私がアニメ「美味しんぼ」を見たのは中学生の時でした。日本テレビ系でゴールデンタイム(記憶では火曜日の7時台)で放送されましたが、他のアニメにはないテーマに加え、主人公の山岡が敵(グルメ自慢の社長や偉そうな料理人など)をバッサリと論破する痛快さ、父親である海原雄山とのスリリングな対決に引き込まれてしまいました。山岡を演じたのは、現在もNARUTOや夏目友人帳などで活躍する井上和彦でした。海原雄山を演じたのは大塚周夫でしたが、今思えば、山岡を大塚周夫の息子である大塚明夫が演じていたらどんな感じだったでしょうか。
アニメ終了後も、単行本を少しずつ集めました。私は同じ漫画を何度も読むのが好きなのですが、家で読むのに加え、行きつけの食堂や床屋に置いてあったこともあり、それこそ1巻当たり10回以上は読んでいると思います。ドラマの方も何回か見ましたが、正直こちらは、雄山の威厳が全く足りなかったり、演出があまりにも漫画チックでギャグとしか受け取れなかったので、多分1回ずつしか見ていません。
それくらい好きだった美味しんぼですが、単行本で90巻あたりから、何となく飽きてきて新しい単行本を買わなくなり、その後は全く読まなくなってしまいました(実家に置いてある単行本は、たまに読んでましたが)。
そんな中、美味しんぼが騒ぎを起こしました。
連載している週刊ビッグコミックスピリッツに掲載された作品の中で、福島における放射能(放射線)の影響について語り出したのですが、この内容があまりに過激なものだったのです。
簡単に説明すると、山岡が福島に取材に行って東京の自宅に帰った後、疲労感におそわれた上、鼻血が止まらなくなったというものです。この件について、実在する福島県双葉町の前町長が漫画に登場し、自分も鼻血が止まらなくなることがあると語った上で、あくまで自身の考えとしながらも、これは被曝が原因だと言い切りました。彼は他にも、私の他にも同様の症状の人は大勢いるが、言わないだけだとも語っています。
一方で、岐阜県環境医学研究所所長という実在の人物が、被災地のがれきの焼却処分を行った大阪の処分場の周辺住民1000人を対象に、地元のお母さんたち(原文の表現)が調べたところ、鼻血、眼、のどや皮膚などに、不快な症状を訴える人が約800人もあったと言っています。
これらの問題が本当だったら大問題になりかねませんが、私は、この話はあまりに眉唾物だと思います。
まず鼻血の件ですが、あくまで「私(元町長)の周り」の話であり、どれくらいの人が発症しているか分からないですが、そのような症状がたとえ全体の1%(福島県の人口比で約2万人)の人だけが発症したとしても、大きな問題になると思うのです。しかし、ごく一部で鼻血が出たという症状はあっても、「大勢いる」という状況になっているとはとても思えません。
元町長は「(症状が出たことを)言わないだけです」と語っていますが、なぜ言わないのかも分かりません。西日本に住んでいる私でも、何の理由もなく鼻血が何度も出だしたら、病院くらいには行くと思いますが・・・。あと、被曝によって鼻血が出るとしても、他の命に関わるようなところからは出血しないのでしょうか(脳とか・・・)。
また、元町長は「福島県に住んではいけない」と言っていますが、福島県は全域住めないのでしょうか。隣の県はなぜ安全なのでしょうか。福島第一からの直線距離で言えば、福島県の喜多方市よりは、宮城県仙台市や茨城県日立市の方が近そうですが・・・。
この元町長、過去に「政府や東電は大震災が来ることを3.11の8日前には知っていた」と、2013年の参議院選挙での街頭演説で語っています(ユーチューブに映像あり)。このようなトンデモ発言をする人の証言を信じろと言う方が、無理があるのですが・・・。
一方、大阪の処分場の方についても内容に問題があります。
まず、処分場の周辺住民と語っていますが、震災がれきを処分した処分場の周辺は工業地帯で、住宅地と呼べるものがほとんどないということ。区役所にも、処分場付近の工場も含め、健康被害の報告は来ていないということです。なお、この処分場の近くにはUSJもあります。USJは大丈夫なんでしょうか(笑)。
また、大阪が引き受けた震災がれきは岩手で発生したがれきということです。ここで発生したがれきに放射線の影響があるとはどういうことでしょう。要するに、岩手も危ないということでしょうか。岩手県によると、主に宮古地区のがれきらしいですが、福島第一から宮古までの距離と同じだけ南に行くと、現在元双葉町長が住む埼玉も超え、東京あたりまで行ってしまうのですが、埼玉や東京は大丈夫なんでしょうか・・・。
それにしても1000人中800人とか・・・。80%の人が被害を受けたようなことが、どうしてこれまで問題にならなかったのでしょうか。国が封じたのでしょうか(笑)。マスコミでも、既に「原発再稼働?はぁ、何言ってんの?」なスタンスの某新聞社に持っていけば、喜んで取り上げてくれますよ。鼻血の件もそうですが、SNS全盛の現代に、これだけの大勢の人間が係わる大きな問題を隠し通せるわけがありません。
なお、この件については、調査した1000人はネット上で集めたデータである疑いがあります。しかも、がれき受入れに反対する人のホームページ上で集約したものであるため、異常を訴える人が多くなるのは当たり前であり、到底客観性を認められるデータではなく、そもそも処理場の近くどころか、大阪に住んでいない人が報告している可能性もあります。その点を検証したホームページ、「がれき処理焼却場近くに住む1000人」後日談や補足に詳しい分析があります。なお、誌上でこのアンケート結果を紹介した実在する人物の肩書が「岐阜県環境医学研究所所長」となっていますが、正確には「岐阜環境医学研究所所長」だということ。単に間違えただけかもしれませんが、「県」を付けたことで、この人が県の関係者であるかのように誤解させることを考えれば問題です。
今回の問題は、原発が安全か危険か、福島が安全か危険かという問題ではありません。
不十分としか言えない根拠を元に、福島県が危険だと決めつけるようなお話を書いたことが問題なのです。実在の地域、実在の人物を登場させておきながら、「これはフィクションです」という言い訳は通用しません(原作者は「真実しか書けない」と言い切っており、そんな言い訳はしないと思いますが)。私は、むしろ反原発派ほど、美味しんぼを批判すべきだと思います。このような考え方を擁護することは、「やっぱり放射脳は放射脳だ」という考え方を一般にまき散らすだけです。
原作者は、責任は私にあり、編集部に抗議するのはお門違い・・・みたいなことを言っていますが、作品の掲載を許可して、商業誌として出版した以上、スピリッツ編集部、そして小学館にも当然責任はあります。
次に行動を起こすべきは、原作者側です。ここまでやった以上は、「私の聞いたところ」とか「地元のお母さんたち」みたいな曖昧な情報ではなく、そのような健康被害が発生しているという根拠を示す必要があります。鼻血の件は、どこに住んでいたどれだけの人が、いつ頃からどんな症状を発症して、どのような対応(病院に行く、自治体に訴える等)をしたか。大阪については、どんな人がどの地域のどんな人を対象にしてどのように調査したか・・・等々。ある程度の根拠がある証拠が提示されなければ、政府や地元自治体は動きようがありません。
自治体に安全だという証拠を示せ!と言う人がいますが、起こっていないことを証明することを「悪魔の証明」と言います。超常現象信者が「超常現象がない証拠を出せ」というのと同じです。
福島市の近くにある飯坂温泉では、今回の件の後、数十人(数百人?)の予約客がキャンセルしたらしいです。去年私は福島競馬場に行きましたが、その時にビジネスホテルでは味気ないと思い、飯坂温泉の旅館に一人で泊まりました。料理はおいしかったし、温泉も気持ちよかったし、旅館の人も親切丁寧に対応してくれました。それだけに、美味しんぼに対して許せないという気持ちでいっぱいです。
もう一回、福島の真実(笑)について書かれるらしいですが、もう心の底から美味しんぼには幻滅しました。実家にある単行本も、全て処分するつもりです。
以下余談。
美味しんぼのファンであった当初でさえ、美味しんぼにはちょっと人間性を疑う人が時々出てきて、その点だけは疑問に思っていました。
私が一番嫌いだったのは、富井副部長です。実力もないくせに、部下(特に山岡)には厳しく、上司には媚びへつらうタイプ。お酒で何度も失敗しているのに全く懲りず、文化部のみんなに迷惑をかけ続けている。そのくせ、奥さんには異常なほど甘く、専業主婦(多分)なのに家事も自ら喜んで担当していて、いくら家族を愛しているとはいえ、その愛し方が異常なレベル。明らかにこき使われているのに、そのことを全く苦としていない姿は、男としてどうなのと、腹立たしい気分にさせてくれる。
その奥さんも、文化部で病気になった部員の子供(だったか?)の治療費のためカンパをするという話があり、副部長がカンパをしていいかと奥さんに頼んだら「私も整形手術をしたいけどカンパしてもらえるのか」と言ってお金を出さない、まさしく人間のクズ。息子も自信過剰で威張っていて、山岡のおかげで嫌いなナスが食べられるようになった時も、仕事をしながら家事もこなす父親の目の前で、「僕がナス嫌いだったのは料理する人が下手だった」と言い放つクズ。
まあ、似たもの家族っていうことかもしれないけどね・・・。
大原社主も、最初は山岡の能力を信じて優しく見守る感じだったのに、海原雄山がおとなしくなるのと入れ替わるように性格が荒くなり、局長と一緒に山岡に無理難題を押しつける。帝都新聞の社長やその部下(名前忘れた)と喧嘩するときも、信じられないほどくだらない理由で喧嘩が始まることが多々あります。もちろん、漫画ですから多少大げさに表現することはあるでしょうが、それでも度を越えていると思います。
昔から彼らの人間性について疑問に思っていましたが、これも原作者の性格がなせる業ということでしょうか。ある意味納得です。
アニメ終了後も、単行本を少しずつ集めました。私は同じ漫画を何度も読むのが好きなのですが、家で読むのに加え、行きつけの食堂や床屋に置いてあったこともあり、それこそ1巻当たり10回以上は読んでいると思います。ドラマの方も何回か見ましたが、正直こちらは、雄山の威厳が全く足りなかったり、演出があまりにも漫画チックでギャグとしか受け取れなかったので、多分1回ずつしか見ていません。
それくらい好きだった美味しんぼですが、単行本で90巻あたりから、何となく飽きてきて新しい単行本を買わなくなり、その後は全く読まなくなってしまいました(実家に置いてある単行本は、たまに読んでましたが)。
そんな中、美味しんぼが騒ぎを起こしました。
連載している週刊ビッグコミックスピリッツに掲載された作品の中で、福島における放射能(放射線)の影響について語り出したのですが、この内容があまりに過激なものだったのです。
簡単に説明すると、山岡が福島に取材に行って東京の自宅に帰った後、疲労感におそわれた上、鼻血が止まらなくなったというものです。この件について、実在する福島県双葉町の前町長が漫画に登場し、自分も鼻血が止まらなくなることがあると語った上で、あくまで自身の考えとしながらも、これは被曝が原因だと言い切りました。彼は他にも、私の他にも同様の症状の人は大勢いるが、言わないだけだとも語っています。
一方で、岐阜県環境医学研究所所長という実在の人物が、被災地のがれきの焼却処分を行った大阪の処分場の周辺住民1000人を対象に、地元のお母さんたち(原文の表現)が調べたところ、鼻血、眼、のどや皮膚などに、不快な症状を訴える人が約800人もあったと言っています。
これらの問題が本当だったら大問題になりかねませんが、私は、この話はあまりに眉唾物だと思います。
まず鼻血の件ですが、あくまで「私(元町長)の周り」の話であり、どれくらいの人が発症しているか分からないですが、そのような症状がたとえ全体の1%(福島県の人口比で約2万人)の人だけが発症したとしても、大きな問題になると思うのです。しかし、ごく一部で鼻血が出たという症状はあっても、「大勢いる」という状況になっているとはとても思えません。
元町長は「(症状が出たことを)言わないだけです」と語っていますが、なぜ言わないのかも分かりません。西日本に住んでいる私でも、何の理由もなく鼻血が何度も出だしたら、病院くらいには行くと思いますが・・・。あと、被曝によって鼻血が出るとしても、他の命に関わるようなところからは出血しないのでしょうか(脳とか・・・)。
また、元町長は「福島県に住んではいけない」と言っていますが、福島県は全域住めないのでしょうか。隣の県はなぜ安全なのでしょうか。福島第一からの直線距離で言えば、福島県の喜多方市よりは、宮城県仙台市や茨城県日立市の方が近そうですが・・・。
この元町長、過去に「政府や東電は大震災が来ることを3.11の8日前には知っていた」と、2013年の参議院選挙での街頭演説で語っています(ユーチューブに映像あり)。このようなトンデモ発言をする人の証言を信じろと言う方が、無理があるのですが・・・。
一方、大阪の処分場の方についても内容に問題があります。
まず、処分場の周辺住民と語っていますが、震災がれきを処分した処分場の周辺は工業地帯で、住宅地と呼べるものがほとんどないということ。区役所にも、処分場付近の工場も含め、健康被害の報告は来ていないということです。なお、この処分場の近くにはUSJもあります。USJは大丈夫なんでしょうか(笑)。
また、大阪が引き受けた震災がれきは岩手で発生したがれきということです。ここで発生したがれきに放射線の影響があるとはどういうことでしょう。要するに、岩手も危ないということでしょうか。岩手県によると、主に宮古地区のがれきらしいですが、福島第一から宮古までの距離と同じだけ南に行くと、現在元双葉町長が住む埼玉も超え、東京あたりまで行ってしまうのですが、埼玉や東京は大丈夫なんでしょうか・・・。
それにしても1000人中800人とか・・・。80%の人が被害を受けたようなことが、どうしてこれまで問題にならなかったのでしょうか。国が封じたのでしょうか(笑)。マスコミでも、既に「原発再稼働?はぁ、何言ってんの?」なスタンスの某新聞社に持っていけば、喜んで取り上げてくれますよ。鼻血の件もそうですが、SNS全盛の現代に、これだけの大勢の人間が係わる大きな問題を隠し通せるわけがありません。
なお、この件については、調査した1000人はネット上で集めたデータである疑いがあります。しかも、がれき受入れに反対する人のホームページ上で集約したものであるため、異常を訴える人が多くなるのは当たり前であり、到底客観性を認められるデータではなく、そもそも処理場の近くどころか、大阪に住んでいない人が報告している可能性もあります。その点を検証したホームページ、「がれき処理焼却場近くに住む1000人」後日談や補足に詳しい分析があります。なお、誌上でこのアンケート結果を紹介した実在する人物の肩書が「岐阜県環境医学研究所所長」となっていますが、正確には「岐阜環境医学研究所所長」だということ。単に間違えただけかもしれませんが、「県」を付けたことで、この人が県の関係者であるかのように誤解させることを考えれば問題です。
今回の問題は、原発が安全か危険か、福島が安全か危険かという問題ではありません。
不十分としか言えない根拠を元に、福島県が危険だと決めつけるようなお話を書いたことが問題なのです。実在の地域、実在の人物を登場させておきながら、「これはフィクションです」という言い訳は通用しません(原作者は「真実しか書けない」と言い切っており、そんな言い訳はしないと思いますが)。私は、むしろ反原発派ほど、美味しんぼを批判すべきだと思います。このような考え方を擁護することは、「やっぱり放射脳は放射脳だ」という考え方を一般にまき散らすだけです。
原作者は、責任は私にあり、編集部に抗議するのはお門違い・・・みたいなことを言っていますが、作品の掲載を許可して、商業誌として出版した以上、スピリッツ編集部、そして小学館にも当然責任はあります。
次に行動を起こすべきは、原作者側です。ここまでやった以上は、「私の聞いたところ」とか「地元のお母さんたち」みたいな曖昧な情報ではなく、そのような健康被害が発生しているという根拠を示す必要があります。鼻血の件は、どこに住んでいたどれだけの人が、いつ頃からどんな症状を発症して、どのような対応(病院に行く、自治体に訴える等)をしたか。大阪については、どんな人がどの地域のどんな人を対象にしてどのように調査したか・・・等々。ある程度の根拠がある証拠が提示されなければ、政府や地元自治体は動きようがありません。
自治体に安全だという証拠を示せ!と言う人がいますが、起こっていないことを証明することを「悪魔の証明」と言います。超常現象信者が「超常現象がない証拠を出せ」というのと同じです。
福島市の近くにある飯坂温泉では、今回の件の後、数十人(数百人?)の予約客がキャンセルしたらしいです。去年私は福島競馬場に行きましたが、その時にビジネスホテルでは味気ないと思い、飯坂温泉の旅館に一人で泊まりました。料理はおいしかったし、温泉も気持ちよかったし、旅館の人も親切丁寧に対応してくれました。それだけに、美味しんぼに対して許せないという気持ちでいっぱいです。
もう一回、福島の真実(笑)について書かれるらしいですが、もう心の底から美味しんぼには幻滅しました。実家にある単行本も、全て処分するつもりです。
以下余談。
美味しんぼのファンであった当初でさえ、美味しんぼにはちょっと人間性を疑う人が時々出てきて、その点だけは疑問に思っていました。
私が一番嫌いだったのは、富井副部長です。実力もないくせに、部下(特に山岡)には厳しく、上司には媚びへつらうタイプ。お酒で何度も失敗しているのに全く懲りず、文化部のみんなに迷惑をかけ続けている。そのくせ、奥さんには異常なほど甘く、専業主婦(多分)なのに家事も自ら喜んで担当していて、いくら家族を愛しているとはいえ、その愛し方が異常なレベル。明らかにこき使われているのに、そのことを全く苦としていない姿は、男としてどうなのと、腹立たしい気分にさせてくれる。
その奥さんも、文化部で病気になった部員の子供(だったか?)の治療費のためカンパをするという話があり、副部長がカンパをしていいかと奥さんに頼んだら「私も整形手術をしたいけどカンパしてもらえるのか」と言ってお金を出さない、まさしく人間のクズ。息子も自信過剰で威張っていて、山岡のおかげで嫌いなナスが食べられるようになった時も、仕事をしながら家事もこなす父親の目の前で、「僕がナス嫌いだったのは料理する人が下手だった」と言い放つクズ。
まあ、似たもの家族っていうことかもしれないけどね・・・。
大原社主も、最初は山岡の能力を信じて優しく見守る感じだったのに、海原雄山がおとなしくなるのと入れ替わるように性格が荒くなり、局長と一緒に山岡に無理難題を押しつける。帝都新聞の社長やその部下(名前忘れた)と喧嘩するときも、信じられないほどくだらない理由で喧嘩が始まることが多々あります。もちろん、漫画ですから多少大げさに表現することはあるでしょうが、それでも度を越えていると思います。
昔から彼らの人間性について疑問に思っていましたが、これも原作者の性格がなせる業ということでしょうか。ある意味納得です。