miniな舞台

観劇記録+日記@不定期更新。俳優・内野聖陽さんを勝手に応援中!時々サカナクション。

今後の観劇予定

直近はナシです… コロナめ!

テオ・ヤンセン展

2009年01月25日 23時40分49秒 | その他いろいろ
赤坂ACTシアターに行く前に、日比谷で「テオ・ヤンセン展」を見てきました。
やっぱり1500円は高い…と思う。


↑入ってすぐにある、「この子」(笑)は1日に3回ほど実際に動かすデモンストレーションがある。

↑「この子」のアップ。

↑こっちの子は来場者自らが動かせます。私も動かしてきました。すごく軽いですよ。早く動かすと軽快に足がカシャカシャ動いて、楽しい♪

↑ちがう子のクルマ部分アップ。

↑翼竜みたい。
 
↑海岸の砂浜に等に棲息(?)する彼らは、風がゴハン。それを溜めておけるように、ペットボトルがついてる子もいる。

↑最初の方の子は木で出来ている。

↑彼らのパーツ。塩ビみたいな管を組み合わせ、小さな木の棒で止めてあったり、結束バンドで繋ぎ合わさっている。

一番上の子wは動かす時に、おねーさんが解説してくれるのですが、その人曰く「この子」と(笑)
なんでもヤンセン氏が言うには、自分が死んでも彼らだけで生きていけるようにするのが目標らしいです。
彼らは海の水が大敵なワケですが、一番上の子は、それを感知するセンサーも搭載していて、方向を変える機能もあります。それと風が吹いて飛ばされないように、頭部分に杭がついていて、ハンマーで叩いてそれを打つ仕草も出来ます。
室内じゃなくて、もっと大きくて広い外で、実際に風を受けて動く彼らが見てみたいなぁ。

動画も携帯で撮ってきたんですけど、ようつべにUPできるだろうか(現在検討中)

つーか、写真禁止って書いてあったのにメチャ撮ってしまいました…
みんなもガンガン撮ってました。係員さんも止めてませんでした。
いいのだろうか~(T_T)

No.261 「リチャード三世」

2009年01月25日 22時21分17秒 | 過去の観劇記録
2009年1月25日(日) マチネ 赤坂ACTシアター 1階 S列 32番

リチャード3世=古田新太、アン王女=安田成美、スタンリー卿=榎木孝明、バッキンガム公=大森博史、ヨーク公夫人=三田和代、マーガレット=銀粉蝶、王妃エリザベス=久世星佳、エドワード4世王=久保酎吉、クラレンス公ジョージ=若松武史、ヘースティングス卿=山本亨、リヴァース伯=天宮良、ケイツビー=増沢望、ラトクリフ=西川忠志、リッチモンド伯=川久保拓司、ドーセット侯=森本亮治、他。
原作=W・シェイクスピア、翻訳=三神勲、演出=いのうえひでのり、音楽=岡崎司、他。

舞台は15世紀のイングランド。ランカスター家とヨーク家が王位継承を争う薔薇戦争は、エドワード四世(藤木 孝/久保酎吉)の即位と共にヨーク家天下の時を迎えていた。しかしその「平安」に飽き足らぬ男がいた。末弟のグロスター公リチャード(古田新太)である。醜悪な容姿をもって生まれたリチャードは「平安」を憎み、自ら悪党になることを望む。
彼はまずは、“G”が頭文字の人間が、王位継承者を皆殺しにするという「予言」を流布、次兄クラレンス公ジョージ(若松武史)を幽閉し、刺客を送り込み殺害させる。
続いて、敵対するランカスター家先王の葬儀で悲しみに暮れる皇太子未亡人・アン(安田成美)の前にぬけぬけと姿を現す。
アンは父と夫を殺したリチャードに侮蔑の言葉を浴びせる。しかし、アンはリチャードの巧みな甘言に騙され、彼との結婚を承諾してしまう。
王妃エリザベス(久世星佳)とその兄リヴァース伯(天宮 良)、息子ドーセット侯(森本亮治)たちと、かねてから不仲のリチャードがいがみ合う中、その批判の矛先となった先王妃マーガレット(銀粉蝶)は、その場にいる人々に呪いの言葉をかける。エリザベス王妃には孤独な死を,ヘイスティングズ(山本享)には不慮の死を,リチャードには味方に裏切られての死を。そしてバッキンガム(大森博史)にも,忠告が顧みられないと見ると,いつか悔いると告げる。
病床の王エドワード四世は、王妃一族とリチャードたちとの和解を望み、願いどおり家臣たちは和解を果たすが、赦免の話も出ていたクラレンス公はすでに殺害されたことが明らかになり、処刑命令を取り消したと思っていた国王は衝撃を受け,悔い入りながら、この世を去る。
エドワードの死を嘆き悲しむエリザベスと、その悲しみの生みの親は自分であると、訃報の知らせを嘆き悲しむエドワード四世の母・ヨーク公夫人(三田和代)のもとに現れたリチャードとバッキンガム。彼らは世継ぎとなるエリザベスの息子を迎え入れるにあたり、王子の迎えは少人数の方が良いと進言する。それはあくまでもエリザベス王妃一族から王子をもぎ取るための巧みな口実にすぎなかった。
リチャードの燃える野心はいよいよ止まらなくなり、邪魔になりそうな人間を次々と消していく。
エドワード四世崩御の後、正当な王位継承者である王子エドワードと弟のヨーク公が、戴冠式のためロンドンに戻って来る。
リチャードは甘言を用いてこの幼い兄弟を母エリザベス后から引き離し、ロンドン塔に幽閉してしまう。
その上で、バッキンガム公と策略を巡らせ、ロンドン市長と市民たちに、エドワード四世は先の王の子供ではなく、自分こそが直系である、そして今の王妃エリザベスとの結婚は重婚であり、二人の王子たちも正当な王位継承者ではないと主張する。リチャードは市民に直接訴え、表向きは民主的な方法でまんまと念願の王位を獲得する。
戴冠式を終え晴れて“リチャード三世”となったリチャードは、王位安泰のため更なる策略を巡らす。バッキンガム公には二人の王子たち殺害を命じ、さらに彼は王妃アンが重病で死の床についているとし、エリザベスに彼女の娘との結婚を承諾させる。
リチャードの悪行の策略の数々にこれまで献身的に使えていたバッキンガム公も自らの身の危険を感じ、謀反をおこす。
そんな中、フランスに亡命していたランカスター一族のリッチモンド伯(川久保拓司)は、義父スタンリー卿(榎木孝明)の助言を受けて反旗を翻す。イングランド各地でもリチャードへの反旗が上がり、リチャードの運命は大きく傾いていく。もはやリチャードを信頼している臣下はいない。殺害してきた人々の亡霊にも悩まされる。
そして、ついにリチャードはリッチモンドと闘い、殺される。
リッチモンドはヘンリー七世となり、ここに薔薇戦争が終結する。
(あらすじは公式HPより)

うーん。長かった…(上演時間約3時間)
やはり155分の1幕がね~(T_T)
で、この1幕~2幕中盤あたりまで、すごく正統派なシェイクスピアで、いかにも「新感線です」的なのは時々挟まれる「チョン!」みたいな音と、2幕最後の立ち回り位かな?
あまりに真っ当なストプレなので、根っからの新感線ファンには退屈だったかも知れません。
古田新太さんもスンゲー長セリフ頑張っていましたが、古チンはコメディチックな方が好きw(「五右衛門ロック」とかの)
ボイスレコーダーやモバイルPC、携帯など現代の小物を取り入れ、舞台上にはモニターが数台と、ヴィジュアル面や舞台構成のカッコ良さは流石だなぁ、と思う。
そして登場人物(親戚)大杉。だからー、親子で同じ名前つけるなよ!みたいな(笑)

えっと、自分ちの犬に「リチャード」という名前を付けておきながら、実は初見なのでした…(^_^;)
安田成美さんのアンも気高い感じが(若干ツンデレか?)いいですが、あのリチャードの甘い(?)口車に乗るのは、どうかしら??
榎木さんがどこかに出てるハズ…と思ったら、その おかっぱ頭か!!あーでもマントさばきが素敵w
ヨーク公夫人・三田和代さん、マーガレット・銀粉蝶さん、エリザベス・久世星佳さんのお三方がそれはそれは素晴らしい。特に銀さん・三田さんは出てるだけで場面が締まる。この3人だけのシーンが一番見応えあったと思う。
最後にリチャードを倒すリッチモンド伯の川久保くんが爽やかすぎて♪(「ガラスの仮面」の桜小路くん役じゃないかっ!)

セリフの多さに若干頭がシビれて来ましたが、こう観てくると、正統派は蜷川さんに任せておいて、もっと新感線色が出て欲しかった気もします。

ロビーで松雪泰子さん、神田沙也加さん、串田和美さん(たぶん)を発見。