miniな舞台

観劇記録+日記@不定期更新。俳優・内野聖陽さんを勝手に応援中!時々サカナクション。

今後の観劇予定

直近はナシです… コロナめ!

チケの悩みと宮本選手

2005年12月26日 23時23分38秒 | その他いろいろ
ああ既に来年の公演チケが続々と発売になる…ナビザーブからレミの先行メール。
1月にはエリザも発売になるのかい。
パルコ劇場で貰ってきたチラシの束を見つつ、さらに舞台を物色中。
かなり観たいぞ「PARCO歌舞伎 決闘!高田馬場」
4月、草なぎ君の舞台「父帰る/屋上の狂人」
6月には新国立劇場中劇場で、中川晃教くん主演の「OUR HOUSE」

既にゲット済みのチラシも入っていて、さらに期待度が高まったりしてます。
本当に深みにハマってきてしまいました(^_^;)

☆ ☆ ☆ ☆ ☆

今日、TBSのフレンドパークを見ていて、サッカー日本代表の宮本選手と内野さんは似てる…よね。

↑宮本選手。

↑いまさら内野さん。(笑)

うん。

No.132 「12人の優しい日本人」

2005年12月26日 00時22分22秒 | 過去の観劇記録
2005年12月25日(日) パルコ劇場 K列 25番

浅野和之(1号)、生瀬勝久(2号)、伊藤正之(3号)、筒井道隆(4号)、石田ゆり子(5号)、堀部隆亮(6号)、温水洋一(7号)、鈴木砂羽(8号)、小日向文世(9号)、堀内敬子(10号)、江口洋介(11号)、山寺宏一(12号)。作・演出=三谷幸喜。

2005年観劇納めで、またもや超ゴーカキャストの舞台を観られて幸せな一年だったなぁ。
パルコ劇場は初めて。傾斜が急なのでとても観やすい。
休憩なしの2時間一幕もの。

ある事件の陪審員として選ばれた12人が、「加害者の女性は有罪か無罪か」を決める。
今後日本で施行される予定の「裁判員制度」を考えさせられる舞台。一般人が裁く立場になるのだから、これは難しい。
でも三谷作品らしく、笑い沢山でした。
台形上の舞台で少し八百屋になってたかな。中央にドーナツ型のテーブル、イス。
手前に一つだけ小さなイスがあって、誰が座るのかな~と思っていたら×号で爆笑。
セットチェンジも暗転も衣装替えもなにもない。曲も最後にかかる1曲のみ。
開演ベルから芝居が始まるまでの時間、客電が落ちないので客席の雰囲気が緊張感が漂っていて良かったw

仕切る立場の陪審員長なのに12号に主導権を握られまくる1号、1人有罪を主張し、他の11人に無罪の理由を問いつめる2号、気弱で人前で話すのが苦手な3号、なんとなく頼りない(^_^;)4号、メモ魔で自分の意見をハッキリ持っていそうに見えてそうでもない5号、早く仕事に戻りたくてやる気のない6号、やたら職人カタギで「べらんめぇ」口調の7号、ちょっぴりケバい8号、頭脳派で論理を力説し、口が達者で自分の考えを他人に押しつけようとする9号、他人の意見に流されて自分の考えが出せない10号、ほとんど喋らないがコダワリは強い11号、やたらと仕切る12号。
なんかどこにでもいそうで、私もそうかも?と思い、そして知人や周りの人にも「いるよねーそういう人」と思わせる人物描写は流石です。
全員無罪→1人有罪→2人有罪、やがては半々。それから二転三転する結果に、私自身も陪審員になったかの様に考えてしまった。
もし今後「裁判員」になったら、やっぱり他人の意見や雰囲気に流されてしまうのかな~。自分の意見を明確にコトバに表現できるかな?

小日向さんのオチャメじゃない役って初なんですが(まぁオケピ以外 生舞台は観たことないが)結構説得力ありますよ~。すんごいイヤな感じだけど(笑)
温水さんがやっぱり可笑しい。
筒井さん完璧 当て書きだよね(爆)
時事ネタというか朝青龍と琴欧州の話題とか、姉○さんのこととか織り交ぜて、考えさせられながらも笑い所が沢山あって、面白い舞台だった。