↑ 女性は台南から来た台湾のお嬢さんで日本語ペラペラです。
久しぶり台湾の旅、今回は幻想的な風景の町「九份」。台北からは日帰りで行ける
格好の行楽地です。昔は9戸だけの小さな集落で、買い出しには誰かが9戸分をま
とめて買い物したことからこの地名がつけられたのだそうです。次回に書こうと思っ
ている「十份」は10戸の集落ということになります。
九份は戦前に金鉱の町として栄えたのですが、戦後に金鉱が閉山してからは衰退
の一途をたどっていたところ、台湾映画「悲情城市」の舞台となって話題になり、更に
宮崎駿監督のアニメ映画「千と千尋の神隠し」のモデルになった町として爆発的に人
気が出たと地元の人は言っていました。
海を望む丘の中腹に位置する場所なので眺望が良く、石段や坂道が多い町並みです
が、観光客にはそれがかえって人気のようです。とにかく昼も夜も観光客で押すな押
すなの人の波で、日本からの修学旅行も多く見かけました。
↑ トップの女性の連れで、こちら(両端)は日本の方。