CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

NHKドキュメンタリー - ドラゴンクエスト30th そして新たな伝説へ

2017-01-06 17:43:44 | ドラマ映画テレビ感想
年末にやっていました
ドラクエに関する特集番組であります
なんと形容したらいいのか、
ありていにいえば、11が出るので、それの宣伝というところなんだろうけど、
世代といっていいのか、ドラクエに並々ならぬ思い入れがある身分としては
これはもう、永久保存版だったんじゃないかと
いたく興奮する内容でありました
非常に面白い番組だった、グッドジョブNHK

ほりいゆうじ氏が語るドラクエという感じで、
氏がどれほどゲーム好きか、そもそも、ドラクエに関わった人たちが
どれほどゲームが好きだったかというあたりから
非常にわかりやすく紐解いていて、とてつもなく面白かった
番組演出もやたら凝っていて、ドラクエ風に見せるのが
まぁ上手すぎるというか、流石プロ、非常にほどよいという
押し付けがましくない、乗せすぎてない控えめさもあいまって
抜群の心地よさを覚えたのであります

興奮さめやらぬ感じで書いていきますと
私は3、4、5をメインで楽しめた世代で、
私自身としても、この3つで、実は卒業しているという
ドラクエ語っちゃいけない身分なんでありますが
この3つ、とりわけ、3の音源と世界観を番組中にちりばめていて
これだけでおなかいっぱいな感じでありました
最後のエピローグが3のエンディング曲とか
それは反則じゃないか、まったくもう、ステキだわ

ゲームつくりに関する熱い思いもさておいて、
すぎやまこういち、鳥山明、中村光一が集まって作った
実際はその他にも居たのでしょうけども、
この4人がメインだったという奇跡が
もう本当、丁寧なドキュメンタリで語られていて
年甲斐もなくわくわくしてしまったのであります

また、この陰でもないけど、隠然たる影響力を及ぼしていたのが
Dr.マシリトだったようで、この人は本当に天才なんだなと
改めて思い知った次第であります
この人こそ時代の寵児だったのかもしれない
大半の文化というか、幼少から青年期にかけての根幹部分を
マシリトによって作り上げられたとしか
思えないじゃないかと感じたのであります

ゲームの話をチュンソフトが持ってきたときに
すぐ、ジャンプの専売とする約束をとりつけて、
その後の展開をスムースにするために、
鳥山明にキャラデザインをやらせて、
あっという間に絡めとった上で、抜群の援助を行うなんて
天才プロモータすぎて怖いと
本当、尊敬してしまう

ともあれ、このドリームチームが今度の新しいドラクエも作るんだそうで
楽しそうではあるなと、感じたりしつつ、
これもまた回顧でしかないのだろうかと、ちょっぴり不安にも思うのだが、
ドラクエというゲームについて、
このゲームの音楽や、絵や、ストーリーに触れるだけで
どこか、浮き足立ってしまうことを
改めて思い知る、よい機会になった番組でありましたとさ

ドラクエは偉大だなぁと、自分にとっての存在感を確かめるのである