが出っ張ってます。クリップ使用前提のペダル形状です。
 実際にトレイルで使ってみると、ギザギザの踏み面の方は硬いソールのスケーターシューズでも思った以上にグリップします。全然問題なしです。問題はその反対側。シャフトを踏むコトになるのでツルツル滑ります。仕方が無いのでつま先でクルッとペダルを廻してギザ面の方にします。昔、通勤でクリップペダルを使っていた頃を思い出させ、なんか懐かしい。でもスタンディングでペダルを廻すのはチョット怖い。まあ、暫く使って慣れるかどうか様子を見ましょう。

NewTitanissimo03-s お次はチェーンの張り具合。シマノの取説通り張ってこの状態。アウター×ローでは後2コマ程詰められそうです。まあアウター×ローで使うことは無いでしょうが。

NewTitanissimo04-s ダル~ン。コレがインナー×ハイ。弛んじゃってます。やはり2コマ程詰めた方が良さそうです。でも手持ちのコネクティングピンが終わってしまいました。支障があれば後で詰めましょう。インナー×ハイもまず使うことは無いでしょうから。
 だいたいこのアウターリング、デカ過ぎます。平地の舗装路でも私には踏みきれません。直ぐ乳酸溜まっちゃいそう。私の脚には平地でもミドル×ハイで十分です。どうやらアウターリングは高級なバッシュガードに化しそうです。
 
NewTitanissimo05-s サドルが無いので取り合えずウチに持って帰ります。レインとチタニシモの2台を置くとこんな状態。通り抜けるのに倒さないように気を使います。バイクを倒すと壁に穴が空いてしまいますから。
 ところでこの台所、ダイニング扱いになっているンですけど・・・。これってダイニングなの?

NewTitanissimo09-s サドルはサーファスのスティンガーレース-コンプ。アサヒさんで限定品扱い¥3,759。安いでしょ。サーリーのパーツと一緒に買っときました。チタンレールで質量195g。実測もほぼこの値。形状も薄くて私の好みです。
 実際に舗装の登りで使ってみた限りでは、私の尻との相性も良さそう。お買い得な買い物でした。

NewTitanissimo15-s
 いよいよトレールランです。近所の裏山ハイキングコースに持ち込んでみます。
 先ずは舗装の登り。重量が軽くペダリングしやすいポジションがとれる為、レインより楽です。と言ってもレインの登り性能が悪いという訳ではありません。私のレインは完全に下りポジションにしている為、ペダリングする際に上半身が使えないんです。特にショートステムにしてる為、ハンドルを引くとフラフラしてしまうンですよね。

NewTitanissimo14-s うっ、カッコ悪い。いよいよ下りですが、クロカンポジションは怖いので、両足のつま先が地面に着く程度にサドルを下げます。下りバイクとして使っているレインやDMR、ダイバーでは、サドルを太腿で抑えるポジションがとれるよう、片足のつま先がやっと地面に届く高さにしてますが、今回は恐怖心の払拭を優先します。

NewTitanissimo10-s レインやDMRではなんてことは無い根っこの段差です。チタニシモだとやっぱり怖い。Ftフォークは前にDMRに使っていた100mmストロークのBLACK。フォークの問題ではありません。FtがフニャフニャしてるクセにRrがDMRより硬くて、進む方向が定まらないンですよねぇ。
 
NewTitanissimo11-s コレがバイクの上から見た状態。やっぱり怖い。両足が着くポジションにしてあるので、行ってみます。っと段差の途中でビビって足を着いてしまいました。俺ってダメダメェ・・・。Ftに荷重が入るとグニャってFt廻りが捩れて、あらぬ方向に行きそうな気がしちゃうンですよねぇ。気のせいかな?

NewTitanissimo12-s 今度は岩岩のつづら折れ。これもレインやDMRなら、なんてことは無い所。

NewTitanissimo13-s こんなふうに続きます。左側に岩の無いラインがありますが、ずっと続いている訳ではありません。
 ここでは更に進む方向が定まらない症状が顕著です。まあクロカンフレームですから仕方ないです。慣れの問題かもしれません。
 それともタイヤにフレームが負けているのかもしれません。初めはクロカンタイヤを履いていたのですが、あまりにも怖いのでブルードラゴンに換えてあります。ちなみにホイールは、かつてのDHリム、アラヤRM-910 DHの36本組みです。
 レインのちびたユッチンソンのブルドックに換えるとバランスいいかもしンない。でもレインにブルードラゴンを履くと、グリップは上がるけどブロックが跳んでっちゃうンだろうなぁ・・・。

 後のコースは、特に難しい所はありません。ハンドルを切ると切れ込みますが、バイクを倒して曲がって行けばある程度気持ち良く走れます。
 あっ、登りがあった。リジットバイクなのでダンシングでグイグイ進むところは気持ちイイのですが、根っこや岩のある登りではそうはいきません。私のペダリングスキルではタイヤが滑って登れません。
 こういう登りではレインの方が上、なにも考えずにシッティングでクルクルペダルを廻すだけで、トコトコ登っちゃいます。凄いです。カルチャーショックです。ナンなんでしょう?クロカンポジションにすれば、かなりレベルの高い山サイバイクになります。

 これでチタニシモは復活した訳ですが、イマイチ心が躍りません。何故でしょう?こんな事で「サリーちゃん」に乗れるのでしょうか?


チタニシモ復活計画

2005年05月21日 | MTB[Panasonic チタニシモ]
Titanissimo01 「サリーちゃん」ことSURLY1×1にパーツを取られてばかりいるチタニシモくん。そう言えば今まで一度もちゃんと紹介していませんでした。フレームは、パナソニックのフルリジット完成車のクレーム改善品です。フルリジットですから90年代前半のモノでしょうか?自転車屋さんに長期在庫されていたものを格安で購入しました。
 見ての通りギンピカですが、殆ど手持ちのパーツで組んだのでお金は掛かっていません。手間は思いっきり掛かっていますけど。

Titanissimo02 これは自転車屋さんの倉庫にダイバーと共に置かせて頂いている写真。殆ど放置状態。ダイバーは見事に復活しましたが。
 かなり熱を入れて組んだバイクなのに、何故乗らなくなったか?それは怖かったからです。Fサスを入れた状態のジオメトリーを作図して問題なさそうなことは確認してあります。問題があるのはライダーである私。クロカンライダーの方々は、こんなバイクで如何してあんなスピードで下れるのでしょう?怖い怖い。あんまり怖いのでタイヤをブルードラゴンに代えてみたのですが、やっぱり怖い。そのうちあんまり乗らなくなってしまいました。

 では何故今復活なのか?その前にSURLY1×1のコンセプトについて、SURLYのHPで確認してみましょう。ざっと読むと、「ごく一般的なジオメトリーであり、どのように乗るかは乗り手次第」ととれます。ですから私の使い方もアリなのでしょうが、日本の急激に登ってドカドカ下るという環境も考慮しているのでしょうか?主に、なだらかな起伏のあるトレイルや、郊外を走ることを想定しているように思えるンですけど。
 と言っても私が走るスピード域では、強度耐久性は問題ないでしょう。問題は私。チタニシモの二の舞になりそうな気がします。そこでご登場願うのがチタニシモくん。下りがおっかないバイクとして、「サリーちゃんに乗る為用」養成ギプスとして復活して貰いましょう。それに少しは登りもやらないとね。

XTR-Crank01-s で、先ずはサリーちゃんに取られちゃったクランク。実はトレール仲間から、旧XTRの中古クランクMRP付きを格安で譲ってもらってるンです。これで私も晴れてXTRオーナー。組む前に綺麗に洗浄します。何せXTR様ですから。
 早速チタニシモくんに組みつけます。ところがBBの軸長が合いません。長すぎてチェーンラインが出ないのです。仕方がありません。BBを発注しましょう。店長に軸長が合うBBを頼もうとしたところ、「XTRとXTのオクタリンクの形状は違うよ。」とのご指摘。(そう、またもや自転車屋さんの作業場を借りてます。)へェ?知らなかった。そう言えば何かで読んだような・・・。XTRとは縁がなかったからなぁ。
 それでXTR BBの値段は?なんと定価7、800円!デェェ~!さすがXTR。でもBBにこんな金は出せません。バイク本体の1/5のコストを占めてしまいます。費用対効果が少なすぎ。
 もう一度BBまでバラして何か手はないか考えます。低グレードのEタイプのFディレーラーでどうにかならないかなァ~なんて考えながらBBを採寸してると・・・。ん?ES70?何コレ、XT、LXのBBじゃないの。
 そう言えば、前のオーナーから「XTのBBにくっつけてある。」と聞いたような気が・・・。

XTR-Crank02-s そこでクランクをよく観察してみると・・・。あららら。この画像はクランクのオクタリンク勘合部をBB側から見た写真。スプラインの半分ぐらいがXT形状に挫屈しちゃってますね。でも格安で譲って貰ったので気にしません。
 これではXTR BBを買ってもオクタリンク勘合部の面圧は設計値の倍になってしまいますから、更に挫屈してガタが出てくるかもしれません。XT BBに無理矢理圧入気味に組み付けた方が安全です。と屁理屈を付けて手持ちの軸長の合うBBを使うことにします。シェル幅が合わなくてサリーちゃんに使いまわしが出来なかったBBです。これで高いBBを買う必要が無くなりました。壊れるとしたらクランクが先でしょうし。XTR様に対してナンて酷い扱いでしょう。でも一件落着です。(あくまで自己責任ですからね。無茶なことしているからマネしないで下さい。)

XTR-Crank03-s クランクを前述のXT BBに、規定トルクを無視してガンガン締め付けます。(ネジが切れない程度にね。)Fディレーラーを仮組みして見ると、後1mm弱内側に入って欲しい所ですが変速は出来ます。で、この写真が組み付け状態。おお!高級っぽい。それにしてもまたデケェチェーンリング。っと思ったらやっぱりチェーン長が足りません。実家からロードの105のチェーンを持って来ることにします。アレなら足りるでしょう。

 と言う訳で、チタニシモくんも保留。こう保留ばっかりなのは、私に計画性が無いから?