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ランドナーのFマッドガードの取り付け

2016年02月01日 | Randonneur[Norton プライマリー]

 マッドガードの上にヘッドランプを設置するので、マッドガードの取り付け位置は、ランプとFキャリアとのクリアランスが基準になります。そこで、予め作っておいたランプブラケットの取り付け穴から開けることにします。

 マッドガード裏にマジックでケガイて、穴センターにポンチを打ちます。

 電ドルで穴を開け、リーマで形を整え金ヤスリでバリを取ります。

 M4のスクリューでランプを固定。

 平ワッシャを噛ませてナットで固定します。ランプのアースはこのナットから取るつもりですけど、ステンレスでもOKだっけ?電蝕については問題ナッシングと判断したンだけど・・・・あ、ボルトの先端をカットするのを忘れてました。

 配線はブラケットの前に穴を開けて、ここからマッドガード裏に廻します。

 次にFフォークへの固定。固定にはハト金具を使います。幸い、マッドガードとタイヤのクリアランスは、このハト金具をちょっと変形させるだけで適正に保てました。
 ランプとキャリアのクリアランスが適正になる位置に、取り付け穴センターをケガキます。

 マッドガードの表に付けた印を目安に、裏側に穴センターをケガキます。このケガキをいい加減にやってしまった為、狙いよりマッドガードの位置が後ろになってしまいました。
 ハト金具に付属のM3スクリューで固定するので、穴径は4mmです。

  M3では細すぎる気がしますが、長年の実績がある本所製品なので大丈夫なのでしょう。実際、見た目の不安感はありません。

 裏面には付属の真鍮っぽい座金を使います。長年の実績がある本所製品が異種金属を使いまくりなので、電蝕はさほど気にする必要は無いのでしょう。 

 マッドガードをフォークに固定してみると、前述の通りランプとキャリアのクリアランスが狙いより近くなってしまいました。これだとFバックとランプが干渉する恐れがあります。

 やり直しは効かないので、このまま先に進めます。しかし、マッドガードを前にズラす分には穴はフォークに隠れる方向なので、ここで修正すべきだったンですよねぇ。
 この後、マッドガードに変形加工を入れてるので、本当に後戻りできなくなってしまいました。

 次はキャリアへの固定。マッドガードをフォークに固定した状態で、穴位置をケガキます。

 キャリアに溶接してあるナットは、構造上奥行きがありません。

 こんなネジ下寸法のボルトはないので、既製品を金ノコでカットします。

 ここで輪娯館さんから便利な工具をお借りしました。

 径5mmの穴を開ける工具です。直接ケガイた位置を狙えるので前述のようなズレは発生しないし、ドリルのような大きなバリがでないのでアウター面を傷つける恐れのあるバリ取りをする必要もありません。

 変則的な取り付けをしたキャリアの為か、取り付けナットの位置が適正位置よりタイヤに近いです。 ナットを削る事も考えましたが、嵌合するネジ山が少なるなし面倒(コレが大きい)ので、マッドガードを固定した後、手で変形させました。

 マッドガードを磨いてないので分かりにくいですが、取り付け部廻りが凹状に変形しています。

 裏面はこんな感じ。

 お次はステーの取り付けですが、ダボ穴にネジが入らないのでタップでねじ山を整えます。

 スポークの1つと平行になるようにステーの位置を決め、マッドガードに印を付けます。実は、後になってこの位置が下過ぎたと気が付きます。 

 2点留めと言う固定観念があったので、1/3の位置に印を付け先ほどの工具で穴を開けます。

 固定してみると、なんかゴミゴミしている。これは1点留めの方が良かったかも。

 裏面はフランジボルト(左側)の使用が躊躇われる程、円弧がキツイです。少しでも面圧を下げる為、樹脂ワッシャを挟みました(右側)。

 マッドガードとステーを取り付け、ステーをカットする位置に印を付けます。

 マッドガードとタイヤのクリアランスは一定にはならないので、手でマッドガードを変形させてタイヤに合わせます。マッドガードの断面を開くと円弧はきつくなり、閉じると緩くなります。この辺りになると、気持ちに余裕が無くなってたので写真はありません。

 マッドガードをモミモミしていたら、ステーがアクスルシャフトに干渉してしまいました。

 もう一回、ステーを外しカットして出来上がりです。

 んんん~なんか野暮ったい。ここではじめてステーの位置が下過ぎた事に気が付きました。タイヤとのクリアランスは、かなり良い所まで追い込めたと思います。


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