アキバ系ギャンブラーの賭け

ギャンブルで儲けてアニメに貢ぐという崇高(?)な目的のため、ありとあらゆるギャンブルに手を出すギャンブラーの日記

(その他)コロナウィルスについて

2022-02-12 15:12:07 | その他
 最近のコロナウィルス関係について思うことをまとめます。

 緊急事態宣言、まん延防止等重点措置について。
 私は、緊急事態宣言はもちろん、まん延防止等重点措置の適用についても反対です。
 理由は、全く意味なく無駄な税金が使われるからです。第5派で出された緊急事態宣言は、出されてもしばらく陽性者数が減らず、その後何も状況が変わっていないのに、陽性者がどんどん減っていきました。もう、緊急事態宣言では感染を押さえることができないのは明らかだと思います。
 それでも、しないよりはした方が良いと考える人もいるかもしれませんが、ここで問題になるのが飲食店への対応です。時短営業や酒類提供禁止に、果たしてどれだけの意味があるのでしょうか。結果的に、規制に協力しない店に人が流れたり、路上飲みに流れるだけだと思います。海外のようなロックダウンでも抑えられないのに、どうして日本でできる規制で感染拡大が抑えられると思うのでしょうか。
 更に問題が協力金です。細かい精査ができないという事情は分かりますが、今の協力金制度は、本来なら大人気のお店を苦しめ、本来なら潰れても仕方ない不人気のお店を潤しているように見えます。アベノマスクの600億が可愛く見えるほどの大金をつぎ込んでいますが、それに対する費用対効果が十分とは言えないように思います。アベノマスクはしつこく無駄を追及されていますが、私はこちらの方が圧倒的に無駄だと思います。
 緊急事態宣言を出せという世論は、以前と比較すれば減ってきたようで、読売新聞の調査では「出す必要がない」という意見が「出すべきだ」という意見を上回りました。そもそも、緊急事態宣言を出して、何をすべきだと考えているのでしょうか。学校の一斉休校でしょうか。電車を止めて移動できないようにして(経済に大ダメージを与えてでも)感染を抑制するくらいのことを期待しているのでしょうか。まさか、飲食店への規制を厳しくするだけとか、単なる標語の代わり(出すだけ出して何もしない)でしょうか。未だに緊急事態宣言を出せと言う人に、緊急事態宣言に何を期待しているのか聞いてみたいものです。
 それでも、どうしても緊急事態宣言を出すなら、私は65歳以上と基礎疾患を持つ人は全員、必要最小限の買い物や通院以外外出禁止にすべきと考えます。これらの人を守るために、若者、特に子供たちにいつまで我慢させたら気が済むのでしょうか。危ないのは高齢者と基礎疾患を持つ人なら、これらの人だけ自粛すれば済む話です。もしそういう話になれば、私も基礎疾患を持つので、甘んじて自粛しようと思います。もちろん、家庭内でもマスク必須です(高齢者等がいない世帯は除く)。

 マスコミについて。
 私は、平日家にいる時は、スッキリ→ひるおび→ミヤネ屋の流れでテレビをつけて流し見していますが、今年に入ってからは、いずれも緊急事態宣言やまん延防止措置に前のめりではありませんでした。むしろ見ていてイラっとさせられるのは普通のニュース番組の方で、ニュースeveryとかは、煽りが酷くてもう見ていられないので、最近は比較的マシなNスタを見ています。とはいえ、煽り方向の松本氏とか倉持氏とか出てきたらチャンネルを変えますが(笑)。
 また、私はNHKを基本的に信頼していますが、コロナに関しては非常に不満です。そもそも、最近毎日のように流される、特定の病院がひっ迫している様子を何の為に映しているのでしょうか。映すなとまでは言わなくても、毎日映す必要があるのかと思わされます。大事なのは、特定の病院がひっ迫しているかどうかより、その都道府県全体、或いは日本全体でひっ迫しているかどうかだと思います。
 コロナ初期の頃は、病院のひっ迫映像もコロナに対する危機感を持ってもらうという意味があったと思いますが、今はむしろ逆効果なのではないかと思います。多くの国民にコロナに対する恐怖を植え付けすぎたせいで、少し熱が出たくらいで発熱外来に押しかけたり、何も症状がなのにPCR検査を受けたがったりして、これが保健所や医療現場をひっ迫させているように感じます。今のように感染が広がった状況なら、普通の風邪程度の症状なら病院に行かずに家で養生するべきで、本当に危ない人だけ病院に行くべきです。芸能人の感染のニュースが毎日の方に報じられますが、最近では高齢や基礎疾患のある芸能人が、特に健康状態に問題があるわけでもないのに、念のため入院したというニュースがありました。これは芸能界がどうというより、日本全体がこの流れではないかと思います。念のため念のためと言い続けて、こんなことをしていたら、いくら入院施設を充実させてもキリがありません。軽症以下の患者はさっさと退院させて自宅待機させ、本当に入院治療が必要な人がすぐに入院できるようにすべきです。
 それでも、冬場はただでさえ脳梗塞などを発症し死に至る人が多くなる時期であり、そのような人がコロナにかかっていた場合に扱いが難しくなるという問題があります(現在の1日あたりのコロナの死者が第5波を超えてきているのに、重症者がそこまで増えてきていないのは、コロナ以外の理由で亡くなる人がたまたまコロナに感染していたケースが多いのが理由と考えられます)。私は、拙速に2類相当から5類相当に下げるのは賛成しませんが、コロナ対応のせいでコロナ以外の重症者を救えない状況になるなら、5類相当に下げざるをえないと思います。

 コロナワクチンについて。
 私は反ワクチン信者ではないし、既に2回ワクチンを接種したし、3回目のワクチンも順番が来たら粛々と受けようと思いますが、まるで今の状況が、ワクチンの3回目接種が遅れたからこうなっているみたいな批判は全く同意できません。
 そもそもワクチンは、重症化を防ぐものであり、感染自体を防ぐ効果は限定的です。海外でも日本でも、3回目の接種を行った人も感染しており、オミクロン株の爆発的な感染力を防ぐ力はそれほどでもないように思います。そして、上でも述べたように、感染自体が防げない以上、コロナ以外で重症になった人の感染も完全に防げませんから、「重症のコロナ患者」は増えてしまうということです。
 また、現在日本では、ワクチンの3回目接種は2回目から6か月以上開けることで承認されています。高齢者の私の両親は、岡山では、医療関係者以外では最速クラスでワクチンを接種しましたが、それが5月の下旬でしたから、6か月以上となると12月が最速でした。12月と言えば、感染状況も落ち着いていて、更に自治体も対応できないとゴネていたニュースを見ました。そんな中、3回目のワクチン接種をどんどん進めていこうという雰囲気になったでしょうか。韓国では、日本より遥かに3回目接種が進んでいるようですが、それでも1日の陽性者数は新記録を更新しています。
 岸田政権のコロナ政策には不満がありますが、コロナワクチンについては特に大きな問題はないと考えます。なお、私の両親は二人とも「ファイザー・ファイザー・モデルナ」で接種しました。副反応は、2,3日患部がかゆくなったくらいでした。私も、ファイザーが品薄なら、3回目はモデルナでもいいと思っています。
 (2.24追記)モデルナで3回目を打ちましたが、初めて副反応が出て、翌日は38度近い熱が出て、強い倦怠感がありました。まさか、このタイミングでコロナに感染したかとも思いましたが、翌日にはあっさり回復しました。少しつらかったですが、多分マシな方なんでしょう。私は手術のための全身麻酔を5回くらい経験していますが、全身麻酔から回復した後の倦怠感の方が何倍もつらかったです。

 NHKの気になったニュース2件。

 姫路市で、退院条件が整った患者が退院できないというニュース。どういうことかと思ったら、介護老人施設が、他者への感染を恐れて受け入れないとのことです。ツッコミどころしかありません。おそらく介護老人施設から入院してきたのに、その介護老人施設が受け入れ拒否ってどういうことでしょう。入院する時、退院条件が整ったら受け入れを拒否しないと念書を書かせて、書かない場合は病院が受け入れを拒否したらいいと思います。

 デンマークでは、ウィズコロナを進めているというニュースがありました。。感染者数が増えても、重症者や死亡者が増えないから、様々な規制を解除するという話でした。3回目のワクチン接種が進んでいるとか、検査が簡単にできるとか、そういう話に持っていきたがっているようでしたが、調べてみると直近1週間では1日平均20人以上コロナ患者が死亡しています。デンマークの人口は600万人弱で、日本の20分の1以下。人口比で言えば、日本なら400人以上が死亡するペースで、それを受け入れているというだけの話です。それなら、日本も1日150人程度の死亡者数くらい受け入れたらどうでしょう。また、3回目のワクチン接種が進んでも、感染自体は防ぎきれないのですから、病院などで(コロナ以外の)重症患者に感染してしまうこと自体は防げないですから、ワクチンだけで状況が改善するとは思えません。
 (2.24追記)最新のデータでは、デンマークの1週間の死者240人。1日平均で34人。日本の人口に合わせると1日700人です。続報はないですか?NHKさん。

 最後に、反ワクチン信者について。(2.18追記)
 ワクチンは100%安全と言い切れるものではなく、それゆえ打ちたくないという人が出てくることについては、ある程度理解はできますが、自分の意見を通すために、意見が暴走しているのを見ると、やっぱり反ワクチン信者には近寄りたくないです(ジョコビッチしかり、日本のノーマスク議員しかり)。例えば、ワクチンを2回接種しても重症化した人が1人でもいれば、ワクチンに効果はないと言い放つ感じです。先日は、10代のコロナ陽性患者が死亡したニュースがあり、10月ごろにワクチンを2回接種していたらしいですが、このニュースを見て「ワクチンのせいで死亡した」と言い放つのが反ワクチン信者です。ワクチン接種から4か月も経過しているのにワクチンのせいとか、何の冗談かと思わされます。
 分かりやすいデータとして、次のような数字があります。
 21年1月7日(第4波の最大陽性者数)陽性者数2447人、65歳以上264人、率10.8%
 21年8月13日(第5波の最大陽性者数)陽性者数5773人、65歳以上203人、率3.5%
 第4波の時は、ほとんどの高齢者がワクチンを打っておらず、第5波の時はほとんどの高齢者がワクチンを打っている状況です。このように、明らかな差があります。重症患者についても、第4波の時は高齢者がほとんどだったのに対し、第5波の時は50代以下のワクチンを打っていない世代が多数を占めていたことは、記憶にも新しいところでしょう。また、ワクチンは重症化を避けることが主な目的とはいえ、感染自体を防ぐ効果もそれなりにあるということです(反ワクチン信者は、1人でもワクチン接種者が感染すると、ワクチンに効果がないと言い放ちます)。第6波の現在についても、2回目のワクチン接種から時間が経過したため感染を防ぐ効果が落ちているとか、そもそもオミクロン株に効果がないとか言われますが、2月17日のデータでは、陽性者17864人中、2回接種8710人、1回接種125人、接種なし4534人、不明4495人です。東京の2回接種率は78.7%ですが、不明を除いた陽性者のうち2回接種者の率は65.2%、仮に不明者が全員2回接種だったと仮定して計算しても、2回接種者の率は74.1%で、ワクチンの接種率を下回ります。さすがに全員が2回接種ということはないでしょうから、やはりワクチンを接種している方が感染しにくいと言えます。
 ワクチンについてまとめると
 〇ワクチンは概ね安全なものだが100%ではない
 〇ワクチンを接種したあと死亡した人はいる。しかし、ワクチンを接種したことで死亡率が上昇したという明らかなデータはない。
 〇ワクチンは重症化を防ぐ確率が上がるが100%ではない
 〇ワクチンは、感染自体を防ぐ確率も多少上がる
 〇65歳未満で基礎疾患がない人は無理に打つ必要はないかもしれない。逆に、65歳以上又は基礎疾患持ちの人は、むしろ打たない理由が分からない。