1月19日(水)
セガサミーの株価は、今年が始まってからこの日まで、下落したのが僅か1日。残りは全部上昇で、昨年末の終値1545円に対し、この日の終値は1764円を付けた。
1月20日(木)
反落し41円安で引け。
1月21日(金)
続落し55円安の1668円で引け。この時点では、これまでの急な上昇に対する調整程度に考えていた。
1月22日(土)
パチスロ関係のBBSを見ていたら、セガサミーの新台「サクラ大戦3」が閉鎖されているというコメントがあった。色々調べていると、あるパチンコ店の店長のブログに詳細が載っていた。どうも、全台設定1にしても、100%を僅か(0.5%程度)上回ってしまうらしい(全国平均というレベルで)。
5.5枚以上の換金率でやっている店なら何とかやっていけるかもしれないが、等価交換の店にとっては死活問題。機械台の回収が不可能である。しかも、この機械割は、小役を取りこぼしたり、ボーナス入賞までに時間がかかったりしている人を含めた数字であり、ちゃんと目押しできる人なら、103%程度になる可能性もある。普通なら103%なんて狙うべき機械割ではないが、これが最低ラインなら話は別である。
機械台が1台40万円と仮定すると、3万台売れれば120億円。補償なども考えれば、特損レベルになることは確実で、いくらなんでも許容できる材料ではない。
しかし、サミーからの発表はこの時点で何もなし。
1月23日(日)
翌日の株式市場が不安で仕方なくて、1日休養日だったのに休んだ気がしなかった(笑)。
1月24日(月)
寄り付き前の板は、特に目立った売り注文なし。しかし、今回の件が問題にならないとは考えられず、100株を残り手全部成り行き売り注文。無事、4円安の1664円で寄り付き一安心。
その後、1609円まで下げる。影響が出たのかと思いきや、その後は買いが入って1645円まで戻して引ける。
1月25日(火)
この日も買いが止まらない。私の売値もあっさり上回り、43円高の1688円で引ける。
1月26日(水)
前日の終値近辺でうろうろ。結局6円高の1694円で引ける。
このあたりで、諦めて買い戻すことも検討するが、サミーからの発表がないため我慢・・・。
1月27日(木)
寄りつきから1700円を超え、23円高の1717円で引ける。ここまでか・・・。
と思ったら、この日の大引け後にセガサミーから正式発表。非を認め、店が希望すれば台の引きとりを条件に代替え機と取り換え(2月中旬ごろ)。取り換えまでの間、1日3千円の営業補てんとのこと。
対応としてはまあ問題ないと思う(ただ、代替え機がクソ台だったら店は怒るだろうなあ)。しかし、やっぱり大きな損失になるのは確実。ニュースリリースでは、パチンコ北斗の拳(STタイプ)の受注が好調なので、業績予想の変更は出ない見込みとのことだが、それが本当だとしても、見方を変えれば上方修正がパーになったとも言える。
翌日はさすがに下げるだろうが、どこで買い戻すかについては難しくなった。そもそも、翌日は週末なので、場合によっては様子見としたい。
1月28日(金)
寄り付きは何と変わらず。いったいどうなっているのかと思っていたが、その後はジリジリと下げる展開。終値は1669円で、私が売った値段から5円高いだけの位置まで戻ってきた。
すると、この日のニューヨークが大幅下落。エジプトのデモ騒動を嫌気したらしい。これは週明けも下げそうだ。しかし、一層買い戻しのタイミングが難しくなりそうだが、今回の特損は一時的なものなので、長期的には大して問題にならないと思うので、早いうちに買い戻したい。
と、今回の騒動に対する動きはこんな感じでした。
こういうことって、いつかはあるのではないかと思いました。ART機は抽選方法が複雑で、計算やシミュレーション等をミスすれば、ちょっとした攻略で100%を超えてしまうのではないかと思っていました。しかし、こういうことを起こすのは、名前も聞いたこと無いようなマイナーメーカーだと思っていて、まさかサミーのような超一流企業がやらかすとは夢にも思いませんでした。
サミーは今回の原因をハッキリさせ、再発防止に全力を挙げて取り組んでほしいと思います。
(2月7日追記)
続き
1月31日(月)
大きく下げて私の買値を下回るも底堅い展開。結局、売値より8円安いだけの価格で買い戻し。しかし、その後下げて終わってしまう。もう1日待つべきだったか・・・。
2月1日~4日
全部上昇。結果的にはかなりいいタイミングで買い戻せた。
2月7日(月)
四半期決算の内容から大幅に上昇。とりあえず、問題が大きくならなくて良かったと思います。
とはいえ、結果的には何もしなくても良かったということかもしれませんが・・・。
ただ、どこまで上がるかなあ。個人的にはそろそろ限界が見えてきたような気もしますが・・・。