定年退職後の生き様

定年退職後、残された人生を如何に意味有るものに、しようかと悩んでいます。

バイク用ETC

2022年06月06日 20時20分51秒 | 旅行関係

7月から兄の会社に勤務予定であるが、秋ぐちには早速2週間ほど休暇をもらい、北海道へのロングツーリングを予定している。

当初は、現在のバイトが5月いっぱいで終了する予定であったため、原生花園が百花繚乱する6月を予定していた。

そのスケジュールに併せ、馴染みのバイク屋に頼んでオーバーホール(大修繕)も済ませた。

しかし、不測の事態により、バイトが一ケ月延長することとなったため、予定を変更せざるを得なくなった。

家族連れや学生であふれる、夏休みのハイシーズンは苦手であるため、観光客が少なくなって寂しげになる9月に出発することとした。

それまでは、ゆっくり週末にこまごましたツーリングを繰り返して腕を磨き、9月からの本番に備えようと考えている。

四国内でツーリングしているフェイスブックのグループ間で情報交流をしていた際に、高速道路利用の際のETC装着のことが気になり始めた。

20年以上前にバイクで大けがをした時に、妻との約束により、安全上の理由から、高速道路でのツーリングをしないことと決めていた。

しかし、今回の大修繕の際、信頼を置いているバイク屋から、二車線ある高速道路ならば、左側をトロトロ走っていると勝手にどんどん追い抜いてくれるので、交差点がゴチャゴチャしている一般道よりも安全であるという話を聞いて、私も妻も少し考えが変わった。

松山から南予に行ったり、四国中央から徳島に向かう高速道路では片側一車線の区間が続くが、本州の幹線はほとんど松山から高松までの区間と同様に、二車線区間が多い。

そこで、今回のツーリングにおいて、本州→舞鶴港までの行程、市街地で混雑する一般道よりも、時速80キロコンスタントで高速道路を走る方が安全であるという見解で妻を説得し、一部高速道路区間の利用許可を得た。

高速道路の利用が認められると、次に気になるのは高速道路で円滑な進入・進出をするための、ETC機械の導入如何である。

バイク用のETCは装着可能となる場所が限られてしまうため、どうしても小型化にせざるを得ず、そのためだけでもあるまいが、自動車用のそれに比べて高価となるため、本体プラス装着料で、3万円を超える。

ただし、6月30日まで限りのETC普及促進の特別キャンペーンとして、本体価格が1万円引きという企画が有り、期限が迫っている。

勢い任せにバイク屋に電話を掛けようとしたが、一呼吸おいて踏みとどまった。

クレジットカードを胸ポケットに忍ばせておけば、ゲートを通らずとも比較的円滑に進入・進出は可能である。

また、現在のETC割引は土日及び祝日限定の30パーセント引き等であるが、平日の料金は、窓口支払いと同じ料金である。

恐らく定年退職後のツーリングは、観光客の混雑を避けた平日が中心となる。ホテルに宿泊する場合、平日の方が割引となるケースが多い。

これらのことを考えると、3万円近く掛け、かつハンドル回りのシンプルな美観を損ねてまで、はたしてETC を装着するメリットはあるのだろうか?

思案をしているうちに、着実に助成期間の締め切りは近づいている。


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