小太りMTB

ちっともMTBに乗ってないMTBerのブログ

ランドナーのRマッドガードの取り付け

2016年02月03日 | Randonneur[Norton プライマリー]

 フロントに引き続きリアのマッドガードを取り付けます。
 その前にボスにネジが通らないので、タップでネジ山を整えます。よく見るとネジ山に塗膜がのっているので、この自転車はマッドガードを取り付けずに使われていたのかもしれません。

 面倒なのがチェーンステーとシートステー部分のボス。90度弱回す度にハンドルを付け外ししなければなりません。

 まずチェーンステー部の取り付け位置を決めます。

 パンチで穴開け。

 フレームに直付けだとタイヤとのクリアランスが大きくなってしまうので、適当なカラーを挟んで取り付けます。

 フレームに固定しました。
 締結部に樹脂やゴムを挟むと緩みの元なのですが、ランドナー本を見ると皆、皮やゴムワッシャーを挟んでいるので、ゴムワッシャーを挟みました。直付けだと振動を拾ってクラックが入っちゃうのかな?

 この状態でシートステー部のボスに合わせて穴を開けます。

 ボスぴったりの位置に穴が開きました。

 と思ったらカラーの厚さ分オフセットするとボスからズレちゃいます。正確にはオフセットではなくチェーンステー部の取り付け点を中心にした円運動ですからね。
 仕方ないので、チェーンステー部の取り付け穴をパンチと金ヤスリで長穴に加工しました。斜めっちゃったけど。

 無事取り付いたので、ステーの位置を決めます。後ほど判明しますが、この位置、上過ぎです。

 テールランプの位置も決めます。ランプの上辺が水平になるように決めましたが、これも上過ぎでした。

 穴を開けて取り付け。フロントの経験から1点留めにしました。フロント同様、マッドガードを揉んでタイヤとのクリアランスを一定にします。

 フロント同様にステーをカットしアーレンダルマで固定。アーレンダルマをダブルナットの要領でナットで固定したのですが、そのナットとチェーンが干渉してしまいました。

 仕方ないのでナットを金ヤスリで薄くします。もう加工次ぐ加工・・・・取り付けに使った既製品のボルトはほぼ全てに加工が必要でした。

 一応形にはなりましたが、なんか野暮ったいです。

 フロントのステーは下過ぎて鈍重に、リアはステーとテールランプが上過ぎて腰高に見えます。もうちょっと慎重に位置決めすべきでした。
 タイヤとマッドガードのクリアランスは、及第点だと思います。


ランドナーのFマッドガードの取り付け

2016年02月01日 | Randonneur[Norton プライマリー]

 マッドガードの上にヘッドランプを設置するので、マッドガードの取り付け位置は、ランプとFキャリアとのクリアランスが基準になります。そこで、予め作っておいたランプブラケットの取り付け穴から開けることにします。

 マッドガード裏にマジックでケガイて、穴センターにポンチを打ちます。

 電ドルで穴を開け、リーマで形を整え金ヤスリでバリを取ります。

 M4のスクリューでランプを固定。

 平ワッシャを噛ませてナットで固定します。ランプのアースはこのナットから取るつもりですけど、ステンレスでもOKだっけ?電蝕については問題ナッシングと判断したンだけど・・・・あ、ボルトの先端をカットするのを忘れてました。

 配線はブラケットの前に穴を開けて、ここからマッドガード裏に廻します。

 次にFフォークへの固定。固定にはハト金具を使います。幸い、マッドガードとタイヤのクリアランスは、このハト金具をちょっと変形させるだけで適正に保てました。
 ランプとキャリアのクリアランスが適正になる位置に、取り付け穴センターをケガキます。

 マッドガードの表に付けた印を目安に、裏側に穴センターをケガキます。このケガキをいい加減にやってしまった為、狙いよりマッドガードの位置が後ろになってしまいました。
 ハト金具に付属のM3スクリューで固定するので、穴径は4mmです。

  M3では細すぎる気がしますが、長年の実績がある本所製品なので大丈夫なのでしょう。実際、見た目の不安感はありません。

 裏面には付属の真鍮っぽい座金を使います。長年の実績がある本所製品が異種金属を使いまくりなので、電蝕はさほど気にする必要は無いのでしょう。 

 マッドガードをフォークに固定してみると、前述の通りランプとキャリアのクリアランスが狙いより近くなってしまいました。これだとFバックとランプが干渉する恐れがあります。

 やり直しは効かないので、このまま先に進めます。しかし、マッドガードを前にズラす分には穴はフォークに隠れる方向なので、ここで修正すべきだったンですよねぇ。
 この後、マッドガードに変形加工を入れてるので、本当に後戻りできなくなってしまいました。

 次はキャリアへの固定。マッドガードをフォークに固定した状態で、穴位置をケガキます。

 キャリアに溶接してあるナットは、構造上奥行きがありません。

 こんなネジ下寸法のボルトはないので、既製品を金ノコでカットします。

 ここで輪娯館さんから便利な工具をお借りしました。

 径5mmの穴を開ける工具です。直接ケガイた位置を狙えるので前述のようなズレは発生しないし、ドリルのような大きなバリがでないのでアウター面を傷つける恐れのあるバリ取りをする必要もありません。

 変則的な取り付けをしたキャリアの為か、取り付けナットの位置が適正位置よりタイヤに近いです。 ナットを削る事も考えましたが、嵌合するネジ山が少なるなし面倒(コレが大きい)ので、マッドガードを固定した後、手で変形させました。

 マッドガードを磨いてないので分かりにくいですが、取り付け部廻りが凹状に変形しています。

 裏面はこんな感じ。

 お次はステーの取り付けですが、ダボ穴にネジが入らないのでタップでねじ山を整えます。

 スポークの1つと平行になるようにステーの位置を決め、マッドガードに印を付けます。実は、後になってこの位置が下過ぎたと気が付きます。 

 2点留めと言う固定観念があったので、1/3の位置に印を付け先ほどの工具で穴を開けます。

 固定してみると、なんかゴミゴミしている。これは1点留めの方が良かったかも。

 裏面はフランジボルト(左側)の使用が躊躇われる程、円弧がキツイです。少しでも面圧を下げる為、樹脂ワッシャを挟みました(右側)。

 マッドガードとステーを取り付け、ステーをカットする位置に印を付けます。

 マッドガードとタイヤのクリアランスは一定にはならないので、手でマッドガードを変形させてタイヤに合わせます。マッドガードの断面を開くと円弧はきつくなり、閉じると緩くなります。この辺りになると、気持ちに余裕が無くなってたので写真はありません。

 マッドガードをモミモミしていたら、ステーがアクスルシャフトに干渉してしまいました。

 もう一回、ステーを外しカットして出来上がりです。

 んんん~なんか野暮ったい。ここではじめてステーの位置が下過ぎた事に気が付きました。タイヤとのクリアランスは、かなり良い所まで追い込めたと思います。


本所のマッドガード

2016年01月30日 | Randonneur[Norton プライマリー]

 いよいよマッドガードの取り付けです。
 マッドガードは本所工研のモノ。本所工研は直接販売は行っていないので、サンエス経由で取り寄せて貰いました。

 モデルはタイヤ幅から選定したH40-26Nの模様なし品。

 この断面に合ったステイも購入。

 ステイをマッドガードに締結するダルマ螺子。ボルト長は首下8mm。8mmだと短すぎてマッドフラップを共留めすることは出来ませんでした。マッドガードだけを固定するにはピッタリの長さです。

 皮ワッシャと樹脂ワッシャ、フランジナットも付属していました。

 こちらはステーを車体のボス穴に固定するアーレンダルマ。

 こちらにも皮ワッシャと樹脂ワッシャ、フランジナットが付属しています。

 フロントフォークにマッドガードを吊り下げるハト金具セット。

 今回はリアを分割する予定はありませんが、今後の事も考えて分割金具も購入しておきました。

 マッドガードの取り付けは、かなり面倒とは覚悟はしていたのですが、その覚悟を上回る面倒臭さでした。


ハブのグリスアップ

2016年01月26日 | Randonneur[Norton プライマリー]

 前回組み上げたノートンのリアホイールの重量を量ってみます。

 1175g。26inch36本組みとしては、重くもなく軽くもなくって言ったところでしょうか?
 ちなみにアンブロッシオ・クロノF20 28HにTNIハブ+DT1.8mmストレートスポーク&アルミニップルで組んだロード用リアホイールは、815gでした。

  ホイールが組み上がったのでハブのグリスアップをします。回した感じでは状態は良さそうですが、カラッカラだったヘッドのコトもあるので精神衛生上バラします。

 アクスルを抜いてみると汚れてはいますがグリスはしっかり入ってました。

 ベアリング部にも適量のグリスが入ってます。 

 グリスを洗い流してみると、玉押しの状態も良好。

 ワンにも傷一つありません。

 ベアリングも新品同様。 良かった良かった。

 状態が良好であることが分かって一安心できたので、組み立てます。
 先ずはワンにグリスを塗ります。グリスはベアリングを仮止めするノリの役割りもさせるのですが、これはグリスを詰め込み過ぎです。これでは回転が重くなってしまいます。
 グリスの量は、ベアリングがギリギリ落ちない量が良いかと思います。

 玉押しにも塗ります。これも塗り過ぎですね。薄く塗るだけで良いです。

 ベアリングが落ちないようにワンに置いていきます。塗りすぎのグリスのお陰で楽々セット出来ますけど、こんだけグリスがつめつめだと回転が重いです。でも実車になれば大して気にならないし、耐久性重視のランドナーならこのぐらいの方が良いのかな? 

 スプロケを付けて出来上がりです。


ホイールの組み方

2016年01月23日 | Randonneur[Norton プライマリー]

 ノートン・プライマリーのリアホイールを組みます。
 リムはアラヤのSP30(650A)。ハブはシマノの8速時代の105(FH-1056)。スポーク本&穴数は36です。8本組み(4クロス)、イタリアンで組みます。

※ ここに書く方法は、あくまで素人の私なりのやり方です。プロフェッショナルな方法には遠く及びませんが、組んだ後も自分で振れ取り等をしていけば、十分使用に耐える仕上がりになると思います。

 左右のスポーク長が異なるので、左右が混ざらないよう 別々の器などに分けます。

①ハブにスポークを通す

 右側(ドライブ側)を下にした状態で、下の写真に示す位置関係で左右のスポークを通します。

 上から見るとこんな感じ。

 通したスポークを基準に、1つ穴飛ばしにスポークを通していきます。先ずは右側(下側)から。

 次に左側(上側)。

 ハブを左右(上下)逆さまにして、空いてる穴に左右それぞれのスポークを通します。

 スポークがとっ散らかると作業の邪魔になるので、スポークを適当に輪ゴムでまとめておきます。

 ニップルの締め付けトルクのバラツキが少なるなるよう、スポーク先端とニップルにオイルを塗っておきます。 ニップルはスポークとだけではなくリム穴周辺とも摩擦を生ずるので、オイルにドブ漬けします。

 締め付けトルクのバラツキが小さくなれば、スポークテンションのバラツキも少なくなります。ニップルに釣られてスポークが捻じれる量も少なくすることができ、不要なねじ山の破損やスポーク切れも防げます。

②右側(ドライブ側)のスポークの組み方

 先ずリムとハブのロゴの向きは、このようにすると見た目に統一感でます。車体左側から見てロゴのが読める(ロゴの上が左側になる)方向、かつリムとハブのロゴが同時に見える位置です。これは性能には関係なく見た目の問題。

 次にスポークの組み方です。リムとハブを右側を上にして置き、最初のスポークをこのように組みます。

 交差させるスポークは、ハブフランジに外側から通したものと内側から通したものの組み合わせ。右が外側から通したもの。左が内側から通したもの。これを写真のように外側から通したスポークを上にして交差させます。
 ハブフランジの交差させるスポークの間には6個のスポーク穴があります。交差させるスポークが通っている穴も含めると8個。これが8本組みのいわれです。6本組み(3クロス)の場合は、これが6個になります。

 リムへの通し方は以下の写真の通り。ハブフランジの外側から通したスポークをバルブ穴の右隣りのスポーク穴へ、もう一本をこの穴から一つ穴飛ばした右隣りに通して、リムからスポークが外れないように軽くニップルを締めておきます。スポークを通したリムの穴は、上側(右側)にオフセットしている筈です。

 これを一周繰り返しすと、右側が組み上がります。

③左側のスポークの組み方

  ホイールをひっくり返して左側を上にします。下側にハブのラチェット部が出っ張るので、下の写真のように足の上にリムを載っけると安定します。

 先ず最初にクロスさせる2本のスポークを探します。下の写真の様に、最初に組んだ右側のスポークのニップル部にスポーク先端がくるスポークを探し出します。

 2本のスポークの組み合わせは、右側がハブフランジに内側から通したもの、左側が外側から通したもの。8本組みなので、各々のスポーク穴間には6個、交差させるスポークのものを含めると8個になります。

 スポーク先端を合わせる位置は、 バルブ穴から左に2本目のニップルになります。

 探しだしたスポークを交差させた上、目印にしたニップルの左右の穴に通してニップルを軽く締めます。 ハブフランジに外側から通したスポークを上にして交差させます。

 指で指しているニップルが、目印にしたニップルです。

 これを一周繰り返すと、左側も組み上がりました。

 後は、スポークのテンションを上げ、センター出し&振れ取りを行えば出来上がりです。


ランドナーのホイール組み

2016年01月23日 | Randonneur[Norton プライマリー]

 この前長さを算出したスポークが届いたので、ノートン用のホイールを組みます。

 先ずは簡単なフロントから。

 36本3クロスイタリア組みです。

 ある程度テンションが掛かるまでニップルを締め込んだら、センターゲージでセンターを探ります。

 ざっくりセンターが出たら、振れ取り台に載せてテンションを高めつつ振れを取ります。

  組み上がりました。

 重さを測るのを忘れてしまいましたが、ハブダイナモだけあってかなり重いです。リアホイールより重い。

 機会があったら、リアホイールを使ってホイールの組み方を詳しく解説したいと思います。


ヘッドランプの取り付けブラケット

2016年01月21日 | Randonneur[Norton プライマリー]

 ランドナーのドロヨケの先端に取り付けるランプを購入しましたが、ドロヨケに固定する為のブラケットがありません。
 グランボアさんヤフオクでも手に入れられるのですが、 一般車のブラケットが流用できそうなので、これもランプと一緒に購入しました。お値段500円弱です。

 ブラケットの先端部分を使うので、トリムラインをケガキます。

 取り付け穴中心にポンチを打ちます。

 電ドルで取り付け穴を開けます。ピッチ間のバラツキ吸収と横方向の光軸調整の為に、ライト側をタイト、反対側をバカ穴にしています。

 ケガキ線の少し外側を金ノコで切断します。

 切り取れました。

 金鋸の切断面とバリ、鋭利な角等を金ヤスリをで仕上げます。

 素地が出てしまったコバ部にクリアのタッチアップペイントを塗って出来上がりです。

 大した手間も掛からず、そこそこ良い物が出来たと思います。


ハブダイナモ用のヘッドランプ

2016年01月19日 | Randonneur[Norton プライマリー]

 ハブダイナモを用いたホイールを組むキッカケとなったランプが届きました。以前記事にしたブリジストンのトートボックスという自転車のランプです。

 ランドナーでは定番のパナのSLK112よりも大分質感が高いです。その代わりSLK112の倍ほどのお値段になります。

 SLK112よりもかなり大きいすが、樹脂製のボディなので見た目ほど重くはありません。多分、ドロヨケ先端に取り付けてもドロヨケだけで支えられるでしょう。

 6V、2.4W、Made in China

  自動点灯on/offスイッチと光センサー。

 これでランドナーに、暗くなれば自動で点灯するバッテリー要らずの便利でカッコいいヘッドランプを取り付けられます。

 しかしこのハブダイナモとランプは端子が異なって、ポン付けでは付けられないンですよね。ハブダイナモは2本線のE2端子。ランプは1本線のJ1端子。
 果たして無事結線できるでしょうか?


スポーク長算出

2016年01月17日 | Randonneur[Norton プライマリー]

 まずはフロントから。
 他のスポーツハブと違って、スポーク長演算に必要な寸法がシマノのWebページの載ってなかったので、ノギスで実測します。
 組み方は、ツーリングやMTBのようなハードな使い方はしないので、一般車(ママチャリ)で一般的な3クロス。

 これらのパラメータを、以前作ったスポーク長演算の表計算にインプットすると・・・・
 

 検算としてスポーク長計算機で計算させると274mmとなるので、私の計算は間違っていないようです。輪娯館さんに教わったパブダイナモ付き一般車(スポーツ用よりハブフランジ径が小さい)のスポーク長もだいたい同じなので、間違いないでしょう。
 今までの組んだホイールの実績から-1mmとして273mmとします。(後日この長さで組んだ所、適正長より1mm強短い事が判明しました。計算結果から1mm引く必要はなかったようです。)

 リアは自転車についてきたハブの状態が良く、形もクラッシックなので、これをこのまま使うことにします。イタリア組みの4クロスで組んでありました。

 ハブの測定もスポーク長演算も面倒なので、このホイールをバラしてスポーク長を測定することにします。そのほうが確実だし。

 バラす前に、スポークとニップルの関係を把握しておきます。
 こちらが右(ドライブ)側。ちょっと長すぎです。これより1mmほど短い方が良いでしょう。

 こっちが左側。こちらはこのままの長さで良さそうです。

 ハブは古い105。 FH-1056とあります。腐食しているので研磨しようと思ってた表面は塗装でした。表面処理を剥がすと後の手入れが大変なので、このまま使うことにします。

 このスポークの測定結果は・・・・

 なんだ、無精して左右同じ長さのスポーク使ってたの。
 前述の通り右側が1mm長すぎなので、

  RH:287mm
  LH:288mm

となります。

 以上をまとめると、

◎フロント
 36H イタリア組3クロス #14 273mm×36本

◎リア
 36H イタリア組4クロス #14
   RH:287mm×18本
   LH:288mm×18本

 となります。

 あー面倒くさかった。


スポーツハブダイナモ

2016年01月17日 | Randonneur[Norton プライマリー]

 イラコンにかまけて作業が止まってたランドナーの組み立て。作業中断の間に殆どの部品が揃ったので作業再開です。まずは部品単価としてはトップクラスのハブダイナモから。

 Web上の情報によると、ハブダイナモは振動が気になる人は気になるとのコトなので、一番精度が良いであろうXTを頼んでいました。しかしシマノによるとXTは既に廃盤とのこと(相変わらずシマノのWebページの更新は遅くてWebカタログには載ってます)なのでLXを使うことになりました。3.0WのDH-T670-3Nです。

 プライマリーに付いてきたホイールのリムは、酷使されてブレーキ面が凹状に摩耗してます。まだ使えないことはないですが、折角ホイールを組むのでリムも新しくします。ロード用のリムに較べると全然安いし。

 購入したのは、元々ついていた銘柄と同じARAYAのSP-30です。

 シングルウォールのスポーク穴にハトメのない安いリムですが、ブレーキ面が摩滅するほど使ってもリム穴廻りに変形が見られないので、十分な強度を持ってると思います。

 一番下が今まで自転車に付いていたものですが、形状は全く同じのようです。 現行品はインドネシア製。

 こうして見た限り断面は同じです。

 ブレーキ面が平らになるので、ブレーキの効きも良くなると期待してます。

 久々のホイール組みですが、スポーク長ってどうやって出すンだっけ?


ブレーキレバーGC202Qのクイックリリース不具合の解消

2015年12月17日 | Randonneur[Norton プライマリー]

 ダイアコンペのツーリング車向けのブレーキレバーGC202Qです。
 レバー根元の凸部を押し込むと、このようにレバーが引き上げられて、ブレーキワイヤーを緩める事ができます。(ワイヤーのタイコは外せません。)

 このレバーを取り寄せ早速取り付けたのですが、ブレーキレバーを引く(ブレーキをかける)とクイックリリースされてしまうという現象が発生してしまいました。

 お世話になってる輪娯館さんの店員さんとあーでもないこーでもないと色々やってみたのですが解消されません。 Webを調べても、それらしい情報は無し。
輪娯館さんから代理店のヨシガイさんに問い合わせて貰ったのですが、何の事はない、「レバーピボット部、タイコ嵌合部にCR-C等の緩いオイルを挿す」だけで直りました。

 ワイヤーにクイックリリースするパーツが引っかかってしまうと言う、いわゆる馴染みが出れば解消される系の昭和の香りがする不具合でした。


honjoのドロヨケ

2015年12月14日 | Randonneur[Norton プライマリー]

 輪娯館さんから本所工研に問い合わせて頂いて、サンエス経由で取り寄せて頂きました。
 以前検討した通り、なんの飾りもない半円断面のH40です。 

 ステー他の小物も一緒に取り寄せました。

 ステー用のダルマとアーレンダルマにFt 用ハト金具。

 Rrは分割しないつもりでしたが、自作するより安く済みそうな価格だったので、分割金具も購入しました。

 取付面も穴もない真っさらなマッドガード。

 取り付け位置を確認するために、タイヤの上に置いてみました。事前検討をしたおかげで、タイヤとの関係は丁度良い感じです。 

 ケガく前にフレーム側のネジ穴を確認するためにボルトをねじ込んでみますがハマりません。よく見ると奥の方に泥が詰まっています。掃除してから再度ねじ込みますが、レンチを使っても2山程度しか入りません。 ブリスター状に錆びてしまっているようです。このフレーム、ドロヨケ無しで乗っていたのでしょうか。

 生憎M5のタップは持っていないのでホームセンターまで買い出しにいきます。ついでにハーネスやゴムワッシャー等、今後必要になりそうな物も買ってきました。

 タップを切ろうと思ったら、こんな面倒くさい位置関係・・・・地道にハンドルを付け外ししながらネジ山を切りました。

 残念ながら、この日はここで時間切れとなりました。


カンチブレーキシューの交換

2015年12月10日 | Randonneur[Norton プライマリー]

 私の調整が悪かったのか全く効かないカンチブレーキ。
 このダイアコンペの986、調べてみると90年代のMTB向け(ATBって言われてましたね)のブレーキで、カンチブレーキとしては「効く」という評価だったようです。
 私が持っていたサンツアー(グレード不明XC?)やシマノXTと同年代のものですね。このサンツアーやXTは、テンション調整するにはスプリングの取り付け位置を変更するしかなかったのですが、986はスパナで調整できるのが嬉しいです。 

 ブレーキが効かない要因は硬化したブレーキシューだと踏んで注文しておいたダイアコンペのOPC-12 カンチブレーキシューが届いたので早速交換します。

 見ての通り新品のシューにはトーインを出すためのポッチがついてるので、リム面にペタッと合わせて固定ナットを締め付ければOK。の筈ですが首振りの合い面に癖が付いていたのか、締め込んだら一番上の写真の通りトーインが消えてしまいました。
 このセッティングではブレーキ鳴きが出てしまったので、結局目検討でトーイン設定しました。あーこの面倒臭さ、懐かしいです。

 さてシュー交換の効果は如何に?

 効きました。全く効かなかった状態に比べれば劇的な効果です。と言っても、オルカやパナモリに使っているキャリパーブレーキには遠く及びません。当たり前ですが。

 今はママチャリ程度の効きですが、凹形状に摩耗してしまっているリム面と馴染みがでれば、もっと効くようになると思います。

 一方、ノートンに付いてきたシューを再利用したリアブレーキ。トーインのポッチは無いので、適当な厚紙を挟んでトーインを付けます。

 前後に長くて効きそうな見た目のシューですが、油をひいたように効きません。このシューは諦め、新しいシューを注文することにしました。


とりあえず走れるようになりました

2015年12月08日 | Randonneur[Norton プライマリー]

 この前の日曜日、ロイヤルノートン・プライマリーにブレーキを取り付け、とりあえず走れる状態にしました。ちゃちゃっとバーテープを巻いて、この日某所で行われた自転車のイベントを観戦してきました。

 見ての通り、かなり造りこまれたコースです。

 関係者の方の努力の甲斐あって、見応えのある大会でした。詳細はこちら

 久々にお会いしたKさんの29erのクロマグ。このトレイル向きの馬鹿でかいカセットが、シマノからXTグレードで出ていると聞いてビックリ。 これはリジットバイクを組みたくなるドライブトレインです。

 もう一つビックリしたのが、頭の形状を選ぶUrge(アージュ)。OGKと661しか被れない私が被れるフルフェイスが出ました。しかもお買い求めやすい価格(詳細忘れてしまいましたが、確か1万円代後半)。

 代理店のサローネ・デル・モンテさんに聞いたら、輪娯館さんでも取り扱うとのことです。 


ハンドル廻りの部品

2015年11月29日 | Randonneur[Norton プライマリー]

 ドロップ、リーチが大きすぎるサカエのハンドルバーと、補助ブレーキが怖い上に邪魔なシマノ BL-Z32に代わり、新しいパーツを購入しました。

 ハンドルバーは国内ランドナーの定番、日東のB135AA(w390mm)です。

 下ハンに行くにつれ広くなる形状は、リーンアウトでも下ハンでのコントロールがやりやすそうです。と思ったら末広がりである理由は、フロントバックとのクリアランスを保つ為だとか。
 手前上にライズされた肩部の形状が、楽ちんポジションを期待させます。 

 ブレーキレバーは、この手のパーツとしては最近発売(と言っても数年前)されたクイックリリース付きのブレーキレバー、ダイアコンペのGC202Q。

 すっかりブラッケットが大きなSTIレバ-をハンドルバー肩部と平らにさせるセッティングに慣れてしまったので、このような小さなブラケットではさぞかし手のひらが疲れるだろうと覚悟を決めていました。
 しかし以外にも手にフィットして危惧していたほど疲れる訳ではなさそうです。