2012年5月6日(日) マチネ 赤坂ACTシアター 1階 Q列 24番
ロミオ=佐藤健、ジュリエット=石原さとみ、ティボルト=賀来賢人、マキューシオ=菅田将暉、ベンヴォーリオ=尾上寛之、パリス=姜暢雄、キャピュレット夫人=石野真子、キャピュレット=長谷川初範、乳母=キムラ緑子、ロレンス神父=橋本さとし、singer=多和田えみ、他。
原作=W.シェイクスピア、翻訳=松岡和子、演出=ジョナサン・マンビィ、美術・衣裳=マイク・ブリットン、上演台本=青木豪、他。
あらすじは… 有名だから省く(笑)
ん~(-_-)
かなりイマイチ。
1幕ほとんど目を閉じていたorz
ミュージカル版のほうが まだマシかも…
またもや時代設定が現代で、BGMはラップやらロックやら、衣装も現代だし、重要なシーンの前にはシンガー(多和田えみさん)が白い衣装で登場し、歌があるので、どうしてもミュージカル版の印象がぬぐい去れない。
さらに美術!どうした!? これ、いいのかね? いやシンプルといえばシンプルかも知れないけど、ほぼカーテン状の幕とか、後ろの絵(?)は竜虎だし(汗)ジュリエットのバルコニーは橋だし(長すぎる)
おそらくACTシアターの舞台が広すぎるのではないか、と。もう少し小さい所でやったほうが良さそう。
2幕中盤(おそい…)ジュリエットが仮死状態になる薬を飲む辺りから、ようやく観られる感じになってきた。
台詞もかなりシモネタや下品な単語が多く、乳母がロミオを訪ねるシーンなど観ていて不快になる。
それに乳母もジュリエットに冷たくね?(キムラ緑子さんは怪演だけどw)
最後は仮死状態を知らないロミオが霊廟に来て、居合わせたパリスを刺殺し(今回のパリス悲しすぎる…)、ロミオも毒薬を飲んで死亡、そこへロレンス神父が到着し、ジュリエット覚醒→ロミオの死亡を伝えるが大公達がやってきたので一緒に逃げようと言うがジュリエットは聞かずに神父のみ逃げる→ジュリエット自殺。神父は洗いざらい告白し逮捕される…
えー。神父逮捕されちゃうのかよ(これって原作通り?)
ああ さとしさんの神父が至極まっとうに見える(笑)
劇場は満員でしたが やはり佐藤健くん目当てでしょうかね~
結構いぢらしいロミオでしたw
さとみジュリエット、早口でセリフを喋ると高音になってキンキンと聴き取りづらいのが難点。
あ、今回ヴァージョンはキャピュレット夫人とティボルトとの間に不倫関係はありませんww