miniな舞台

観劇記録+日記@不定期更新。俳優・内野聖陽さんを勝手に応援中!時々サカナクション。

今後の観劇予定

直近はナシです… コロナめ!

No.556 「オーランドー」

2017年10月29日 23時27分09秒 | 過去の観劇記録
2017年10月29日(日) マチネ 新国立劇場・中劇場 1階 21列 シモテブロック

多部未華子、小芝風花、戸次重幸、池田鉄洋、野間口徹、小日向文世。
原作=ヴァージニア・ウルフ、翻案・脚本=サラ・ルール、演出=白井晃、翻訳=小田島恒志・小田島則子、演奏=林正樹・相川瞳・鈴木広志。

16世紀のイングランドに生を受けた少年貴族オーランドーは、エリザベス女王をはじめ、あらゆる女性を虜にする美貌の持ち主。しかし初めて恋に落ちたロシアの美姫サーシャには手ひどくフラれてしまう。傷心のオーランドーはトルコに渡る。その地で30歳を迎えた彼は、なんと一夜にして艶やかな女性に変身!
オーランドーは18世紀、19世紀と時を超えて生き続け、またもや運命の人に会う。 そして時は巡り20世紀…。
愛とは、運命とは、そして言葉とは。16世紀から20世紀へ。
さあオーランドーと一緒に、時を飛び越えてめくるめく冒険の旅に出かけよう。
(あらすじは公式HPより)

千秋楽観劇。1階席の一番後ろだったが思いの外 良く見えたw
舞台奥には時代や雲や海の様子を映す大きなスクリーン。シモテ側にはピアノ。カミテ奥にはパーカッションと管楽器での生演奏付き。
基本セットの移動などはキャストが行っていた。
相変わらず詩的な表現の白井晃演出。

1幕はオーランドーの数奇な運命を辿る旅なので起伏も激しく面白かったが、2幕は不老不死のオーランドーが世紀をまたいで恋をしたり詩を書いたりという感じなので若干眠気が(^_^;) しかも心地よい生演奏(おいw)

秋のカボチャパンツ祭り第一弾としまして多部未華子ちゃんの可愛らしいカボチャパンツからのオミ足拝見。
セリフ多いわ~ 目ヂカラ強いわ~ そしてどの衣装もお似合い!
小日向さん演じるエリザベス女王とのキスシーンもありつつ(笑)
男性の時は女性に対して色々注文していたのに、女性になった途端にコロコロ変わる女心が理解できるようになるw

小芝風花ちゃんは初見かな?セリフが若干聞き取りづらいけど、かわいらしい小悪魔風サーシャ。
あと戸次さんの出オチ的キャラ作りとか(足の動きが!)池田さん・野間口さんの奇妙な(笑)女装とかw
まぁ一番は小日向さんだよねー。ずるいね~。
ていうか次回「レディ・ベス」観る時に思いだしちゃって爆笑するんじゃないかと(^_^;)
お花さまの老後は小日向さんなんだよw 有楽町から初台に来るまでに凄い変化ぢゃないかぁorz

千秋楽なので 多部ちゃんから「ありがとうございました」と、小日向さんから「無事に千秋楽を迎えることができました」とご挨拶あり。だがサッパリとしたカテコでしたw

No.555 「髑髏城の七人~Season風」

2017年10月29日 23時00分27秒 | 過去の観劇記録
2017年10月28日(土) ソワレ IHIステージアラウンド東京 10列 シモテブロック

捨之介/天魔王=松山ケンイチ、無界屋蘭兵衛=向井理、極楽太夫=田中麗奈、贋鉄斎=橋本じゅん、兵庫=山内圭哉、沙霧=岸井ゆきの、狸穴二郎衛門=生瀬勝久、他。

夏から秋へと移り変わって風ドクロ。捨之介と天魔王が一人二役ver.ですわ。
鳥ドクロをどこか踏襲しつつもあり。
だが確実にステージ・映像の使い方は進化している。すごいぞ いのうえひでのり。
全体的に風ドクロはスクリーンの前で動きながら殺陣をするシーンが多かった気がする。
因達羅の蛇眼(?)が「かまいたち」で捨之介や沙霧を襲う所や、蘭兵衛が白い彼岸花が咲き乱れる場面で、一人髑髏城へと向かうシーンの続きとか。
それと動物ネタ(主にタヌキw)が多かったですわ。逆木さんが演じた安底羅の猿翁は肩にネコ乗せてたしw(なぜかずっと右近さんだと思ってたオイラorz)

松ケンの舞台は「蒼の乱」以来かな? あれ…動ける。かろやかな殺陣と動き。見直しましたですよ!
それと天魔王との早変わりも見事だった。沙霧に対してのlove度合いというか、女として見ている感は一番あったかも♪
天魔王との差は声の出し方や佇まいだったな(天魔王の方が低い声)
さすがにラストの一騎打ちでは、どうやって早変わりするのかガン見してたけど難しかったようで(^_^;)
天魔王役の人はお面かぶってたようだ(オペラで観てない・汗)
でね、蘭兵衛のムカイリ君ですけど… 顔ちいさっ! ただ立ってる分には まぁ良しとしよう(上から目線)
だが殺陣はフラつくしセリフもイマイチだし、あと少しで千秋楽なのに このレベル?
前の早乙女太一が凄すぎたのか?? 私が多くを望みすぎてんのか?
ごめん全然琴線にも触れなかった(T_T)
麗奈ちゃんの極楽太夫がんばってたよ。声がガラガラだったけど。背が小さいので蘭兵衛とのシーンは身長差が萌ぇったけど、アネゴ肌な所は控えめかな。
兵庫の山内圭哉さんがね!もう自由でね!最高!日替わりのネタなのか?「くんろ~」の所。
28日ソワレは「くんろ煮(=甘露煮)」。「この川で捕れた得体の知れない魚で~」とかww
それと磯平兄さにカンチョーかますシーン(磯平兄さはマイケル・ジャクソンなのね!)では倒れた兄さに対して「触ると体液が出ちゃうから!」ってジブリネタ。客席爆笑w
今までの中で一番 関八州荒武者隊の衣装が良かった。それと一人オネエ風の子がいたけど余り回収されず。
沙霧の岸井ゆきのちゃん。声ガレ少なめだった!それだけでも凄いと思うわ。それと動けるよね~ よくまぁ動ける若い女優さんを見つけてくるわ。
生瀬さんの狸穴は、優しめなの♪ それと、初めて捨之介と出会うシーンで、ちゃんと「あれ?(信長公??)」っていうフリが仕込まれてた。それは捨之介も同じで、狸穴=家康ってのが早めにわかっちゃうんだよね~

で。最後はやっぱり(?)贋鉄斎の橋本じゅんさん。登場シーンのレミパロから始まり(客席ウケが…!少ない!30周年もやってるレミなのにorz)脱ぎっぷりも見事で(笑)すてきなオシリを拝見つかまつりましたぁ~!
基本Mなのね??刀を愛し刀に愛された男w それと外国から来た使節団にいた修道士と恋に墜ちて男色の道へ♪
なおかつパスタにハマったけど日本にないから代わりに蕎麦!蕎麦打ち!ヴォーーーノ!
捨之介とのシーンはLネタとか、あと猿之助さん頑張れワンピースネタとか、いろいろブチ込んでましたよ(笑)
んでもって斬鎧剣が出来て捨之介の所へ持ってくるシーンで、黒馬鬼にまたがって登場!なんてこったい!じゅんさんがじゅんさんにまたがって来るとは!これは「蒼の乱」観てない人にはサッパリだろうけど(汗)すごいウケた!
百人斬りのシーンは、じゅんさんは蕎麦屋台に乗ったまま動いてました。前に腰痛めたからかな…

なんやかんや言って今の所 髑髏城制覇中です。
次の月(上弦・下弦)は戦々恐々ですけど(^_^;)
極ドクロまできっちりとコンプしたいと思いますw