定年退職後の生き様

定年退職後、残された人生を如何に意味有るものに、しようかと悩んでいます。

読書

2007年07月11日 21時40分53秒 | 家庭関係
 仕事が落ち着いてきたためか、今週末は読書にいそしみました。

 重松清の「カシオペアの丘で」

 数年前に愛媛新聞に連載していたので、懐かしくなって文庫版になる前に購入してしまったのですが、読み通してビックリしました。
 新聞連載時とストーリーが大きく変わってしまっているのです。
 新聞では、男性主人公が東京で大学時代に同棲していた元恋人が、乳がんの病に倒れたと記憶していたのですが、今回購入した本では、肺がんが体中に転移して死ぬのは、男性主人公自身の方で、ストーリーもかなり新聞掲載時と変わってしまっているのです。 ただし、昔炭鉱に栄え、今は行政主体の第三セクター経営による遊園地経営が破綻してしまった北海道の北都市が舞台となっていることについては同じでした。
 結論。現代の旗手である小説家でも、北海道を舞台にした小説については、三浦綾子を越えることは出来なかったようです。
 

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