アキバ系ギャンブラーの賭け

ギャンブルで儲けてアニメに貢ぐという崇高(?)な目的のため、ありとあらゆるギャンブルに手を出すギャンブラーの日記

(アキバ系)少しは整合性を・・・

2011-09-06 12:09:58 | アキバ系


 結局、戦国乙女~桃色パラドックスのブルーレイも買ってしまいました。
 パチンコ、戦国乙女2の出来が期待通りだったことと、成績も良かったこともあり、コレクターズアイテムを集める感覚で買ってしまいました。

 テレビで放送された分は一通り見ました。まあ、お話としてはそれなりにまとまっていたし、普通におもしろかったです。しかし、あくまで原作はパチンコであることを考えると、声優の違い以外の点についても、不満はあまりに多いです。(以下、一部ネタバレがありますので、アニメをご覧になる予定がある方はご注意ください)

 一つは、ストーリーの関連性がほとんど(全く?)ないことです。
 アニメでは、ヒデヨシとマサムネは現代人がタイムスリップしてこの世界にたどり着いたという設定ですが、パチンコではそんな設定全くありません。天下統一ロード中に、そのキャラクターの設定を読むことができますが、ヒデヨシについては、「榛名の守人の一族で、幼い頃ムラサメに両親を殺される」みたいなことが書いてあります。しかし、アニメでは当然そんな設定全く出てきません。
 他にも、パチンコでは「1」でも「2」でも、乙女武将たちは天下を取るために榛名(勾玉)を狙っているという設定なのに、アニメでは真紅の甲冑に変わっています。
 パチンコのアニメ化は、パチンコでは書ききれない世界観を補完し、広げるという効果が期待できますが、このアニメとパチンコについては、その効果が全く生かされていません。完全に別の話です。私とは逆に、アニメを見てからパチンコに触れた人にしても、違いに戸惑うのではないでしょうか。
 アニメ化の時、「ある程度オリジナルの設定が加えられるのは仕方ない」みたいなことを書きましたが、それでもある程度の整合性は必要です。「1」では考えなかった設定を「2」で付け加えるような形にするなど、もう少し何とかならなかったのかと思います。

 もう一つは、キャラクターの設定すら合致していない点です。
 パチンコで明智ミツヒデの紹介文を見ると、「ヒデヨシからは『ミッチー』の愛称で呼ばれる」と書いてあります。これを初めて見た時、私は「『あけりん』じゃないんかい!」と(心の中で)全力でツッコミました。アニメでもヒデヨシとミツヒデは絡みが多いですが、ヒデヨシはミツヒデのことを「あけりん」と呼んでいます。これすら整合性が取れていないというのはどういうことでしょう。
 また、個人的に一番許せなかったのは、ケンシンがシンゲンより背が低いことです。パチンコの設定では、「1」の頃からシンゲンが169cmなのに対し、ケンシンは175cm。オウガイを除けば、ノブナガと並ぶ長身で、それが(私にとって)彼女の魅力の一つでした。しかしアニメのケンシンは、シンゲンより明らかに背が低く、他の乙女武将と比べても同じくらいか、むしろ低いくらいです。ちんちくりんのケンシンなど何の魅力もないわ!
 外見だけでなく、キャラクターの性格についても、例えばイエヤスはパチンコでは天然ボケキャラっぽい性格なのに対し、アニメでは腹黒で、やっぱり統一性がありません(他のキャラについては、同じような性格のキャラが多いですが)。
 他にも、ゲスト的な立場で出てきた新参乙女武将のソウリン、モトナリ、モトチカの3人。声優がその地方出身の声優を起用している点は面白いと思いましたが、その地方の方言で喋るという設定はパチンコでは生かされていません。

 多少の違いが発生するのは仕方ないし、声優についても費用やスケジュールなどの都合で変わることもあるだろうと思いますが、ここまで全く違うものにする必要があったのでしょうか。買っておいてなんですが、いったいこんな作品にして誰が喜ぶのかと思ってしまいます。

 あと、ツインエンジェルについても、アニメのブルーレイが9月に発売されますが、現時点ではまだ購入を決めていません。
 こちらについては、声優はもちろん、キャラクター等の設定もパチスロに準じているのですが、絵の雰囲気があまり好きではないことと、何より(小さな声で)あまり面白くないので、購入を躊躇しています。
 10月に導入見込みのツインエンジェル3を打っている頃に出てくれれば、勢いで買っていたかもしれないですけどね。でも、PSP用ゲームは勢いで買ってしまいましたが・・・。