映画が中心のブログです!

中島けんです。新しい映画や舞台の感想を中心に、大映の思い出、海外旅行・地元の話題などを写真付きで書かせていただきます。

映画 「コードネーム U.N.C.L.E」 & 「ラスト・ナイツ」

2015年12月01日 | 日記

  

    「コードネーム U.N.C.L.E」

    「シャーロック・ホームズ」シリーズのガイ・リッチー監督が、1960年代に人気を博した

    イギリスのTVシリーズ「0011 ナポレオン・ソロ」を新たに映画化したスパイ・アクション

    で、東西冷戦下にCIA工作員ナポレオン・ソロとKGBノイリヤ・クリヤキンが、核兵器を

    使った凶悪テロを相手に手を結ぶ禁じ手のお話です。

    凄腕だがプレイボーイで女に弱いソロ役を「マン・オブ・スティール」のヘンリー・カビル、

    真面目で几帳面だが短気なイリヤ役を「ローン・レンジャー」のアーミー・ハマーが演じ、

    共演はアリシア・ビカンダー、ヒュー・グラント。

    60年代のファッションは楽しめますが、スパイ・アクションとしては切れ味の悪い、スマ

    ートさに欠けた平凡作としか言えません。ここから新シリーズものとしてスタートする模

    様ですが、余程テコ入れしなければ持たないと心配になります。

 

     

    「ラスト・ナイツ」

    「CASSHERN」「GOEMON」の紀里谷和明監督ハリウッドに進出した作品です。日本の

    「忠臣蔵」をベースに、よこしまな政治が幅を利かせる封建的な帝国で、高潔な人物な

    のに些細なことから死に追いやられた領主のために、復讐を遂げる騎士たちの物語が

    描かれています。主演はクライブ・オーウェンとモーガン・フリーマンで、伊原剛志がラ

    イバル役で出演しています。

    結論から書きます。まるでウドの大木で、見てくれはいい所もあるが中身はスッポンポ

    ンという感じの壮大な凡作です。本来は写真家である紀里谷監督なので、野外のロン

    グシーンには見るべきものがありますが、お話も展開も全く面白く無いし、製作者の狙

    いがどう考えても判りません。よくもこのような作品を無駄なお金と時間をかけて、しか

    もハリウッドで製作したものだと呆れ返ります。

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする