kazuフォトローグ

「徒然なる日常」を写真で語ります。

ちょっと早いのですが・・・

2011年02月01日 | アート
この時期、ちまたのショーウィンドーに飾られるのが、2月14日のバレンタインデーの関連グッズ。
節分なんて、とうの昔に忘れさられている。

バレンタインデーをさかのぼると、何とローマ時代。1700年以上も前の話だ。
当時、愛する人を故郷に置いてくると士気が落ちると、兵士の結婚は許されなかったが、司祭の聖ウァレンティヌスが、それを無視して結婚させたため、処刑されてしまった。これをきっかけに、キリスト教徒の祭日となり、恋人の日になったというのだ。

プロテスタントの我が家は、キリスト復活のイースターはあったけど、バレンタインデーなんてなかったぞ。
現在のカトリック教会でも、史実として実在していたとはいえないため、祭日にはしていないそうだ。

ヨーロッパでは、この日に、男女共、ケーキ、カード、花などを、恋人や親しい人に贈る習慣がある。
それをチョコにしてしまったのは、19世紀後半、英国のお菓子屋さんが、贈答用のチョコボックスを発売してからだ。
日本では、1936年神戸モロゾフ製菓が英字新聞に広告を出したのが始まりだという。
ま、今では、チョコの年間消費量の2割が、この日に消費されているというから業界にとっても、大切なイベントデーである。

「チョコ業界の陰謀」ともいわれる、バレンタインデーだが、チョコには、その気にさせる成分が含まれ、いくらアタックしてもこっちを向いてくれない人に贈れば、少しは役に立ちそう、という話を聞いた。もちろん、その場で食べてくれれば、だけど・・・。