CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

日本の歴史て

2004-12-08 22:07:55 | ドラマ映画テレビ感想
なにげなく、今、その時歴史が動いた
を見てたわけですが
ほら、題材が大化改新で
あー、中学校で習ったなぁ
中大兄皇子が蘇我入鹿を叩き殺したんだなぁと
中臣鎌足あたりは何したのかさっぱり覚えていませんが
(どうでもよいが、ATOK偉大だわ、上記人名が一発変換だ)

ともかくだ、その大化改新のことを
ぱっと最後のほうだけしか見てないけども
明らかに俺の知らない大化改新だった気がするんだが・・・

こういう知的好奇心を埋めてくれるという点で
この番組大好きなんだけども、それはそれとして
これって中学生とか見られる時間だよな?
今時の先生ってどえらげない大変ではないかと

思ったりしましたが、裏番組でトリビアやってる限り
きっと彼らはそちらしか見ておらず
このNHKの力作は、我々のような有閑社会人に
視聴されていくわけであります

しかし、NHKも気を利かせて、次回
函館まで行く歳三を描くわけですな
いいな、そういう補完のしかた
それはそれで異議なしですよ
っつうか、新撰組!の土方で再現映像やってくれないだろうか・・・
楽しみなんだがなぁ

と、今思いついただけの話

北方謙三「黒龍の柩」

2004-12-07 21:48:30 | 読書感想文とか読み物レビウー
というわけで、相当前なんですが
読んだ小説のレビウー

北方謙三「黒龍の柩」

当時おいらは、ハードボイルドというのを究めたら
人間いや、男として絶対にレベルアップする
っていうか、もう

お前はパリに、俺はここに仕事がある、それだけだ

とかいう理由で女と別れたりとかしてみてぇ
すげぇ、まず付き合う女とか探さないといけねぇけどなぁ
さて、それはいいとして、まぁ
こういういわゆるなハードボイルド、かたゆで卵的雰囲気を
どうにかして文章で味わおうと
日本における、この世界の第一人者
またその内語ろうかどうかわからんけども、馳星周に
あのオヤジは本当凄ぇと言わしめるこの人の
小説を是非読もうと

手にとったのが、幸いおいらにも予備知識のある
新撰組の話題、あまつ、土方歳三を扱った
もう、ほら、そのパーツだけで楽しそうじゃないか
鬼副長を主人公にしたハードボイルドだぞ?
と、勝手にイメージが先行して
なんか、ハンパねぇ男の世界が見られるのではないかと
当時期待して読みましたが

以上、前振り

感想:えー。

違う、面白くなかったんじゃない、思ってたのと違っただけなんだ
そんな具合で、まぁ、なんだろう
おいらが慣れていなかったせいもあるんだが
確かに、読みどころはあったし面白かった
歳三が、ケーキさんを函館まで連れていけば
全くあたらしい幕府を開くことができる、そして
榎本や黒田といったメンツ、このあたりの書き方
性格づけが、司馬遼太郎の燃えよの性格と似ているので
おいらには入りやすかったし、なにより歴史感覚の掘り下げ方も
比較的読みやすかったので面白かった

なによりも、薩長悪しとして
その悪さが仕方のないもので、だけど、男は夢を追い
そして夢に死ぬのさ的な進み具合
ただ、個人的に凄く違和感があったのは
坂本龍馬
言ってることは素晴らしいし、英雄竜馬っぽい
だけど、全然男らしさを感じられない、才気走った若者という
細面の印象になってしまった、いやでも凄いんだよ
中村半次郎と沖田の喧嘩の間に入ったりするような男なんだから、でも

多分、豪気というのを土方という人物に
当ててしまったせいもあるのだろう、土方と同じくらいの胆力で
才気に溢れているという感じではなく、完全な対照として
キャラ設定されてたように感じました
だいぶ前に読んだから違うかもですが、そう思ってるっつうことは
そうだったんだよきっと(誰に対する言い訳だ)

まぁ、史実の通り竜馬は殺され
そこの具合は、おいらが一番大好きなストーリー展開だったので
お気に入り新撰組小説ではあるんです、だって
土方が鬼よりも強いですからこの小説の強さはハンパじゃねぇ
兼定の中子が血で腐ってるくらいだ(お気に入り表現)
あと、山南さんといい塩梅で統制がとれているところも
友情パワーがステキな小説であります

まぁこの後、北方三国志を読んで、
ハードボイルドとはこういうことかということに
気付いたわけですが、それはまた
次回ということで

黒龍の柩
新撰組初心者向け
そして
ハードボイルドと犬死にを勘違いしている人間は読んでならない

俺の当時思っていたハードボイルドってのは
戦って戦って失意の果てに死んだり
何もかもを失ったり、そういうやぐされた男の背中を語るっつう感じだったんだが・・

あれ?この小説でも語られてる気がせんでも・・・
気のせいだな、夢なのだ、全ては
だが男は夢を追う、夢に生きるものなんだぜ

K-1

2004-12-06 21:25:54 | スポーツ
反応が遅れた話題になりますが
先日のK-1GPをテレビで見ました

なんだこのしょっぱいの

多分、様々なところで言われているであろうという
他愛のない感想を抱いてしまいました
かいつまむところもなく
なんだろう、まぁ、八百長とかそういうのもあるのかもしれない
それはわからん、でも、判定ばっかりってのは
K-1である意味がまるで無いのではないか?
それを感じずにいられない内容
どうせ判定になるんなら、5Rくらいで判定にしないと
無理ちゃいますかと、一人もんもんと思っておりました

ま、それはそれとして

ガオグライ凄かった
あの凄まじいハイキックだけのために
あの長いくだらない時間はあったんじゃないかと
あれを現地まで見に行った方々の冥福をお祈りいたします

それともう一つ
個人的に凄く惜しかったんだけども
ボタ、惜しい、もう少しだったのに・・・・
僕ぁ、彼が勝つところを見るまでは
K-1を見続けようかと思うほど
けっこう必死に応援してるわけですが、なんですか
前半戦は編集の都合でカットされてて
さっぱりわけわからん内に
ローキックが効いてたのはわかったけど、あの
アー、アーアーアーッというステキ声とともに
炸裂するボディーブローが・・・・
かっこいい、今日こそ勝てるよボタ
もうレニーへろへろだよ、あとちょっとだよ

で、ボタも頑張って、へなちょこキックとか出して
必死な感じ、明らかに勝てる、これは
どう見ても勝てる、よくやった
ボタの初勝利じゃねぇか?(俺が見てる限り)
ステキ、そのまま優勝してくれっ
できれば、ボディで沈めてくれ、いかにもボクサーらしいじゃないか
BigHeartsでも言ってたじゃん、どれが効いたか
わかんねぇパンチで沈むのが本当だってっ

びたーん

えー。
なんか、ぺちょーんとたまたま当たったっぽい一撃で
残念なことに判定負け、噂によると、あれの負けは
色々問題あるんじゃないかというほどの
奮闘ぶりだったらしいので、ああ、来年も期待してます
というか今年の年末は戦わないのか?
無理か、本戦のダメージ回復してねぇし・・・

そんなこんな

流山

2004-12-05 21:27:31 | NHK大河ドラマ感想
やばい、もう終わりかよ
終わっちゃうのかよNHK新撰組!

とうとう次回最終回となる今夜
いやはや、既に全員の中に
何もない未来へ向かっている
既にこの動きは変えられないというザマが溢れてる
病床の沖田が言った通り
「徳川の世なんて戻ってこないのは、あの方もわかってるんだ」
そう、誰彼と言わず
みんなわかってるけど、それぞれの義侠やら男気やらに
殉じているんだねぇ

かなりいい塩梅で最終回を迎えつつあると思うのですが
最終回を見ないとなんともわからないが
この後、原田、新八に出番があるのか
無いとすれば、それはそれでいい終わりなんだが
できれば・・・・と思う

斉藤の熱いっぷりとその説明となる沖田訪問
「いつ死ぬんだ」
は、多分、新撰組名台詞に入るだろうと思うんだが
なかなかステキだった、夏を過ぎた頃と答えた沖田に
寒くなる前にまた来ると残すあたり
いいなぁ、このやりとり、切ないねぇ

有馬藤太が、思いの外というか
凄くいい役所で面白かった
あれはいい役者さんであります
チェストーーっ、がまともに聞けたのは
これが最初で最後でなかろうかと思います

あと、勝先生があいかわらずぶっちゃけ調ですばらしい
「まぁ、やるやるやる、やるから、な、やめろ」
あんな言い方ねぇだろしかし
それでも頭のいい人同士っつうのは通ずるもんがあるのか
西郷もほいほいとのっかって、あれこそ
本当の意味での首脳会談かもやもと思いました

ともあれ、なんというかな
土方一人だけあの格好ってのはおかしくないか?
と、思ったんだけども仕方ないのかな
そろそろ新鋭隊士も洋装を整えてあげたかった気がするんですが
まぁ、いいかそんなこと

さて、様々張り巡らせた伏線も畳まれ
どうやら次回、新撰組の捨助も大活躍するみたいだし
楽しみであります

しかし、今回の加納くんの苦悩がよかった
半笑いの局長も、よかったとしようよ
そんな気がしました
長い戦いが終わるんだな、そういう気分になりましたとさ

オムライス

2004-12-03 23:31:22 | 星里もちる
気になるヨメさんとどっちにしようか迷ったけども
まぁ、順当に、今週の星里もちる探訪は
スペリオールで二作目、そして、もっとも得意であろう
どたばたコメディ分野、いやさ
りびんぐを彷彿とさせる、ステキ漫画「オムライス」であります

どたばたコメディ
というか、そうじゃないな
非常に、こつりこつりと、イベントがこなされていき
やがて終わりを迎える
そういう感じ、連載中はこの作品がひょっとしたら
星里もちる史の一つの集大成ではないかと危惧したもので
その後に続いた、本気のしるし、あたりからして
ちょっと不安になったが、ルナハイツを見るにつけ
まだまだ終わりは来ない

横道それましたが
とにかく、その当時、いや、これまでの連載の
星里キャラクターが遺憾なく発揮された
ステキな婦人、奇妙な四人の同居人(女性)と
優柔不断で頼りないけども、どこかプライドを棄てきれない男が主人公
とりまく人々が、どれもこれも魅力的で
登場する五人の今井さんがステキなのは
多分周知のことだが
やはり、5人目とも言うべき院長先生がこれまた・・・

あれこれとの恋愛模様もさることながら
長女珠子と次女羽子と院長先生の、様々割り切れない三角関係
珠子と院長という出来上がらなくてはならないカップルと
院長先生の後ろの顔を知っていて、そして憧れを抱いた羽子

ここで羽子が間を取り持つという当然の展開だが
星里もちるが描くとまるで違う
羽子の焦燥感や割り切れ無さ、やりきれなさが凄く伝わる
やりきれなさとも違う、なんだろう
羽子がくっつけようとしてるし、横恋慕は場違いというのは
羽子なりに消化できていると羽子だけが思っている
現実は甘くない、それを知らしめるように
最後のところで、私にも守るべき家があるという台詞
ここにいたるあたりと、羽子との差違
これがたまらん、そこにいたるまでの、痛々しいまでの献身と
見せかけた、羽子自身が自らを納得させるためにした
姉と好きな人をくっつけること

最終的には、おぼこで、どうしようもない葉子と
みどりという不思議な妹のおかげで、次女という
複雑なポジションは、それなりの大人に変貌するわけだが
いや、なんだ
羽子さんが毎回色々とコスプレしてるのは
面白かったのであります
矢吹ジョーとか微妙に古いあたりがまたね

美人姉妹で、そしてヒロインとの間に
必ず現れる名取(違う)、ワインの彼もなかなかステキだが

最終的には、大団円
ただ、付き合ったから大団円じゃなくて
それぞれが、本当の意味での家族とか
居場所とか、そんなのをとりあえず、あたりつけた
そういう形で終わる

りびんぐのスペリオール版といって相違ないと
僕ぁ思うんだけど、どうだろうかな
ちなみに、単行本に載ってる、ツインビーンズがまたいい話だが
次回にでも

ハエトリグモ再び

2004-12-01 21:55:11 | 昆虫学
よく見かけるハエトリグモが
何年も同居していた事実をこの夏に
観察の結果、結論づけたんだが

最近、数が増えた

模様が違うから、間違いなく別物なんだが
それに小さい・・・・・・
どこからか混ざってきたかと思ったが
ふと、原点に返って考えてみたところ
これ子供が?

知らない内に、しらない奴と子供を設けて
あまつ子供置いて、親いなくなったという
おきまりの現在過去未来であります

まぁ、部屋の中にクモが這ってるくらい
個人的にはなんてこたぁ無いんだが
だいたい、ハエトリグモだから毒はおろか
むしろかっこいいくらいだしと
世間とずれていると、少しだけ気付いているんだが
それはそれとして
俺はよくても、世間がよくない

人を呼べない部屋だなと
ふと、帰ってきて電気をつけたら
壁を這い回るクモを見て思ったという
かっこいいんだが
やっぱ動きは虫なんだよな、嫌がるよな、女の子とか・・・・

見果てぬ夢を見ているような気がせんでもないが
そんな同居生活が続いています
捕食風景とか見たいなあ