CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

西郷どん  薩長同盟

2018-08-26 21:16:07 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「西郷どん」
視聴完了であります
幕末屈指の名シーン薩長同盟締結の場、
御花畑会談の巻でありました、かなり面白かった

すっかり落ち着きを手に入れてしまって、
どっしりと構えすぎじゃないかという西郷どんでありますが、
その代わりでもないが、やたら熱量が高まっている一蔵どんが
まぁいい按配でありまして、さらっと京都に女かこっているのはともかく、
胃痛に悩まされながらも、あれやこれやと頑張って、
最終的には逆切れめいてしまうというあたりが
人間臭いというか、ある種の幕末的狂気、熱病にかかっている感じが
最高に素晴らしいと思えてならんのでありました
実際、あんなに熱かったんだろうか
そうだとしたら、史実のようにはならなかったんじゃないか
あれこれ、想像するだけで楽しいのであります
ああいう時期があってから、あの晩年とすれば
それもまた、凄いことだと思えてならん、面白い

さて、長州とのわだかまりがいかに凄いかというのを
桂、西郷の両名と、ええ加減にせぇよといいながら付き合う竜馬という
この三人だけで描いていたのが見事でありまして
それぞれが、まさにその立場を代表していて
もっとも、薩摩については、かたくなに反対する閥も見せて
これでもかという困難さがあったのが素晴らしいところ
最終的に、薩摩が先に折れたというのは、
これが史実なのかしらんが、
子どもの頃に読んだ歴史漫画でも、だいたいそういうイメージだったのだけど
長州は、やっぱり、折れられないという感じだったんだろうかなと
思わされたのであります、
立場が違うというのは、まさにその通りであるな
ああいう代表をするというのは
並の仕事ではない、胃痛は、やっぱり一蔵よりも桂に合うものである

さらっと、狂輔も出てきたので
いよいよ幕末から新政府まで見えてくるようになったと
これまた楽しみになってきたのでありまして
こっから、大政奉還、竜馬遭難と楽しみなところが続くかと思うと
まだまだ今年の大河は楽しめると
今後を待つ気持ちが高まるのでありました