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映画情報解禁!

2014年11月08日 07時31分55秒 | ウチノなお仕事


内野聖陽が、2015年公開の映画「罪の余白」で主演を務めることが発表された。
同作は、妻を亡くし男手ひとつで娘を育て上げた父親が、突然訪れた娘の死の謎を追ううちに、そこに隠された真実を知っていく人間ドラマ。
原作は、第三回野生時代フロンティ文学賞を受賞した芹沢央さんの同名小説で、ギャルを題材にした『Girl'sLife』や、ヒューマンファンタジードラマ『スープ~生まれ変わりの物語~』、日仏合作映画『フレア』などの大塚祐吉監督により映画化される。

高校のベランダから転落した女子高生の加奈。加奈の死は事故か自殺か…。
若い時に妻を病気で亡くし、男手ひとつで加奈を育て上げた父親の安藤聡(内野)。娘の死の絶望から立ち直れず、自分を責める毎日。心理学者なのに、娘の気持ちに全く気付かなかった自分を責め、食事を摂るのも忘れてしまう毎日が続いた。そんなある日、安藤の前に、加奈のクラスメートだったという少女が現れる。彼女の協力で娘の悩みを少しずつ知ることとなり、悪の根源との命を賭けた戦いが始まった。

同作に対する印象について内野は、「娘の転落事故という痛ましい素材を扱いながら、サスペンスとして魅せる力を持っている吸引力のある作品だと思いました。」とコメント。
台本を読んだ感想については、「原作からは少し離れてますが、大塚祐吉監督の書かれたダイヤローグが、とてもセンスが良くて、大好きになりました。今現在は、日本にも、海外にも“死んだ子供に復讐する父親”というテーマは溢れていますが、 この作品は派手なところはなくても、 いろんな視点から楽しめる気がします。親子、友人、家庭と学校、個人と法、…直接的な説教臭い投げかけは全くないエンターテイメント作品ですが、僕が一番思ったのは、『人間って、コミュニケーションできてるようでホントはできてるのかな』ってことです。私の役は、娘の死因を探求することで、とあるモンスター女子高生に対峙することになります。でも、それは本当にモンスターなんだろうか、と揺れながらも、娘への愛情から、行くとこまで行ってしまう。人間の行動として、とても共感できる、けれど、ある意味過激な姿が描かれています。自分でも、この父親がどんな行動をとっていくんだろうというところに興味があるし、そこが、演じ手としては難しいところであり、やりがいのあるところです。毎日が、どうなっていくのかという未知との遭遇です。大塚監督の映像世界の中で存分に楽しみたいと思ってます。」と語った。

自身の演じる役柄については、「今までは、どちらかというと無骨で男っぽい役柄が多かったかもしれませんが、今回は、都会的で、繊細で、心理学教授の理知的な部分を出さなくてはいけないので、演じていて新鮮です。もう歩き方から、自分で反省する毎日です。そして、娘を失った父として、かけがえのない最愛のわが子を突然に失った喪失感と、日常の抑制が効かなくなった人間の“振り幅”を大事にしたいです。過激な行動に出ているように見えますが、最終的にはそれらすべてがお客様に納得のいく流れで見ていただけるよう、スリリングに演じて魅せて行けたらと思っています。」と意気込みを語った。
映画「罪の余白」は、2015年全国ロードショー。
(スターダスト公式)

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実力派俳優の内野聖陽が、芹沢央氏の第三回野生時代フロンティ文学賞受賞作を大塚祐吉監督が映画化する「罪の余白」に主演し、男手ひとつで育て上げた娘の転落死の真相に迫る父親役を演じていることがわかった。映画としては異例といえる長期間のリハーサルを経た内野は、並々ならぬ意欲で11月1日から都内近郊での撮影に臨んでいる。

内野が演じるのは、大学で心理学を教える安藤聡。若い頃に妻を病気で亡くし、男手ひとつで愛娘の加奈を育ててきたという役どころだ。その加奈が高校のベランダから転落死してしまい、絶望の淵に立たされる。自分を責める日々をおくる安藤の前に現れた、加奈のクラスメートだった少女の協力により、悪の根源ともいうべき絶世の美少女・咲との命がけの戦いが始まる。

大塚監督と初タッグの内野は、「脚本にそこはかとなく漂うユーモアのセンスや人間心理の襞(ひだ)の描き方のうまさに感服し、さらに役者をそこに持っていく指示の出し方の的確さが素晴らしくて、全幅の信頼をもって現場でやらせてもらっています」と心酔した様子。さらに、「全身黒ずくめで、サングラスをかけた静かな物腰から近寄りがたい恐ろしさを醸し出しておられますが、時折、光の加減でグラサンを通して見える優しげな瞳にやられています(笑)」と話す。

長期間のリハーサルを経ての撮入となったが、「リハはいいですね。現場で、より高いところからスタートできる。そして大塚監督の場合、カメラテストも兼ねているようなリハです。自分の演技を客観的に自己分析する時間を作ってくださるので、自分の足りないところ、もっとこうしたいのに出来ていないところとかをクールに突きつけられますね」と手ごたえを感じている。現場にも活気があるようで、「オーディションを勝ち抜いてきた主役級の女子高生たちは真剣で、とても素晴らしいと思います。現場スタッフのモノづくりに対する士気も高いですね。大塚組にはそういうモノ作りの覇気があります。嬉しい現場です」とコメントを寄せた。

「スープ 生まれ変わりの物語」や「FLARE フレア」で知られる大塚監督は、内野にオファーした理由を「友人の俳優の方から強い勧めがあり、出演されている映画を拝見して、内野さんなら復しゅうに燃えながら葛藤する主人公を繊細に表現できると確信しました」と説明。それだけに、「自身の役だけでなく映画全体を見ていて、他の役者さんのリハーサルも熱心に見学されていました。常に作品を良くするためにユーモアを持って気配りをされ、本当にお芝居が大好きな方なんだと思いました」と語った。
(映画.com)

俳優の内野聖陽(46)が、第3回野生時代フロンティア文学賞を受賞した同名小説(作・芦沢央)を映像化した映画「罪の余白」(大塚祐吉監督、来年公開)に主演する。

内野が演じるのは、大学で心理学を教える安藤聡。男手ひとつで育てた娘を転落死で亡くし、その真相を追ううちに、悪の根源である“モンスター女子高生”の咲の存在を突き止め、心理学の知識を駆使しながら、娘の復讐(ふくしゅう)をする。

ドラマ「とんび」「おやじの背中」など最近は武骨な父親役の多い内野だが、今回はうって変わって、冷静だが心の中ではメラメラと復讐の炎を燃やす男。

「都会的で繊細で、心理学教授の理知的な部分を出さなくてはいけないので、演じていて新鮮です。もう歩き方から、自分で反省する毎日です」。約1か月にもおよぶリハーサルを経て、今月1日から撮影に入っているが「オーディションを勝ち抜いてきた主役級の女子校生たちは真剣で、とても素晴らしい。現場スタッフのモノづくりに対する士気が高いですね」と話す。

映画主演は12年の「臨場・劇場版」以来3本目だが、今作については「親子、友人、家庭と学校、個人と法…直接的な説教くさい投げかけは全くない作品ですが、たくさんのテーマが含まれている気がします」と意気込んでいる。
(スポーツ報知)