社長のテスト 作:山崎 将志
小説だと思うんだけども、
内容的にはビジネス書に近いタイプの本でした
過去にこういうのを何冊か読んできましたが、
今回のが、今までで一番凝ってると感じたのであります
というか、たぶん、ビジネス書じゃないんだよ
社長のテストという題名から、
社長がテストを出してくるのに答える話かと思えば、
確かにそうでもあるんだが、
社長になるためのテストでもあったと、
このあたり、ダブルミーニング的な話だったのかと(用法が違う)
思わなくもないのですが、なかなかスリリングな展開で楽しかったのであります
ある朝、自分の会社に車が突っ込んできて火事になる
衝撃的な内容からスタートして、
この危機をどう乗り越えていくかというのを
社長ではなく、いわゆる番頭さんポジションだった主人公が
あれこれと指示を出して、率いていくという話から、
その主人公をヘッドハントしようとする輩だとか、
だんだんきな臭い話が出てきてという具合で、
序盤だけなら、完全に、危機管理能力とはこういうことだという
イメージ小説を読んでいるだけだったのでありますけども
後半になるにつれ、自身の人生に対する危機管理を
まざまざ見せられるというか、考えさせられるようになって
なんとも困ったものでありました
台詞が多くて、さくさく進んでいくので
手早く読み終えられるのは、なかなかステキなところでありましたが
読み終わってみると、小説としては特に何ということもなくて
やっぱり、ビジネス書として読んで、
視点を変えて、読み解かないと
ちゃんと楽しめないなと感じたのであります
起業するつもりも、根性のないけど
そういう気概をもって、社会人をやっていくというのは
大変重要なことだとも考えるこのごろなのであった
小説だと思うんだけども、
内容的にはビジネス書に近いタイプの本でした
過去にこういうのを何冊か読んできましたが、
今回のが、今までで一番凝ってると感じたのであります
というか、たぶん、ビジネス書じゃないんだよ
社長のテストという題名から、
社長がテストを出してくるのに答える話かと思えば、
確かにそうでもあるんだが、
社長になるためのテストでもあったと、
このあたり、ダブルミーニング的な話だったのかと(用法が違う)
思わなくもないのですが、なかなかスリリングな展開で楽しかったのであります
ある朝、自分の会社に車が突っ込んできて火事になる
衝撃的な内容からスタートして、
この危機をどう乗り越えていくかというのを
社長ではなく、いわゆる番頭さんポジションだった主人公が
あれこれと指示を出して、率いていくという話から、
その主人公をヘッドハントしようとする輩だとか、
だんだんきな臭い話が出てきてという具合で、
序盤だけなら、完全に、危機管理能力とはこういうことだという
イメージ小説を読んでいるだけだったのでありますけども
後半になるにつれ、自身の人生に対する危機管理を
まざまざ見せられるというか、考えさせられるようになって
なんとも困ったものでありました
台詞が多くて、さくさく進んでいくので
手早く読み終えられるのは、なかなかステキなところでありましたが
読み終わってみると、小説としては特に何ということもなくて
やっぱり、ビジネス書として読んで、
視点を変えて、読み解かないと
ちゃんと楽しめないなと感じたのであります
起業するつもりも、根性のないけど
そういう気概をもって、社会人をやっていくというのは
大変重要なことだとも考えるこのごろなのであった