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今回の全国公開前に、昨年行われた「フランス映画祭」で既に上映されている
作品で、熟年の女性が夫に内緒で訪れたパリで体験するアバンチュールを、軽
やかに描いた内容です。
ノルマンディーの田舎で夫のグザビエと夫婦で畜産業を営むブリジット(イザベ
ル・ユペール)は、子どもたちも無事に成人し、穏やかだが平穏な日々が続く中
で、遊び心を忘れないブリジットは毎日に少しでも変化をもたらそうとしますが、
人はいいものの武骨な牛飼いの夫が、妻に無関心なのが大不満。
そんなある日、近所のパーティで魅力的なパリジャンの青年と知り合ったブリジ
ットは、気分転換のため夫に内緒でパリに出かけることを計画し決行します・・・。
フランスの名女優イザベル・ユペールが、ハンサムな青年や紳士的な外国人、
そして実直で武骨な夫というタイプの異なる3人の男性の間で揺れ動くヒロイン
を演じるのですが、歳を取って可愛らしくチャーミングなイザベル・ユペールは、
魅力たっぷりで楽しく見せてくれます。
同じ日に見て先に感想を書いた「マジック・イン・ムーンライト」同様、小品ですが
楽しくロマンチックな娯楽作品ですが、強いてどちらの方が面白いかと聞かれた
ら私は「間奏曲はパリで」をあけます。内容も簡単で判りやすいし、ややこしい表
現も避けてあるので、どんな人が見ても楽しめるのではないかと思うからです。