アキバ系ギャンブラーの賭け

ギャンブルで儲けてアニメに貢ぐという崇高(?)な目的のため、ありとあらゆるギャンブルに手を出すギャンブラーの日記

(パチンコ)ベノムタイプ2機種

2013-01-29 20:20:32 | パチンコ
 以前、スパイダーマン3のキャラクターを使用したベノムの逆襲という台がありました。奇抜なスペックで、マニアックな人気を博しました。2010年2月8日に、一度記事を載せています。
 続いて、花札物語という台もありました。スペックは若干抑えめという感じで、それほど人気が出なかったように思います。2010年8月29日に、記事を載せています。
 その後、このようなスペックの台はほとんど発売されなかったのですが、年が明けて久々に発売されました。しかも、別々のメーカーから2機種同時です。一つは、平和のスキージャンプ・ペア2、もう一つは、大都の忍魂です。

 まずは、スキージャンプ・ペア2から。
 平和は花札物語を作った会社でもあります。スキージャンプ・ペアは、全然違うスペックだったようですが、実はほとんど打ったことがありません。元ネタについては、一時期流行ったことがあるのですが、現在はほぼオワコン状態で、どうして今更これを使ったのか、正直意味が分かりません。

 スペックとしては、スルーチャッカーに玉を通し、約100分の1の確率に当選すると右のアタッカーが開放されるので、ここに確実に玉を1個以上入れる(一度、隣がパンクさせるのを見たが、本来なら演出が行われているはずの時間、「復帰中」みたいな表示が出たまましばらく画面が固まってしまう)。ここで2分の1に当選すれば、実質の大当たりスタート。外れれば通常時に戻る。
 大当たり中は、右打ちでスルーチャッカーを通すと、今度はほぼ当たるので、アタッカーが開放され、続いて電チューが2回開放される。これで1セット。これが最低18セット続く。電チューでも一応玉は増やせるが、最も出玉増加に貢献するのはアタッカーの方。
 18セット消化する前に、1回あたり2.3%の抽選(通常当たり)に当たれば、そこから18セット消化するまで大当たりが延長される。この抽選に当たっても、基本的に液晶では後告知が行われるので、いつ当たったかを判別するのは極めて困難。ただし、確率が通常になるため、1回のアタッカー開放あたり50%の確率でハズレが発生し、電チューが開かないという現象が起こる。これが起これば、通常当たりに当選したと考えて良い。
 18セットを消化しきったら、最後の1回に限り62.3%の確率で継続抽選を行い、当選すれば残りが18セットに回復する。この場合は、液晶でも即全回復したことを表示する。
 残り回数表示は15回までしかないので、途中2.3%に当たらなくても、3回は確実に途中で回復するので、2.3%に当たったと誤解しないこと。

 ざっとスペックを説明しましたが、要するに「2.3%を17回外し、最後に62.3%も外す」という状況にならない限りは、延々と出続けるということです。1回の当たりで50個程度の出玉があるため、最低でも900個程度の出玉は獲得できます。上手く続けば、1万発以上も可能です。

 この手のスペックは止め打ちが重要です。
 まず、通常時に当たった時は、液晶でアナウンサーが右を指差しながら「右打ち!」と2回言うので、言い切ったあたりで打ち出しを開始すればちょうどアタッカーが開放します。7カウントで閉まるので、少し早めに打ち出しを止めましょう。
 大当たり中にも止め打ちのタイミングがあります。アタッカーが開き、それが閉じる頃に電チューが開放するので、その開放が終わる前に打ち出しを止め、アタッカーが開くタイミングで打ち出しを再開します。当然、スルーのメモリーが切れていないことが条件です。タイミングは説明しにくいので、実践で確認してみてください。

 最後に感想ですが・・・。
 初打ちではダメだったものの、2回目に等価の店で打ったところ思ったより回り、最後に爆裂して2万発近い出玉に繋がってくれました。
 スペックとしては、特に問題ないように思います。以前のベノムと比べれば、途中のリセット率が低いので、驚くような大連チャンはないのですが、花札物語と比べれば最後の復活率が上がっているので、上手く続けば相当の連チャンにつながります。それなりに爽快感があります。
 ただ、演出については安っぽいと言わざるを得ません。スキージャンプ・ペアというモチーフについても、正直今更という感じであまり笑えません。タイミング悪く、女子のジャンプの高梨沙羅選手が練習中に転倒する事故もあったので、外れた時に選手が転がる様子を見ると、フィクションだと分かっていても全く笑えません。また、相変わらず虎柄や疑似連等、相当予告が乗っても結構外してくれます。100分の1なんですから、それなりに予告が乗った時くらいは確実に当たるようにして欲しいものです。
 あと、レトロ台の演出は忠実に再現して欲しい。綱取物語の効果音が実際の台と合っていないよ(本来は回転中の効果音がリーチになってから流れ、リーチ中の効果音がスーパーリーチになってから流れる)
 まあ、スペックの面白さと技術介入性の高さで、また打つことはあるかもしれません。



 一方、忍魂の方。

 大都お得意の、パチスロのオリジナルコンテンツのパチンコ化です。でも、成功した試しがないですが(笑)。なお、読み方は「しのびだましい」が正解で、「にんたま」ではありません。

 こちらの方は、まずスルーチャッカーの当選率が71分の1。これをクリアして、スキージャンプと同様に右打ちしてアタッカーに1個以上玉を入れることになるが、ここでの当選確率は4分の1と厳しい。
 クリアした場合のリミッター11回。この間に5%に当たるとリミッターリセット。リミッター到達の場合、65%の確率に当たると、リミッターリセットとなり大当たり継続、35%の方なら大当たり終了。大当たり直後に入るビッグボーナスと、継続して入るART(月光の刻)の違いは良くわからない。また、スキージャンプ同様、ラストの継続については分かりやすいが、途中のリセットについては分かりにくい(完全告知モードを選んでいた場合は別)。
 リミッターリセットの直後に限り(?)、月華の刻という状態に入ることがある。これに入ると、メインデジタルがなかなか停止しないため、その間アタッカー(本質は電チューなので、メインデジタル回転中も開く)で玉を増やすことができる。この間はできる限り、スルーチャッカーのメモリーを切らさないよう注意すること。(しかし、大当たりしないのに出玉が増える状態を作るということは問題ないのだろうか?)

 ざっと説明しましたが、こんな感じです。「5%を10回外し、最後に65%も外す」という状況にならない限りは、延々と出続けるということになります。

 こちらについても止め打ちは重要です。
 通常時、中絵柄に黒船マークが止まれば右打ちとなりますが、野沢雅子(ハヤテ)が「右打ちするんだーっ」と言い切ったあたりで打ち出し開始。7個入りそうになったら打ち出しを停止します。ただ、おそらく右打ちした方が普通に打つより回ると思われるので、演出が外れそうな場合は、右打ちを続けてメモリーを満タンにしましょう(通常時に右打ちすると警告音が鳴り、更に右打ちを続けるとその音が大きくなるので通常時の右打ちは難しい)。
 大当たり中は、メモリーが途切れない限りしっかり止め打ちしましょう。この台はスキージャンプと違い、本当のアタッカーは電チューアタッカーより下にあるうえ、長く開かないので、無理して狙う必要ありません。月華の刻についても、止め打ちの方法はそれほど変わりません。

 最後に感想。
 こちらの方が、演出はそれなりにまとまっていて、打っていて楽しいと思いました。一方、4分の1という確率はハマると非常にキツイです。
 ボーダーラインは20回程度という厳しい数字が示されていますが、月華の刻がどれくらいの確率で発生するかが分からないので、実際は普通の台と同様に18回くらいになるのではないかと思っています。月華の刻は、突入すれば300秒程度は普通に継続します。300秒で30連チャン相当の出玉があることを考えれば、決して影響は小さくありません。
 声優も、主人公の野沢雅子、ヒロインの戸松遥は引き続き登場。更に、新キャラとして登場した幼い女の子、さつきを演じるのは飛ぶ鳥を落とす勢いの赤崎千夏が演じています。他にも、4分の1バトルの時に登場するチャンスキャラのレミィ・マルタンを演じるのは、パチンコでは常連の田中理恵です。今後はおそらくパチスロの第2弾が発売されると思われるので、今後の展開にも期待したいと思います。
 ということで、トータルではこちらの方が面白いです。ただ、私の行く店には少ないので、打つ機会は少なそうです。


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