2008年12月13日 マチネ 帝国劇場 1階 S列 23番
エリザベート=涼風真世、トート=山口祐一郎、フランツ=鈴木綜馬、ルドルフ=浦井健治、ゾフィー=初風諄、ルドルフ(少年)=太田力斗。
2年降りのエリザで、なんと4年降りの祐サマ閣下。
シシィは涼風さんの組み合わせにしてみました(by貸切公演)。
久しぶりに観て、なんだか今回でエリザ卒業しようかな…と思ってしまった。
だいたい脳内で勝手に(汗)某閣下の幻影を見て、幻聴が頭を駆けめぐるので観劇姿勢としては演じている人にも悪いし、私自身 懐かしさや感慨も一入の感情もモチロンあるのですけど、あまり集中度に欠けるワケで。
全体的には
・お見合い場面でケーキが無くなってた→イチゴも落ちない。ルキーニがチョウチョをひらひら。
・ハンガリーの場面で閣下がすでに下にいる(これって06版もそうだったかな?)
・マイヤーリンクからトートダンサーズの上半身ハダカ。
・ダンスの振付が少し過剰になった?
涼風シシィはね~ 歌はまぁまぁだと思いますが(若干節回しが演歌調)セリフになると声が、あの…アニメっぽくて、特に少女時代は痛々しい(T_T)
それと一路シシィより全然強い感じです。
そうなると歌がいまひとつ発展を期待したいという朝海シシィも観てみたかった感あり。
祐サマ閣下は4年前に観て、封印しようと(笑)思ってたのですが、やっぱり封印した方がよさそうです。だって笑ってしまうし、動きがツボに入りそうで。特に「最後のダンス」のお手々がピラピラ~とか必要以上に動く上半身(独立運動のダンスシーンやら)
一番の原因は登場するたびに幻影をみてしまう私の脳内にあると思うのですが、どうしても頭をよぎって離れないの…(若干美化しつつあるのかも知れないが)
歌はもう、それこそ劇場内がビンビン震えるほどの声量もすばらしいとは思う。反面「闇が広がる」(最初の方)の歌い出し(いや、これは悲しんでいるのを表現しているのだ?)などの表現方法が私に合わなくなってきている。
綜馬さんは安心して観て・聴いていられる。村井パパやら春風ママとか常連組はみな安定していて、ホッとする面も。
高嶋ルキはエキセントリックさが増長して、少し過剰すぎない?
ルドルフの浦井くんは成長…あまり感じなかったなぁ。
初風ゾフィー、前ほど声に張りがなくて、その分威厳も少なくなってたかな。
少年ルドはいつもいい子役入ってて いいね。
さんざん文句いってますけど、あくまでも曲は素晴らしく、舞台の構成も何度観てもスキがほとんど無い作品です。
あと塩ちゃんの指揮がノリノリでたまに見ちゃう(笑)
カテコで、いつも祐サマ公演の時に、必要以上に入る大向こう「ゆーいちろー!」のオヴァ様が私のすぐ後ろにいて、辟易しちゃったよ。
まずは高嶋さん、つぎは祐サマ、最後は涼風@“かなめさーん!!”と連続コール。一度幕閉まり、つぎは「ゆーいちろー!!」ですよ。はいはい。
いや、ある意味凄いというべきか。恥ずかしいぜ。勇気いるぜ。私しゃ絶対できないね。でもいい迷惑だぜ。
貸切公演なので挨拶あり。涼風さんはカード会社4社を暗記してた(内野さんは…以下自粛。)
続いて祐サマも涼風さんに習ってカード会社名をソラで言い、次に「あと数週間で、私は浄土真宗(?)だから関係ないけど、メリークリスマス!!そしてその次はハッピーニューイヤー!!」と叫んでますた。
相変わらずこういうギャップが素晴らしい(^_^;)