CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

【読書】吸血鬼

2018-01-22 21:47:58 | 読書感想文とか読み物レビウー
吸血鬼  作:佐藤 亜紀

難しい小説だった
正直、時間に追われて読むものではないなと
反省いっぱいであります
他人がどう思うというのはあまり意味がないのですけども
かなりの名作と誉れ高いのに
その内容に心というか、理解が追いつかないままに
読み終えてしまったのでありました
もっと、じっくりと腰をすえて読むべき小説であります

そんなわけで、ふんわりとしか理解できなかったのでありますが、
中世の因習が残る村に、現代的な行政官がやってきて
その因習を否定しながらも、それをしてしまう
その裏には、吸血鬼の存在があると
そういうお話でありました
結局、この吸血鬼の存在が何者だったのか、
これは存在していたのか、誰かが狂っていたのか
まったくそのあたりが、つらつら読んでいるだけでは
理解できないという有様でありまして
領主や、使い女や、学士崩れだの、
あれこれと係わり合いがあり、さらには、
革命独立をうなる勢力なんかも出てきたりして、
非常にきなくさいのに、村では吸血鬼騒ぎが起きたりしていると
そのオカルト的なところと、
現代的といえばいいか、実際として利益が、お金がと
そういう話になったり、政治転覆が絡んだりとするのが
魅力的な小説であったと思うのでありますが
やっぱり、なかなかどうして最高に楽しいのところまで
自分が追いつけない読書となってしまった

先日読んだ、スイングの話もそうだったし
もう一度、ちゃんと読み直さないといけない小説でないかと
反省を記しておきつつ、面白かったとかどうとか
判断くだせないまま、まずは、メモっておくのでありました
あかんな、読書への姿勢があかんのだな