とある記念日。
いつもよりランチを気張ろうと、
近くの隠れ家レストラン‘ズッケロ,に出かけた。
愛想のないシェフ。(本名:佐藤さん。ズッケロ{伊語:砂糖}の名の由来)
こちらから声をかけなければ無口である。
で、気になるところを質問した。
一ランク上メニュー(税込3400円)の前菜のひとつリゾット。
米粒が違う。長い。
昔、評判が悪かった外米を思いだした。
が、「イタリアの米です」だと。
「日本の米だとパラパラにならず、べちゃっとなってしまうんです」
浜田山の輸入食品店「カルディ」でも売っているらしい。
水の量が2倍いるという。
今度買って試してみよう。
閑話休題。
パスタは、バジリコペースト和えより甘エビのトマトソースの方がうまかった。
メインディッシュは、細切り牛肉のきのこソース和え、ほうれんそうのソテー。
家ではまったく味わえない、味だ。
「ソースが命」ということが実感できた。
それがシェフの腕ということだろう。
しばらくは貸切状態だったが、派手なおしゃべりおばさんが来店したので、
そうそうに退散した。