小太りMTB

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OrangeP7詳細

2012年01月09日 | MTB[Orange P7]
 前回の記事の続き、オレンジP7の売却処分についてです。
 
Sany0019
 
【販売対象】
・フレーム:オレンジP7
・Fフォーク:マニトウ・ブラック・プラチナ
・ヘッドパーツ:ケーンクリークC2
のセット販売となります。
 
【希望販売価格】
 (旧)¥5,000→(新)¥4,000
 手渡し or 宅配着払い
 
【オレンジP7フレーム】
 
<スペック>
・2005年モデル/ブラック/サイズ15インチ(轍屋より購入)
 
・スケルトン(単位:mm)
P7
※上記測定値は、フォークストローク90mmの状態での金尺による実測値です。おおよその目安として下さい。写真はフォークが伸びきったストローク120mmの状態なので、大分チョッパーに見えます。
※身長161cmの私のフィーリングでは、細かいトレイルでは扱いやすく丁度よい。ロングライドでは、トップチューブ長がもう1サイズ大きい方が楽かもしれない。といった感じです。
 
・シートチューブ内径:Φ30.2mm
 Φ26.8mm化のアダプターを付けます。
・シートチューブ外径:Φ32mm
・BB幅:68mm
・エンド幅:135mm
・リアブレーキ台座:インターナショナル
Sany0023
 
・材質:クロモリ
    (チューブブランドは不明。多分オリジナル?)
 
<状態>
 トレイルメインの使用ですので小キズは多数あります。目に付く凹みはありません。大きな錆、キズは、以下の通り。
 
・トップチューブ、アウター受け部の錆
Sany0030
 銀色に見えるのはタッチアップペイント。毛くずのようなのはホコリです。
 
・チェーンリング側チェーンステー部のキズ
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 チェーン落ちしてチェーンを噛んだ際のキズです。シルバーでタッチアップペイントしてあります。
 
 マヌケにもシートチューブの底にシートステーアダプターが眠ってます。リンク先にある通り、異音等、機能、性能、品質への影響はありません。
 
【マニトウ・ブラック・プラチナ】
 
Sany0020
 
<スペック>
 ・2005年モデル/レッド
 ・120~90mmストローク調整(IT:INFINITE TRAVEL)付き
 ・右レッグ:TPC、オイル
 ・左レッグ:エアスプリング
 ・ブレーキ台座:ポストマウント
Sany0021  
 
 まだ以下にマニュアルが残ってます。
 ・ユーザーズマニュアル
 ・日本語ユーザーズマニュアル
 
<状態>
 2006年に重力技研さんにチューニングに出して以来O/Hはしていませんが、作動は良好です。
 もちろんO/Hすべき期間は過ぎてますので、O/Hした方がベストです。ココら辺は、使い方と費用対効果を秤にかけてご判断下さい。
 
【ケーンクリークC2】
  
Sany0027
 
Sany0026
 
 ケーンクリークの下ワンの精度がイマイチだった為、結構強引な組み付けをしています。
 今までのトレイルでの使用に於いてもガタつき、操作性、フレームへの影響はなかったので、今後も問題はないと考えます。
 しかしながら、この通りイレギュラーな組み付けをしてますので、希望販売価格を、当初の5千円から千円引いて、4千円とさせて頂きました。
 
 今週末に、販売単位にバラした状態で、あらためてブログにアップさせて頂きます。
 
 もし複数の方からご希望があれば、早い方順とさせて頂きます。現在、トモさまからコメントを頂いておりますので、トモさまが上記の条件でOKでしたら、トモさまがご購入頂けることとなります。 
 
 トモさま。ご家族からの「これ以上バイクを増やすなー」というクレームで脱落ー
 ってことで、早い者勝ちだよー
 
 今度の土日に、綺麗にしてヤフオクに出しちゃうよー
 ヤフオクで売れなかったら、B.C.porterのnoriさんにあげちゃうよー
 って、要らないか・・・
 


あけましてツーリング

2009年01月05日 | MTB[Orange P7]
Trail_090103_35_r_2
  
 あけましておめでとうございます。
 今年もよろしくお願いします。
 
 4日に、北関東某所へツーリングに行ってきました。
 メンバーは、Wさん、noriさん、きぃちゃん、luxさん、Yukkiy、私。私は体力的にかなり不安・・・。
 
 林道からアプローチ。
 
Trail_090103_02_r
 
 林道わきには、このような渓流が流れています。
 
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 やはり雪が積もっていました。
 
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 凍結路。
 
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 標高が上がるにつれ、積雪量が多くなります。
 
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 登りなのでペダリングを丁寧にしないと滑ります。
 また、ほんの少し左右のバランスを崩しただけでFタイヤが横滑りして、タコ踊り状態となります。
 一度停止してしまうと再スタートがこれまた面倒。私は半分近く歩いてしまいました。
 
 途中見かけたツララ。
 
Trail_090103_12_r
 
 ツララの中(裏)を水が流れています。
 
「trail_090103_13.MOV」をダウンロード
 
 林道から山に入り担ぎ上げになります。
 暫く登ると・・・。
 
Trail_090103_16
 
 心が折れそうになる一直線の登り。
 ここからは、バイクを置いて登ります。
 
 何だか期待感を抱かせるシンメトリーな風景。
 
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 頂上に着くと・・・おおっ!
 
Trail_090103_19
 
 筑波山方面。
 
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 男体山、日光方面。
 
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 水上方面。
 
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 赤城山方面。
 
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 360°見渡せる絶景です。
 
360_r
  
 関東平野方面。
 
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 この後は、手前左側の山の尾根を行きます。
 ほぼ、全行程シングルトラック!
 
 しかし、私はここで完全に体力切れ。
 下りで転倒、左わき腹を強打し、左腕が上がらなくなってしまいました。
 細い丸太も超えられず、バイクを押し上げられない、かなり情けない状態。
 
 登りはnoriさんにバイクを押し上げて貰い、下りはトランシーバーを持ったきぃちゃんにサポートして貰って、何とか道程を消化。
 しかし、かなりみんなの足を引っぱってしまい、今回のツーリングの最大の目的、天然バームが続く最後の下りでは、かなり暗くなってしまいました。
 
 時間的に厳しくなってきたので、09年よりきぃちゃんがサポートを受けることになったMDEコルテッロを貸して貰いました。
 一番楽しいところなのに、きぃちゃんゴメンなさい。
 
 MDEコルッテロ。写真は昨年のB.C.Poterさん主催のバックカントリー・ダウンヒル・コンペティション『ビチ・スポルト・ジャパン・カップ』もの。 
 080217_bcporter_06_r
 
 きぃちゃんがサポートを受けているバイクは、B.C.PoterさんHPの「インフォメーション」に載ってます。
 
 このバイク、とてもバランスが良く、肋骨にヒビが入っているかも知れない状態の私でも、かなりイケイケで下れました。
 F廻りの剛性が高くて路面からの外乱を受けにくく、握力がなく左腕が上がらない私でも、手放し状態で腰でハンドリングできた、とても楽しいバイクです。 
 お蔭で真っ暗になる前に山を下ることが出来ました。
 
 基礎体力の無さ、山中での怪我と、今回は大反省です。
 バイクを押し上げてくれたnoriさん、後方サポートしてくれたきぃちゃん、ペースを合わせてくれたWさん、luxさん、Yukkiy、皆さんありがとうございました。
 
 楽しく、また体を絞る必要を痛感させられた一日でした。
 
 怪我の方ですが、筋肉痛の方が痛いくらいなので大丈夫だと思いますよ
 
Trail_090103_37


新XTブレーキ投入

2008年12月28日 | MTB[Orange P7]
P72008122806_r
 
 いや・・・新品には違いないけど・・。
 いつのXTだよ。Vブレーキだし。
 
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 今日、年明けに計画されているツーリングに備えてP7をメンテしていたら、リアブレーキにのリンク部に異常に大きなガタを発見。
 
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 ガタがあるのは、上のリンク部分。
 確かコレ、初代Vブレーキですね。このブレーキ、新品のうちからカタカタしていた記憶があるンですけど、そのカタカタが2mmぐらいになってました。危ない危ない。
 
 多分、暫く前からこの状態でだったでしょうし、直ぐにバラバラになるとも思えませんが、ブレーキだけに見て見ぬふりはできません。そこで輪娯館さんに在庫を探してもらって、一番上のXTを入手しました。
 
 このXT、ぼってりしててカッコ悪いンですけど、初代Vに比べると大分しっかりしています。
 
 
 確かこのP7。組み上げてからキチンとメンテするのは、今回が初めて。
 
 BBを外してみると・・・。
 
P72008122802_r
 
 わっ!うん○!
 
 このうん○のようなものは、錆び止めに塗りたくっといたグリスと泥水が混ざったものです。 
 
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 しかし、なに、このリアルうん○っぷり。


転がり軽くしました。

2008年09月08日 | MTB[Orange P7]
 ブロックをリブで繋いで、転がりを軽くしてみました。
 
Trailrun080907_02_r
 
 ウソです。
 タイヤが減り過ぎです。
 
 タイヤが滑ってトレイルを傷めるので、早く交換しないといけませんね。タイヤ、半年も前に買ってあるのに。
 
 いや、ウソです。買ってない、と言うか金払ってない。
 輪娯館さん、スミマセン。この他にも、入荷しているのに引き上げてない部品ありますね。
 今更ですが、なるべく早く引き取りに伺います。
 
Trailrun080907_01_r
 
 ところで昨日は、また裏山に行ってきました。
 いや~、やっぱり皆で走ると楽しい!
 お誘い頂きありがとうございました!
 
 でも、先週に引き続き体か固まっている。かなり怖い
 特に2.5幅のDHタイヤに馴れた身には、パンクを恐れてカンカンに空気を入れた1.95幅のXCタイヤは怖いです。
 おまけにズルズル。
 
 これはタイヤが悪い。早くタイヤを交換しようと、また機材に頼ります。
 
 って、同じようなこと、ずっと前に書いたような・・・。
 
 しかし、登りは暑いです。水はたっぷり飲んでいるのですけど汗が蒸発しないので、体温の逃げ場がありません。軽く熱中症気味になっちゃいました。
 何か暑さ対策を考えないといけませんね。
 
 取り合えずDHウェアーは暑過ぎるようです。


オレンヂ部

2008年09月01日 | MTB[Orange P7]
 こっちのオレンジです。
 
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 OrangeP7。多分、正月以来の登場です。
 
 昨日は久しぶりに、Chiyさん、D5さんとトレイルランしてきました。春の高峰以来ですかね。
 
Trailster080831_01_r
 
 久しぶりの晴天です。
 
Trailster080831_02_r_3Trailster080831_03_r_3
  
 場所は、昨年はちょくちょく行っていた裏山。
 上の写真のようなポイントがありますが、岩の上は見た目よりもグリップします。
 
 問題は根っこ。ちょっと触れただけでズデンと行きます。まったく乗れません。
 やっぱりハードテイルって乗ってないと下手になるンだな~と思ってたら、Fフォークがロックアウトしてありました。
 
 でも、ロックアウトを解除しても乗れないのでした。
 
 やっぱり乗ってないと下手になります。


二者二様

2008年02月22日 | MTB[Orange P7]
Flite080129_01_r
 
 1×1に使っているサドルです。
 殆ど座ることがないので、泥でこすれて傷だらけになってます。
 ちなみに、革を貼り替えたばっかりの時はこんな状態でした。
 
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 一方こちらはP7に使っているサドル。
 シッティングで乗ることが多いので、常に尻に磨かれイイ感じにヤレてます。
 全く手入れしていなかったので、ひび割れちゃったのが残念。
 こちらの貼り替え時はこんな状態
 
 どちらのサドルもセル・イタリアのフライト。同じサドルレザーで貼り替えています。
 同じリジットバイクでも、乗り方、使い方が全く違うって事が良く分かりますね。
 
 こんな状態だったので、1×1を復活させるにあたり手入れをしました。
 
Flite080129_02_r まずはクリーナーで汚れ落とし。
 革を濡らすなら、一様に一面濡らした方が染みになりにくいようです。
 
Flite080129_03_r 乾かないうちに、プロテクションクリームを塗りこみます。
 
Flite080129_05_r クリームが乾いたところで、から拭き。
 
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 数日たった状態が、こんな感じ。
 革を貼り替える前の状態が酷かったので仕方ないのですが、座面がボコボコですね。


P7復活!

2007年12月23日 | MTB[Orange P7]
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 一年ぶりのオレンジP7の登場です。
 
 ローカル仲間のchiyさんから、ウチの近くの裏山を走ろうとお誘いがあったので引っぱり出してきました。
 風邪がほぼ治ったので、ちょうど私も走ろうと思っていた所でした。
 
 さすが乗っていないだけあって、タイヤとエアサスの空気を入れ、チェーンにオイルを点しただけでセッティングが出ました。重力技研さんにメンテして貰ったブラックは殆どエアが抜けておらずビックリ。(それにしても今後ブラックのスモールパーツは入手できるのだろうか?)
 
 しかし台所においていたせいか錆びている。部屋においてあるDMRは錆びてないのに。
 
P7_071222_01_r ポリッシュしていたステムは当然曇っちゃってます。汗は拭きとっていたつもりなのですが、拭き残していたのか白錆びも浮いています。
 
P7_071222_02_r 同じくポリッシュしていたクランクも曇っています。こちらは直接汗が落ちないので白錆びはありません。ピカールでもとに戻るでしょう。
 
P7_071222_03_r 表面処理が施してある既製パーツは問題なしです。ポリッシュは磨きやすいパーツだけにしておいた方が良いでしょう。
 
 ちょっと乗ってみるとメチャメチャ軽いですね。フレーム2.1kg、車重11kgはあるンですけどね。
 リアサスがないと漕ぎも含めてムチャクチャ違和感があります。もうリジットに戻れない体になってしまったかもしれない・・・。
 
 クロカン系装備も引っぱり出し準備万端だったのですが、残念ながら今朝は雨で中止。
 二度寝して目が覚めるとスッカリ晴れていましたが、ウダウダと室内ですごしてしまいました。
 
 一度身に付いた引きこもり生活から抜けられそうにありません。


やっぱり面白い!

2007年01月20日 | MTB[Orange P7]
Trail070120_01_r
 
 2ヶ月ぶりのトレイルランです。
 やっぱり面白いですねぇ。
 
 この頃、すっかりバイクから離れていた私でしたが、何故か今日は走る気がありました。
 そこで、午後2時過ぎからP7で近所の裏山を走ってきました。
 
 舗装路の登りは、かなりダメダメなことを覚悟していましたが、タイム的には落ちていませんでした。が、スゲェー苦しかった。
 
 トレイルの下りは、予想通りのヘッポコぶり。
 視線は近いは、ペダルから足が外れるは、ハンドル握り過ぎ。かなりビビリが入っています。
 でも、これはジェミニに慣れちゃったせいだと思います。何せP7でトレールを走るのは4ヶ月ぶりですから。
 まあ、ひとりで走っていたのでビビるくらいが丁度いい。
 
 思わぬ収穫もありました。
 テクニック的に登れなかった登りトレイル、と言うか岩登りを、登ることができたのです。「あれ?」ってくらいアッサリ登れちゃいました。(上の写真のトコではありません。)
 クランクを岩にぶつけるってコトを忘れていたので、気負わずに漕いだのが良かったようです。
 
Trail070120_02_r ココって、落ち葉で隠れていて見えませんが、岩々の根っこ根っこなのです。
 1.9in幅タイヤをパンク防止のため空気圧300kpaにしたP7では、結構キツイものがあります。
 言い訳ですけど。


RDガイド・プーリーの変形

2006年10月06日 | MTB[Orange P7]
 大分前のネタです。記事にしてない写真をさらってたら出てきたので。スッカリ忘れてた。

 ある時、P7のチェーンがチャラチャラ言い始めました。
 また、ディレーラー・ハンガーを曲げたか?と思いましたが変形はしていません。チェーンが捻れたか?チェーンリングかコグが曲がったか?シフトワイヤーの伸び?とも思いましたが、その何れでもないようです。

 原因を探すこと約10分。見付けました。コレです。
Guide_pooleys
 上の写真の黄色の丸の中。リアディレーラーのガイドプーリーの歯が変形しています。多分、枝でも噛んだのでしょう。

 「ガイドプーリーを買わなきゃ」と思っていたのですが、今日この写真を見付けるまで忘れていました。
 樹脂なので、その日の内に変形した部分が削れて音がしなくなっちゃったンですね。今まで忘れていたくらいだから、変速性能も問題無し。このままでイイや。


またしても裏山ショートコース攻略ならず

2006年07月28日 | MTB[Orange P7]
 25日(昨日の記事)に引き続き、26日の夕方もショートコース攻略にトライ。今度はP7です。

 1×1の方が下り易いンですけど、登りがね。キツイのよ。
 心配していた腰痛は出なかったのですが、シッテイングではそれ程酷使しないふくらはぎが軽く筋肉痛です。

 で、何時ものように登って下って、問題のここ。今度はバイクを降りて通れるラインを探します。
 狙いは写真左側の草地。足で探って見ますが、基本的にここも岩でした。真ん中の溝の斜面とほぼ平行にガツンガツン落ちてます。目論みは外れ。でも、少しは真ん中より楽かな。

 右側のハイカーの方が使っていると思われる土面に行ければ良いのですが、前のラインの流れからして、そこに入るのは無理なんです。ダニエルでも使えれば別ですけど。

 と言う訳で左側のラインにトライ。
 初っ端の進入で、草地に乗れず岩のキャンバーでスリップダウン。
 もう一回やり直し。今度は上手く乗れました。土がのっている分楽です。このまま行けるか?と思ったところで、草の蔓にハンドルを取られ、ハンドルを左にグイッと曲げられてしまいます。反動で体は岩場に投げ出され、あわや背中を岩に打ち付けるところを、どうにか足を着いて回避。
 ヒエェェ~!ビビったぁ~!

 もう、ここは完全にビビリモード。これから暫くは他の道を走ります。

 ところで、P7に使っている三ヶ島のマグペダルは、最高にグリップします。
 スパイキーCOMPを、スパイキーなスパイキーCOMPに改造するのは止めて、マグペダル買っちゃおうかなぁ~


P7 ローカルトレール・デビュー

2006年07月23日 | MTB[Orange P7]
P7_060723s

 私のアパートの裏山は何度も走っているP7ですが、本日やっと、ベースにしているローカルトレールでデビューを果たすことができました。

 ローカルトレールと言っても、ダウンヒルコースではなくて自走コース。ダウンヒルコースにも一度持ち込んでみようと思ったことはあったのですが、裏山を走った感じからして、あっという間にホイールを壊しそうなので止めときます。

 タイヤは1.95のイグナーター。パンク対策で空気圧を280KPaにしている上、多段ギアなので(それがフツーのMTB)舗装、林道とも、1×1より全然楽です。スイスイ登って行きます。って当たり前か。
 でも、シングルトラックの登りとなると、ペダリングテクニックとバランス感覚がモノをいいます。私のペダリングでは、ちょっとタイトになるとズリッっとタイヤを滑らせて、足を着いてしまいます。

 下りのジープロード(林道)も快適。1×1は転がりが重いタイヤの上、ギア比が低いので漕ぐこともできず、全くスピードにのせられません。一方、P7は上記のタイヤと多段ギアのお陰で、スピードがグングンのります。ジープロードであればタイヤのグリップも全く問題なし。
 この気持ち良さは、舗装路の下りに通じるモノがあります。つまり、調子に乗ってると大怪我するってこと。気を付けましょう。

 さて、最初の難関、且つ楽しい所、林の中の激下りです。
 案の定、イグナーターはグリップしてくれません。なにせ、乗車してない状態でもズリズリ滑ってしまうのですから。
 そこで、リアタイヤの上に座って、バイクの動きをを止め、「せーの」でペダルに足を乗せて、そこからはエッジのないスクート状態。タイヤは全くグリップしてないので、バランスだけで舵をとります。なもんで、あっちの木にハンドルをぶつけ、こっちの木にハンドルをぶつけ「ガン!ガツ!ガキン!スデン!」と最後にはコケます。これはこれで楽しいです。
 でも、大分路面を削ってしまいました。直ぐに草ボウボウになる所なので大丈夫でしょうけど、トレールにダメージを与え過ぎる前に、このタイヤを乗りこなしたいモンです。

 お次は、大きな石がゴロゴロしているシングルトラック。120mmもストロークあるFサスのお陰で、ここは楽チン。タイヤの接地感が無いのも余り気になりません。でも、バイク任せににすると、またパンクするので積極的に体で衝撃を吸収するようにします。

 谷道入ると、このところの雨のお陰で道が川になってます。ここはゆっくり走ります。飛ばすと、サドルから、ケツから、バックパックにヘルメットまで泥だらけになっちゃいます。

 この後は、横の動きが楽しいシングルトラックですが、私のペダリングと体力ではやはり登れません。ここは押し上げで下りオンリー。
 ここの下りは、1×1とは違った楽しさがあります。微妙にタイヤの接地感が薄いところが楽しいです。ズルズル滑る訳では無いンですけど。転がりが軽いから楽しいのかな?車重も軽いし。もしかしたら、これが軽快感ってヤツかもしれません。

 ここで残念ながら時間切れ。PM1からのFSSに行くので先に上がらせて貰います。すると、一緒に走ってたlaxさん(今までのKさんね)とFさんも上がる事に。私のせいで早上がりさせちゃったみたいでスミマセン。

 laxさんとFさんに「一緒にFSSに行こう!」って誘ったのですが、いきなり初めてのパークライドを大勢の人前でやるのが恥ずかしいのか、来てくれませんでした。

 私、恥ずかしいけど走っちゃいましたよ。面白かったですよ。それに、観るだけでもかなり楽しい!来年は行きましょう。

 今日のFSSの様子は、また後日、別の記事で。昨日の様子は、昨日の記事を読んで下さい。

 しかし、今日は疲れました。
 


ボトル探索

2006年07月15日 | MTB[Orange P7]
 ボトルとは、飲料水を入れるボトル、バイクのボトルゲージに挿すボトルです。

 休日にバイクにたっぷり乗る時はハイドレーションシステム(給水パック。背中に水バックを背負って、チューブでチューチュー飲むヤツ。)を使っていますが、平日の早朝や夕方に乗る時は、サッと仕度してパッと片付けたいのでボトルを使っています。

 で、「ケツを刺される。」で、裏山を下った時に、バックパックのサイドポケットに挿しといた予備ボトルを落としてしまったようなのです。

 このままでは山にゴミを落として来たことになります。それに、使い勝手が良いボトルで気に入っていたのです。探してこなければ。

 今日は早起きして、走りに行こうと思っていたのですが、寝過ごしてしまいました。起きたのは朝9時。もう既に日が「かぁ~っ」と照っています。相当暑そう。なにせ暑くて目が覚めたのですから。
 とてもバイクに乗る気にはならないので、ユニクロのBODY TECH(コレとっても便利)特価590円を買いに行ったりして、日がかげるのうかがいます。

 午後2時過ぎに日がかげってきたので、P7で出発です。下りはもちろんボトルを落とした南斜面のショートコースです。

Urayama_06071501s ショートコースと言っても、なかなかテクニカルなんです。
 これは下ってきたところ。ここでコケました。
 
 
Urayama_06071503s これから下るところ。
 写真ではなだらかに見えますが、結構急なんです。今日は乾いているので、かなり走りやすい方。
 
Urayama_06071502s これは更にその先。
 結構ドカドカ落ちています。
 
 
Urayama_06071504s この段差は下りられない。下りられたとしても、またパンクしちゃう。ってことで、段差の脇の斜面を下りようとすると・・・!
 あっ!あった!ボトルだ!

Urayama_06071505s まさしく私のボトル。まさか見付かるとは思っていなかった。
 実は見付かるなんて全然期待していませんでした。トレールの先を見通す事が精一杯で、その脇まで目がいくとは思っていなかったのです。道の真ん中に落ちていたら拾って帰ろうって程度でした。
 変なところで幸運を使っちゃたかな?

Urayama_06071506s ここも下りれなかった所。
 やっぱり写真ではなだらかに見えますが急なんです。
 走れそうなラインが三つ見えますが、下りながらそのラインに乗ることができません。
 やはり、修練が足りません。

Urayama_06071507s_1 この写真の見えなくなっている所から先が、見通しの良い高速コーナーが続く気持ち良い所。
 見通しが良いと言っても、人が居るか居ないかが分かる程度で、草むらに隠れた根っこ、岩、小ドロップオフ、水切り等は見えません。これらの場所を覚えてから飛ばすようにしましょう。
 それから、人の目がある時は飛ばしてはいけませんよ。あっという間に暴走自転車が居るってことになって、乗り入れ禁止になっちゃいますから。

 前回は、ここでパンクしたと思われるので、バイク任せにしないで、積極的に脚を動かすようにします。もちろんスピードも抑えます。おまけに空気圧は280kpaにしてあります。そのお陰でパンクはありませんでした。

 全行程を下り終えてサドルを上げようとしたら、腕に大きなナナフシがぶら下がっていました。茶褐色をしているのでメスなのかな?手で捕まえて草むらに移そうとしますが、なかなか離れてくれません。捕まえるとそっちの腕にぶら下がってしまうのです。
 体が茶褐色だから、緑色の草むらより、黒いプロテクターを付けた私の腕の方が良いのでしょうか?いつからぶら下がっていたか分かりませんが、私の腕の方がよっぽど危険なのに。
 1分ほど四苦八苦して、やっと草むらに戻す事ができました。戻したと言っても、ナナフシにとっては相当な距離を運ばれちゃったンでしょうけど。


ガァァ!P7のRDハンガーが曲がったぁ!

2006年06月25日 | MTB[Orange P7]

 「曲がった」ではなくて、「曲げた」ですね。
 乗車二回目にして、早くもP7のフレームを壊してしまいました。リアディレーラーのハンガーを曲げてしまったのです。それも、また間抜けなやり方で。

 昨日は雨が降らなかったので、先週同様、喜び勇んで近所の裏山にP7で走りに行きました。
 アプローチの舗装登りも、先週より心持ち軽快に漕げています。調子良さげです。

 最後のキツイ登り。額をステムにくっ付けるようにして登るほどの傾斜です。舗装でグリップが良いので回すペダリングなど考えずに、ガン!ガン!ガン!と一気に踏んで登っちゃいます。
 と、「ガチィィ~ン!」とクランクが急に止まって、「オットット!」とコケそうになります。チェーンサックです。

 バイクを降りてチェーン廻りを確認しますが、何処もチェーンが噛み込んでいる様子がありません。只、何故かリアディレーラーが横方向に動いてくれません。なんで?っと、くまなくディレーラー廻りを観察すること1分、「何っ!」

P7_chain_sack_01s 写真の通り、テンションプーリーに噛んでるチェーンのピンが抜け掛け、ディレーラーのプレートと干渉しています。これでディレーラーが動かなかったのね。
 XTクラスと言えども、チェーンの継ぎ痕が5、6箇所もあるこのチェーン。このバイクを組んだ時のカシメが弱かったのか、他の部分が緩んだのか分かりませんが、チェーン使い過ぎ。
 「チャラチャラ」と音にはなっていなかったのですが、足裏に振動を感じていたので、早々に新品チェーンに替えようと思っていたのですが、チョット遅かった。

P7_chain_sack_02s 取り合えず動くようにしないと、身動きできないので、暫定処置です。
 テンションプーリーを緩めて、ピンが出っ張っているチェーンをディレーラーから外し、チェーンカッターでピンを押し込んでおきます。

 これで動く筈。クランクを回すと、今度はチェーンがカセットスプロケとホイールの間に落ちてしまいます。
 「ディレーラーが曲がっちゃたかな?」と、真後ろから眺めてみると、「ゲッ!ハンガーが曲がっている。」
 私がハンガーを曲げたのは、これが初めて。P7のハンガーは、クロモリフレームとの一体式。早くもフレームを傷モノにしてしまいました。
 考えてみれば、今回のトラブルはハンガーを曲げるのにもってこいのトラブル。チェーンを新品で組んどけば良かった。ガックリです。

 トラブルを抱えたまま山に入るのはヤバそうなので、このまま登ってきた舗装路を下ることにします。

 舗装路の下りをマトモに走るのは久しぶり。いや、初めてかな?舗装路ってスピードでるンですねぇ~。チョットした登り返しでバイクが浮くくらい。これは面白い!
 コーナーの進入でブレーキを掛け、バイクを倒し込むポイントでブレーキをリリース(タイトなコーナーではFブレーキのみリリースして、Rブレーキでスピード調整)すると、スパンッ!とバイクが倒し込めます。そのまま外足を地面方向に押し付けながらリーンウィズでコーナーに入ると、タイヤをキュキュキュキュキュ~と鳴らしながらバイクが曲がって行きます。

 面白い!楽し過ぎるゥゥ~!

 「こりゃあ、ヘルメット被った方がいいよなぁ。」と思いつつも、面白過ぎて最後まで下ってしまいました。コケなくて良かった。

 で、家に帰って早速、輪娯館さんに「ハンガー修正工具ってあります?」と電話。あるとのことなので、今日のトレールランの帰りに寄って直してきました。

 これでP7は無事直った訳ですが、チェーンはまだ古いまま。早いトコ替えなきゃ。


05 マニトウ ブラックシリーズ                          「ブラック・フォ

2006年03月28日 | MTB[Orange P7]
 正直言って、つまらない上に長い記事です。一連の「05 マニトウ ブラックシリーズ 分解復元手順」(かも?)を今まで未読の部分も含め、ひとまとめにした記事です。
 いくら穴埋め記事と言っても章ごとにバラバラでは読みにくい。それに、実際に分解作業をする時には、紙に印刷したものがあると便利です。でも、私のプリンターはインクリボンがとっくに生産中止になってるので、印刷できません。
 そこで、手順をひとまとめの記事にして、某所のPCで読み出して印刷しちゃおうっていうモクロミ。姑息を通り越してエゲツナイです。

 マニュアルの文法も、わからない単語も説明もすっ飛ばして、全く私自身の解釈で手順を書いちゃいます。よって、本内容について私は全く責任は持てません。正しい手順については、05ブラックシリーズのWebマニュアルを参照して下さい。

 また、実際に作業して手順の間違いに気が付いても、この記事は手直ししないつもりです。でも、作業した内容を別途写真付きで記事にするかもです。

<05 マニトウ ブラックシリーズ 分解復元手順> かもしれない

● 分解手順

◎ アウターレッグの取り外し

① 先ず、フォークを必ず最長トラベルに設定してください。

② フォークをひっくり返してください。そして、リバウンドアジャスターノブ(青)を取り付ける固定スクリューを取り外してください。 [使用工具]:固定スクリューを外す為の2mmアーレンキー

③ 左レッグ(乗車状態から見て左側)の下部から、11mmのコンプレッションロッドのボルトを取り外してください。 [使用工具]:11mmソケットドライバーかスパナ

④ 右レッグ底にあるリバウンドダンパーシャフトの端部に、8mmのアーレンキー差し込んでください。アウターレッグの中にあるダンパーシャフトを緩めるために、アーレンキーを時計廻りに回してください。アウターレッグの中のダンパーシャフトが、見えなくなる方向にダンパーシャフトを回すことになります。 [使用工具]:8mmアーレンキー

⑤ 「セミバス」潤滑システムでの作業: フォークレッグの下部を、地面に置いた廃オイルパンの上に置いてください。アウターレッグの中のセミバスオイルがオイルパンに垂れるように、フォークを下向きにオイルパンに向けて、アウターレッグを引いてください。完全にインナーレッグからアウターレッグを引き抜いてください。そして、アウターレッグ内側とインナーレッグの、余分なオイルを拭き取ってください。 [使用工具]: オイルパンとウェス

◎ TPCコンプレッションダンピングアセンブリの取り外し

※ アセンブリは、乗車状態から見て、クラウン左側上面にあります

① コンプレッションダンピング調整/ロックアウトが装備されているフォークの場合: 反時計回りにノブをいっぱい回して、コンプレッションダンピングを最小にしてください。

② ダンピングアセンブリの調整ノブをとめている2mmのアーレンスクリューを外しててください。

③ 調整ノブを取り外してください。そして、クラウンからコンプレッションアセンブリを緩めて抜いてください。ネジを緩めるようにアセンブリを回して、アセンブリをクラウンからそっと上方へ引き抜いてください。(メモ:アセンブリがクラウンから引き抜かれるとき、インナーレッグから少量のオイルが出てくるので注意してください。) [使用工具]:26mmソケット

◎ SPV或いはTPCリバウンドダンピングアセンブリの取り外し

① 右レッグからダンパーエンドキャップのねじを緩めて抜いてください。、そして、インナーレッグから、SPV或いはTPCダンピングアセンブリを引き抜いてください。

② SPVVバルブの機能をチェックするためには:(省略) [使用工具]:24mmレンチか、8-10’モンキー

◎ エアフォーク: エアピストンとコンプレッションロッドアセンブリの取り外し

① シュレーダーバルブを覆うエアダスト・キャップを取り除いてください。
 a.シュレーダーバルブを押し下げ、空気を抜きます。
 b.20mmソケットで、左レッグの上端にあるエアキャップを取り外します。

② 2mmのアーレンキーで、リバウンド調整ノブを取り外してください。

③ 8mmのアーレンキーで、右レッグ下端からダンパーシャフトを時計廻りにアウターレッグに押し込む方向に回してください。

④ 左レッグの下部から11mmボルト(コンプレッションロッド・ボルト)を取り外してください。

⑤ インナーレッグをアウターレッグから抜くとセミバスオイルが漏れるので、オイルパンの上で、アウターレッグからクラウン/コラム/インナーレッグ・アッセンブリを取り外してください。

⑥ フォークの再組み立ての前に、すべてのセミバスオイルを必ず排出してください。

⑦ 左インナーレッグから、左レッグのエンドキャップとコンプレッションロッドアセンブリを取り外してください。これにより、スプリングとエアピストンロッドは取り外せます。

⑧ 長さおよそ18インチ/458mm且つ、直径1/4インチ/7mm以下の細長いロッドを用意してください。そして、それを左レッグの下部からレッグ内に挿入してください。必ずロッドを、インナーレッグの途中にあるネガティブスプリングアセンブリの中心に通してください。ロッドがエアピストンに接触したら、ゴムハンマーで、インナーレッグ先端からピストンを叩き出してください。

(エアピストンを外すと再使用できないと読み取れる記述があるから、必要なければ、エアピストンは外さない方がいいかも。)

※ (左インナーレッグにロッドを挿入して、ゴムハンマーでロッドを叩いている写真の説明): 長いロッドでピストンを叩き出します。

● 組み立て手順

◎ コラムクラウンアセンブリアの組み立て(エアスプリングフォーク)

① 左インナーレッグのシャフトの端から端まで、指で少量のPrep-Mグリスを塗ってください。

② エアピストンの外径に、少量のPrep-Mグリスを塗ってください。

③ インナーレッグの先端のシャフトが通された方向から、エアピストンを(金属側が上にある状態で)インナーレッグに挿入してください。指を使って、インナーレッグにシャフトの先にあるピストンを押し込んでください。

④ グリースをよく塗りこんだエアプッシュ・ロッド、ポッシブ・スプリング、およびコンプレッションロッドアセンブリを挿入しててください。規定トルク値でコンプレッションロッドを締め付けてください。

⑤ ピストンの上におよそ3ccの40wtオイルか、良質の自動車エンジンオイルを垂らしてください。そして、エアキャップアセンブリを挿入してください。規定トルク値でエアキャップを締め付けてください。

⑥ ダンパーシャフトを完全に伸ばしてください。そして、インナーレッグのエンドキャップ面にダンプラバーを当ててください。インナーレッグのアッパーブッシュからアウターレッグにクラウン/コラムアセンブリをはめてください。
 水平にフォークを持ち、それぞれのアウターレッグの下部の穴に16ccの5-40wt セミバスオイルを注入してください。スポイトを使うのが適当でしょう。

⑦ ロアブッシュをアウターレッグに押し込んでください。そして、4mmのボルトを挿入してください。次に、反時計回りに8mmのダンパーコンプレッションロッドを規定トルク値で締め付けください。

※ (エアピストンの写真の説明): 金属面を上に向けて、エアピストンをインナーレッグに挿入します。

※ (クラウン上面から見た左レッグの写真の説明): ピストン挿入前に、薄くグリースをシャフトとピストン外側に必ず塗ってください。ピストンの上にに3ccの油を注ぎ込んでください。

◎ クラウンアセンブリ、ダンパーアセンブリの組み立て手順

① ここでは、インナーレッグ下端に、SPV或いはTCP リバウンドダンピングアセンブリを取り付けます。SPVバルブの機能をチェックして、アセンブリの先端のピストンの周りにあるO-リングにPrep-Mグリースを薄く塗り、規定トルク値にエンドキャップを締め付けます。

② クラウン/コラム/レッグアセンブリの右側上、アセンブリのクラウン側を手前に向けます。SPV或いはTCPダンピングアセンブリのロッドをいっぱいに延ばします。次に、右側インナーレッグにダンピングオイル(P/N: 85-0023)をレッグの1/4程注ぎます。
 そして、右側インナーレッグの先端をウェスでカバーします。次に、SPV或いはTCPダンピングアセンブリのロッドを上下におよそ5回ストロークさせます。これにより、オイルがピストン内部に行き渡り、エア溜まりを生じさせないでしょう。
 ダンピングアセンブリを完全に取り出し、インナーレッグに指定されたオイルレベルにダンピングオイルを注ぎます。

③ ボリュームコントロール或いはTPC コンプレッションダンピングアセンブリを右側インナーレッグ先端から挿入します。そして、規定トルク値で締め付けます。
 次に、コンプレッションダンピング調整ノブを取りつけ、2mmのアーレンスクリューで固定します。
 赤いボリュームコントロールの16mmヘキサナットのネジを抜き、インナーレッグへ反時計回りに全て締め込んでください。

④ 以上で、クラウン/コラム/レッグアセンブリは完成です。

⑤ [使用工具]:  8-10”モンキーレンチ、マニトウボリュームコントロールアジャスター(P/N: 85-3007)、24mmソケット、20mmソケット、メートル法の定規。

◎ アウターレッグの組み立て手順
                             
① 左インナーレッグのコンプレッションロッドと、右インナーレッグのSPV或いはTPCリバウンドダンパーシャフトが向くように、完成したクラウン/コラム/レッグ アッセンブリーを逆さにしてください。
 ダンパーシャフトの下端のダンプラバーが見えます。このダンプラバーは、アウターレッグをインナーレッグに嵌める際に、シャフトを延ばしたままに保つ助けになります。
 SPVモデルの場合、右レッグ先端のシュレーダーバルブから、ダンパーレッグにエアを入れる事により、シャフトが無用に動くのを抑えられるでしょう。

② エンドキャップに向かってダンプラバーを寄せながら、リバウンドダンパーを延ばしてださい。ダンプラバーは、インナーレッグをアウターレッグに差し込む際、ダンパーシャフトが縮んでしまうのを抑えてくれるでしょう。

③ インナーレッグを、アウターレッグに半分ほど押し込んでください。そして空中で地面に対しおよそ45の角度に(上を下に向けた状態で)フォークを持って、アウターレッグにセミバスオイル( 5/40wt合成潤滑油、P/N:85-0022)を注入してください。それぞれのアウターレッグに16ccオイルを注いでください。オイル注入するのにスポイトを使用すれば容易に作業が出来ます。

④ ダンパーシャフトがアウターレッグに接するまで、インナーレッグアセンブリをアウターレッグに押し込んでください。アジャスターへックスシャフトはわずかにアウターレッグからはみ出る筈です

⑤ アウターレッグ下端のネジ穴ににダンパーシャフトを通して、8mmのヘクサレンチでダンパーシャフトを反時計廻りに回して規定トルク値で締め付けてください。

⑥ リバウンド調整ノブを、へクスシャフトに取り付けてください。インディケータがアウターレッグ下端外周の凹凸形状によって止められるまで、ノブは回るはずです。そうでなければ、ノブを取り外し、フルトラヴェルに達するまで、1/6回転でづつずらしてへクスシャフトに再取り付けしてください。

⑦ コンプレッションロッド(左レッグ)のねじを規定トルク値で締め付けてください。

⑧ [使用工具]: 8mmアーレンキー、2mmアーレンキー、11mmナットドライバー或いはレンチ、潤滑用セミバスオイル、エアポンプ

 以上で、分解、組み立て手順はおしまいです。しかし、私のブラックプラチナにはIT(ストローク調整)が付いています。ITのマニュアルは5ページもあります。後は、斜め読みと分解写真を見て分解しちゃいましょう。


取り合えず完成・・・だけど

2006年03月27日 | MTB[Orange P7]
Completion_of_p7_02s

Completion_of_p7_04s 「アパートで出来るトコまで組みました。」の続きです。
 シフター及びブレーキのアウターは、「輪娯館」さんで測り買いするので、お客さんが少なくなった夜にバイクを持ち込みます。アウターの束を直接バイクにあてて、切り取った分だけ買うンです。無駄が出なくていいでしょ。

Completion_of_p7_01s こんなモノまで用意してしまいました。とことん懐古趣味・・・じゃなくて、今の色モノ流行りにノッたんですよ。って流行っているのかぁ?
 で、出来あがってみると小っちぇぇ~!お子様バイクみたいです。アパートで組んでるときは小さいと思わなかったのですが、外に出すと相当小さく見えます。まあ、私が乗るンですから仕方ないですね。それもクロカン乗りするのではなくて、山遊び用ですから。
 
Completion_of_p7_05s この細さ!カッコイイ!やっぱりリジットバイクを後ろから見た姿って好きです。

 アスファルトの上ではありますが、早速乗ってみます。
 凄いクルクル回る。回頭性最高です。ペダリング優先のサドル位置でも、サドルに座ったままでギュンギュン倒せます。まあ、土の上ではそうはいかないでしょうけど。でも、サドルを下げなくても下れそうな予感。このサイズにしておいて良かった。
 回頭性が良い分、登りの直進安定性が悪いンでしょうけど、私には関係ありません。今、登れるバイクは、このP7と1×1しかありませんし、1×1はシングルスピードなのでダンシングでゴリゴリ漕ぐしかありませんから、直進性なんてあまり関係無い。
 第一このP7は、85mmと私のバイクの中ではダントツに長いステムを付けていますので、ハンドルがフラフラして登れないなんてことは無いでしょう。
 本格的に登るとなったら(そんなことは無いでしょうけど)、ステムを上下逆さにして、サドルを後方に下げれば十分でしょう。

 重量も測っておきました。この状態で、
    11.4kg
 思ったより軽く仕上がりました。2.01kgのクロモリフレームとしては、上々の出来ではないでしょうか。

 これも、SJさんに破格で譲って頂いたXTRクランクと、、「輪娯館」さんに破格で売って頂いたアラヤのRM-395 TeamXC(この写真の状態で990g。軽いでしょ。)のお陰。ありがとうございました。

Completion_of_p7_06s ああ!早く山で乗りたい!
 けど、このフロントフォークのオイル漏れ。新品なのにィ~。ストロークを最小に縮めて48時間放置した状態がコレ。これは、完全にダンパーオイルの漏れですね。原因究明と修理は、また別途記事にします。

Completion_of_p7_03s