勝地(かつち)ブログ

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vol.419 湯っくり

2017年10月17日 16時01分45秒 | Weblog
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朝4時に出発して・・・よく走ったね。


松山ICで高速を下りて、第四十六番浄瑠璃寺をスタートに第四十七番八坂寺、第四十八番西林寺、第四十九番浄土寺。


そして第五十番繁多寺、第五十一番石手寺、第五十二番太山寺、第五十三番円明寺。

写真は太山寺。本堂は国宝です。








今日はここまで。
道後温泉、ホテル椿館へ午後3時半に到着。400何キロ走ったのかなぁ、車のキロ数見とくの忘れたけど。
ここで、湯っくりします。





気がついたというか、羨ましく見てきたこと。
松山市は何でこんなに町医者が多いのかな。歯科、口腔外科、小児科、皮膚科、産婦人科、耳鼻咽喉科、眼科、内科、神経内科、などなどいたるところに看板また看板のオンパレード。尋常でない町医者の数とみた。もちろん総合病院も幾つかあるようです。
地方の、我が町の医師不足と比べて信じられない光景です。なんで? 昔から湯治で体調を整える客が多かった、それを目当てに西洋医学を施す医者が集まっできた?
医療環境が整っていると、自ずと比例する国民健康保険料(税)も高いだろうと思うけど、どうなんだろう。


*誤変換及び文章の瑕疵は後ほど推敲します。

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vol.418 紳士のスポーツ

2017年10月16日 10時32分21秒 | Weblog
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雨にも負けず

レインチャップス履いて有害の罠巡回チェックしてます。足元はこんなふう。


雨でも出ていくっての、なんかゴルフのラウンド回るみたいで・・・紳士のスポーツ。


霧が出てきた。雨は止みそうもない。


秋の味覚のアケビがぶら下がってて、運動会のパン食い競争みたい。


コートに落ちる雨の音だけ。静かです。


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vol.417 公聴会制度

2017年10月15日 22時17分06秒 | Weblog
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雨読の1日でした。

配られてきた「議会だより」も、ホント久し振りに目を通しました。

読んでいろいろ感じたことの中で一つだけ強いて言うなら、というか解せないのは、これだけ決定の行方が注目されているのに「なんで公聴会をしないのかなぁ」ということ。

養父市文化会館(仮称)建設特別委員会中間報告を読んでのことです。

建設予定地の是非、建設費の投資見込額35億円の是非、備えるべき機能の内容、市内に現存する各文化ホールとの棲み分け意見などなど、市民意見はどの辺にあるのか公開で広く聴いておく必要があるだろうと。
特別委員会までつくったのなら重要度は格別で、審査はそれだけに時間を特に割いて丁寧に広く深掘りしてやるべきだと思う。

議会に与えられているそれら権能は、ご存知の通り以下に明記されています。

養父市議会基本条例
第3章 市民と議会の関係
(市民参加及び市民との協働)
第6条 議会は、情報の公開に努め、市民に対して、説明責任を十分に果たすとともに、市民との協働により議会運営の充実に努めます。
2 議会は、必要に応じて、参考人制度及び公聴会制度を活用し、市民意見を反映するとともに、学識経験者等からの専門的な知識を審議に生かします。

養父市議会委員会条例
(公聴会開催の手続)
第23条 委員会が、公聴会を開こうとするときは、議長の承認を得なければならない。
2 議長は、前項の承認をしたときは、その日時、場所及び意見を聴こうとする案件その他必要な事項を告示する。
・・・・・

議員の定数や報酬を審議するときだけの公聴会制度ではない訳で、議会基本条例が眠っていないか。

中間報告を読む限りにおいては、視察や当局説明も必要ですが、公聴会を開こうとする気配は感じられないので、この件に関する捉え方の感性が私とかけ離れているのだろう。

どっちが正しい悪いという指摘ではないので誤解のないように。議会の責任において審議されたらいいのですが、私なら、という指摘。


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vol.416 教養

2017年10月15日 17時13分11秒 | Weblog
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前回ブログの続きで中央公論「教養特集」から、中原淳(東京大学大学総合教育研究センター准教授)さんと佐々木俊尚(ジャーナリスト)さんの対談から思うところを抜粋。前回同様に話の前後を切り取っての抜粋なので思慮ください。

中原
教養って、その人が持っている地図みたいなものですよね。それが「本郷三丁目の地図」なのか、「日本地図」なのか、「世界地図」なのかによって、その人が生きていける世界が違ってくる。
卒業生の一人がある企業に就職したんですけど、「〇〇社に入りましたけど、それは私のラベルの一つです」と言ったんです。ああそうだよなと思いましたし、そこは僕の感覚にも近い。確かに今後はそうなっていくんでしょうね。
要するに、生きていければいいのです。生計を支えるために何をするかだけを考えればいい。そのために複数の仕事が必要ならばすればいい。職業選択には自由があります。「人生=一つの会社に属すること」という考え方は、そろそろアンインストールしなければいけません。そして、こういう時代だからこそ、会社は優秀な社員を「ひきとめる力や磁場」を持つ必要があるだと思います。

佐々木
多様性を知っていることも教養ですよね。とはいっても、それは義務ではなくて、多様性を知っている方が生きやすいということじゃないかなと思います。いろんなことを知っていれば、何か困ったことが起きても、すぐに人生終わりだと諦めることもないし、それが生きやすさや働きやすさにつながる。
僕が付き合っている二十代とか三十代の人たちの中には、もはや仕事が一つという人はあまりいない。勤め先からの継続的な収入のほかに、他社のプロジェクトにも関わるし、よそからの単発の仕事も受けるといった働き方をしていて、「何をやっている人?」って聞いても、本人も答えられない。今後はそういうふうに複数の仕事を持つのが当たり前になるかもしれないし、だとすると、サードプレイスという概念自体もなくなっていくんじゃないかと思うんです。


*サードプレイスとは、自宅や職場とは隔離された居心地の良い第3の居場所を指します。公園とか図書館とか。

地方で農業や林業、漁業に取り組む若者が徐々にではあるけれど増えてきたのは、人生を保証してくれていた昭和のエスカレーターモデルが崩壊しつつあることを肌で感じているから。右肩上がりで無くなって下がることもありの職場、最後まで完走できる人はそうはいないということか。

教養ってのは、生きていく力とも言えるのかなあ。
変化に適応する力としての教養を身につけようと、人は予定調和でないリアルな学びの場へ出かけていくといいます。特に若い人たちは、人に会いたいという情熱が凄いと。人から直接話を聞くと、理解しきれてなかったことが見えてくるのでしょう。

なんか、わかる気がする。若くはない私だけど。


話は変わって
昨日置いておいた「どうぞ」の野菜カゴ、その二十四時間後。




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vol.415 雨読

2017年10月15日 10時30分01秒 | Weblog
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しばらく雨かー☂️
2日後に控えた四国遍路の行程を、軽自動車カーナビに入力。



雨には雨のお参りの仕方で勤めて行くしかないなと腹決めはしてますが、あまりの荒天なら道後温泉に浸かってりゃいいだけのことと腹決め。


今日は、雨読です。
訳あって二ヶ月分の二冊が一度に届けられた「中央公論」が目の前に。
一気に読めないが、「なぜいま教養ブームなのか?」の特集に目が止まりました。若い頃は机に向かうのさえ億劫なものだが自ら進んで学び始める大人たちがそこここにいる、と。

教養の今日的意義を考えるってことですが、教養という言葉で思い出すのが高齢者での集まりでのこと。「これからは教育と教養が必要です。教養とは今日することの用事が有ること、教育とは今日行くところが在るということ。閉じこもらずに外に出かけて仲間とふれあいましょう」と、挨拶の切り出しはコレからでした。

さて、教養特集の中から、コレはと思った話を幾つか以下に抜粋。話の前後を切り取ることになるので、そこは思慮ください。
マキタスポーツ(ミュージシャン、俳優、芸人)さんと千葉雅也(立命館大学大学院准教授)さんの対談から。

千葉
私たちは基本的に周囲のノリに従って環境に保守的に生きている。そこにはある種の居心地の良さがあるのだけれど、望むと望まざると人生には出会いや別れ、進学や結婚など環境の変化が起こり、それらに順応していかなければならない。その適応過程で行なっているのが学習すなわち勉強で、言ってしまえば私たちは一生勉強していく生き物なのかもしれません。とすれば、勉強を楽しく効率的に深められれば人生はより楽しくなるでしょう。そのために第一段階として必要なのがツッコミという思考スキルで、「その話は本当か?」と根拠を疑い真理を目指すことです。そして第二段階がボケで、根拠を疑うのではなく、見方を多様化させることです。

マキタ
ツッコミは特にインターネットの世界がひどい。誰もがスマートフォンを持ちSNSで発信できるようになった結果、社会全体がマスコミ化しました。やれ政治家が不倫したと総攻撃、芸能人が交通事故したと総攻撃。確かにその当事者は被害者や家族には謝罪しなければならないでしょう。しかしスマホを持つあなたにどんな損害を与えたのか、当事者は社会復帰できなくなるまで叩かなければならないのかと。お笑い番組が持て囃されるようになったのはありがたいことですが、ツッコミという新しいコミニュケーションツールが普及した結果、細かいことですぐ揚げ足取りをする息苦しい社会になってしまったと思います。やっぱり社会も少しずつ良い方向に進んでほしいということで私が提案したのが「ベタ」です。ベタとは一歩引いて生きるのではなく、ベタな行動をどんどんして人生を楽しむことです。夏は海で泳ぎ、クリスマスを祝う、さらには結婚する、子どもの写真を携帯の待ち受けにする。十代の若い人からはそれこそ「寒い」と突っ込まれそうだけれど、そういうベタをしたほうが人生は絶対面白いと思うのです。


ベタとは、そのまま、特別でない、ありきたり、の意味です。

コレはと思った話を幾つかアップしようとおもいましたが、長ーくなりそうなので、ココで一旦置き、また次回。


話は変わって
赤米をポンするとこんなふうになります。



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vol.414 18歳と81歳

2017年10月13日 13時59分08秒 | Weblog
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三年後の晋山式を見据えて何をどう準備していけばいいのかを見える化しておく必要があることから、コツコツと式典運営マニュアル(素案)を書いてきてましたが、そろそろ叩き台としてテーブルに載せる必要を感じ、下相談として総代檀頭に目を通してもらうことに。


40ページからになり、説明に3時間余り掛かっちゃいました。
準備委員会で年内にマニュアルを固め、概算予算もはじき出し、年明けに実行委員会の発足です。


話は変わって
今朝、ふれあい倶楽部で見せてもらった紙切れを何気なく読んで、思わず笑ってしまった。
秀逸です。
ネットで調べると、長者番組「笑点」での大喜利コーナーでお題に応えた回答だということらしい。

『18歳と81歳の違い』
●道路を暴走するのが18歳、逆走するのが81歳
●心がもろいのが18歳、骨がもろいのが81歳
●偏差値が気になるのが18歳、血糖値が気になるのが81歳
●受験戦争を戦っているのが18歳、アメリカと戦ったのが81歳
●恋に溺れるのが18歳、風呂で溺れるのが81歳
●まだ何も知らないのが18歳、もう何も覚えていないのが81歳
●東京オリンピックに出たいと思うのが18歳、東京オリンピックまで生きたいと思うのが81歳
●自分探しの旅をしているのが18歳、出掛けたまま分からなくなって 皆が探しているのが81歳
●「嵐」というと松本潤を思い出すのが18歳、鞍馬天狗の嵐寛寿郎を思い出すのが81歳


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vol.413 生野の変

2017年10月12日 07時25分53秒 | Weblog
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154年前の今日は、生野の変 があった日です。
screenshot


(以下、朝来市HPから転載)
生野義挙のあらまし
 文久3年(1863)10月、日本の歴史に残る事件がこの地で起こりました。「生野義挙」または「生野の変」と言われる事変です。この事変は270年続いた徳川幕府の政治に不満を抱き、改革を図ると共に、欧米諸国の脅威から国を守ることを志す人々が、但馬各地の農民と一緒になってこの地方における幕府の拠点である生野代官所を占拠して挙兵をしたのが始まりです。
 しかし、期待した同志の応援も到着せず、加えて内部の意思不統一と、周囲の状況が不利となったため、再起を期して3日間で破陣し生野から脱出しましたが、参加した同志並びに農民幹部の多くは途中において捕虜後、処刑されるなど生存者はごく僅かでした。
 生野義挙はこのような経過で短期日の間にあっけなく終わりましたが、この事変が魁となって4年後には明治維新の政変が成功し、新しい日本の誕生となりました。
(ここまで)

チャンスは今しかない、と、死も決して志しを決行したのですが、成就しなかった。でも、その行動は、確実に時代の先を捉えていたといえるでしょう。
 
国政選挙の訴えは時代の先を捉えているのか、見抜くコチラの眼力も試されている。


話は変わって
過日訪問の比曽寺さんに掲げてあった板書です。


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vol.412 但馬遍路

2017年10月10日 17時00分59秒 | Weblog
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今日は、但馬遍路です。

高照寺では役員の研修会を毎年実施しています。
但馬國内で真言の法灯を護り続けている寺院を訪問し、その寺の住職から講話をいただきながらこれからの寺院護持の在り方、取り組みを考えていく機会になればと。
他所さんの寺院の内情は、なかなか聞く機会もないので、大いに参考になります。
寺院と檀家の関係がウィンウィンになるようにするには、双方がどんな努力をしていけば良いのか。

今回は日高の4寺院。

蓮臺寺(日高・知見)
第十九世・皆木住職の出迎えをいただき寺歴をご説明いただきました。






千年の歴史があるようですがお檀家さんは六十余りとのこと。
なかなかのユーモアおありで、東北大震災で外国特派員が見た日本人の、お年寄り、子どもを大事にする意識態度の素晴らしさを講話いただきました。
そして、何故か、手品も。



大岡寺(日高・山宮)
大岡山の八合目くらいに在ったが、昭和43年に現麓に移築する事で事業が進んで来たといいます。






現・澤井住職は昭和53年からお務めとのこと、お檀家さんは八十余。


過去帳位牌が揃いになっているのも良いですね。


移築された本堂の佇まい。桐巴のような紋が無いと言われます。




AIを駆使した自動鐘つき装置、にはビックリ。



比増寺(日高・頃垣)


小野住職さんから、明治初年頃、廃仏毀釈の際には仏教の復興を訴え全国を行脚された雲照律師「如実知自心」という書のご説明。仏さんは自分の心の中にあり、その心を育てなさい、という教えのようです。




開山は天平4年といいますから、奈良時代。730年頃? お檀家さんは六十余。


池泉式石庭も特徴の一つ。熔岩かな。綺麗に庭造りが今も手作りで進められています。





隆国寺(日高・荒川)




真言宗ではなく曹洞宗さんですが、但馬七ヶ寺花の寺の御縁で訪問させていただきました。
山名一族の垣屋氏、その名前の隆国(たかくに)を用いて「りゅうこくじ」となったと。檀家数五百三十余。牡丹寺として有名。寺領が沢山あって、飢饉の時に蓄えられた穀物を村人に与えたお礼に村人が牡丹が植えられたといい、心の豊かさを象徴する花と言われてます。
襖絵が県文化財、三十六面あるといいます。


コウノトリとツルが一緒に描かれた絵。珍しいそうです。


因んで祀られているのが「幸(こう)のとり観音さま」、これも特徴です。


規模が大きくて、驚きばかりです。


お世話になりました各寺院さま、ありがとうございました。


申し訳ないがガラッと話は変わって
昨日見かけたスーパーカー? 改造するにも運転するにも、相当の勇気が要るな。
色々くっつけてどう見ても燃費が悪そうで、ワックス掛けも大変そうで。



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vol.411 リセット倉庫BBQ

2017年10月08日 17時30分38秒 | Weblog
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なんか、ねぇ。
希望という言葉が使いにくくなってしまったなぁ。「希望を持って、◯◯して下さい。」と言うと、希望の党が頭をよぎるし。

政策の「ユリノミクス」ってのも、自分のファーストネームを付けて日本の経済の方向を語る姿勢が、なんだか上から目線のようで。

そんなこんなで、慣れてないからかもしれないがモヤモヤとしてます。

日曜日夕方、これからBBQをやります。
前回8月にやった時、4歳の孫の映太が嬉しさもあってハシャイで走り回って転けて頭をケガ。泣くのでどうも無いとなだめてきましたが、結局、病院の救急で一針縫うハメに。
だから、BBQというと何となく後味の悪い思い出のまま今日まできてたので、ここでリセットの倉庫BBQ。



男の子が泣くことについて思い出し、読み返しました。
「男としての少年」という内館牧子さんのエッセイ。以下、「抜萃のつづ り その七十六」から転載。
(ここから)
雨の午後、私立の制服を着た男の子が地下鉄に乗ってきた。小学校一年生かそこらだろうか。その子は乗ってくるなり、ドア口で滑って転んだ。
床は雨に濡れていたため、ランドセルごと派手な転倒である。私や他の乗客が手を貸すより早く、端の座席にいた老婦人が助け起こそうとした。すると男の子は、ひっくり返ったまま言った。
「男の子だから、自分で立てる。」
老婦人も周囲の乗客も、つい口元がほころび、立つのを見守った。男の子は何事も無かったかのように、胸を張って手すりにつかまり、自分の降りる駅まで立ち続けた。乗客はおそらく誰もが、これが男の子の「男としての」身の処し方なのだと思ったのだろう。みんなもう男の子に視線を向けないようにしていた。
私はその時、随分前に見たテレビのドキュメンタリー番組を思い出した。十歳くらいの少年だったと記憶しているが、不治の病で入退院を繰り返していた。ひどい痛みを伴う治療にも弱音ひとつ吐かずに、見舞いに来る母親と妹をいつも笑顔で迎える。父親はいなかった。
やがて、少年に死期が近づいて来た。少年はそれを察知していたし、六つか七つかという妹も気づく。「死」の意味はわからないながら、優しい兄がいなくなってしまうらしいと。妹は病室の兄の前で、大粒の涙をこぼして泣いた。ふっくらした小さな手で頬を拭い、声を上げて泣いた。少年はたとえ十歳でも、父親の役割も感じて生きて来たのだろう。
妹の髪を撫で、ベッドから言った。
「泣いちゃダメ。女の子はお母さんになるんだから、泣いちゃダメ」
私はこのセリフが忘れられない。
もちろん育て方として「男の子も女の子もないのよ。みんな同じ人間なの。痛いときは泣き、嬉しいときは飛び跳ねる。感情を自然に出すことが最も人間らしいのよ。人は自然体で生きるべきなの」という考えは正しい。
だが、地下鉄の男の子や病室の少年の育てられ方も、また正しい。
(ここまで)


話は変わって
昼間、久々に、柿ぼりをやりました。


子供の頃は、結構なおやつとしてずいぶん青い柿まで皮ごと食べたものです。胃腸が強かったのかな、食い意地が強かったのかな。今は、滅多に食べることはないですねー。

こんな所に居るのかー。
棚田の小屋前で出くわしたバンビ。逃げようともしません。


シカと人間、どっちが檻に入ってるのか。自己中人に考えるからシカから見れば人間が檻に入ってる。


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vol.410 農業特区祭

2017年10月07日 08時03分36秒 | Weblog
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実りの秋を楽しもう!
のキャッチコピーで、県民だよりひょうご10月号が新聞折り込みされてきました。

井戸知事のコラム冒頭部分からを転載すると「皆さん、農業が大きく変わりつつあります。養父市が農業、特に中山間地農業の分野で国家戦略特区になってからだけでも注目されたと思うが、着実に養父らしい農業が展開されている。また、兵庫農業は、その担い手が二種兼業農家が主流であったこともあり、米作中心だったが、ようやく野菜、果実、特産物など園芸、特に施設園芸への進出が増えている。・・・中略・・・。立地特性を活用して、大都市の消費者のニーズに応えてこれの要求する作物を4定(定時、定量、定質、定価格)で供給できるシステムをつくり上げなければならない。・・・」と。

そうなんです。
その4定(定時、定量、定質、定価格)の供給システムを作り上げるために、また、誘導していくために、その気になって取り組んでいただくために、農業特区「農業祭」みたいな一大情報発信の場をココ養父市で開催していくべきだとの持論をもっています。誰彼に提案しても来ました。

10社以上の特区参入事業者、農業高校、集落営農組織、専業農畜産家、自治協議会取組みの特産物などなどの産物を一堂で展示即売し、そこに大都市からのツアー客を取り込む展開を先ず始めることではないか。因みに、市内の在る寺院では巧みな情報発信で観光バスが2ヶ月間に100台訪れたこともあり、今でも50台がコンスタンスにの例もある。

地元の理解度アップも狙い、そのコンセプトフレーズは、〜特区で輝くやぶ農業〜 。

特区の養父市でしか出来ない、農業高校も在る、高速道路ICなど幾つもの利の情報発信や取り組みが単発ばかりで、相乗効果を見据えたデザインがなされていないのではと感じます。

議員がファーストペンギンとなって研究活動、デザインしていくことも必要では。政治倫理の是非に明け暮れている今からもっと先へ。


話は変わって
孫から「爺じ!」と呼ばれるのは良いが、「お爺ちゃん!」と呼ばれるとシュンとなる。

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vol.409 進化

2017年10月06日 15時48分21秒 | Weblog
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メディアに登場する政治家たちは「いい話」しかしない。

その反対の話はしないのに、なんで世間は怒っている人がこんなに沢山いるのかな。ソレでは幸せになれないってことを感じてるから。

どうでもいいことだけど付け加えると、コメンテーターは、ここぞとばかりに正義に名を借りた言葉をたくさん並べ、どう見てもなんでアンタがしゃあしゃあソコで自論を喋ってるのと頭をひねるばかり。

さて、
ひとは幸せになるために生きているけれど、幸せになるようにデザインされているわけではない、とはよく言い得た言葉です。

そのデザインをしているのは誰か。神じゃない、
ソレは「進化」だという論が有ります。

身体だけでなく、ひとの心も、考え方も「進化」によってデザインされていく。

それは、小さないくつものイノベーションを繰り返しながら、振り返れば「進化」としての足跡が残っていくのだろうな。

世界を見ても、身の周りを見ても、取り巻く環境はドンドン変わって行ってる現実を見つめ、幸せになるための「進化のデザイン」を打ち出すのが政治力だと。

現状維持の足踏み政策からは何ら進化は生まれない、と思う。


話は変わって真言宗高野山教法から

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vol.408 射撃訓練

2017年10月05日 11時38分28秒 | Weblog
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須磨総合射撃場へ猟期前射撃訓練に出かけています。電話予約を入れておいたこともありますが、空いてて気分ゆったりです。


受付の方に名を告げると、私のブログを見てもらってるという思いがけない嬉しい話が。
こんなことは言ってもらわないとわからない話でSNSならではです。
早速、スラッグの標的をこんなふうに掲げて。


振り返ると、あっちから狙います。50メートル。


係員さんが、狩猟シーズンは毎年大屋町で猟をしてますと、これも思いがけない話。


どうも癖なのか左に弾が寄ります。が、スラッグではココまで寄せればばっちしだと言われてニッコリ。ど真ん中に二発。



これで、一つ、やらねばならないことが片付きました。😥。
射撃訓練証明書をいただき終了。
お世話になりました。


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vol.407 シカ有効活用

2017年10月04日 16時28分57秒 | Weblog
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三日連続、有害鳥獣捕獲に関わる会議です。明日は猟期前射撃訓練も控えています。
今日の会議は、シカの有効活用を図る一つの手法として、シカ専門の加工施設を設立している「丹波姫もみじ」さんから但馬長寿の郷で講義を受けています。県農林主催で、但馬から猟友会員など約30人。
screenshot


埋設、焼却、利用の三つの処理のどれを目指していくのか。有効活用のジビエの方向を目指していくのがベストなんでしょうが、なかなか現実にはハードルが高いですね。経営として成り立つ損益分岐点まで数値を上げることは至難のようです。


冬の狩猟はともかく、夏の有害駆除は市町の許可となっていること。これをよくよく考えると、市町は許可を出すことで完結ではなくて、捕獲後最終処分まで関わることが必要との意見も有り。


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vol.406 しがらみ

2017年10月02日 12時02分37秒 | Weblog
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「しがらみ」と「絆」は紙一重、コインの裏表だと上手く表現しているのが小泉進次郎衆議院議員。

広辞苑によると「しがらみ」とは「まといつくもの」、「絆」とは「離れがたい情実」。

人間誰もしがらみの中で生きている、無い人なんていない。それを乗り越えていくところに人生があるのだろうなと思う。

友人、知人、隣人、家族、親戚、地域職場の人間関係。互いに言いたいことしたいことを全部出さずに、互いに折り合いをつけて前に進んでいるから、日々の日常は極端なことにはなっては行かない。

政治の世界では、その折り合いをつける政策を打ち出すことができるかどうかで、政治家の力量が評価される。

しがらみのない政治ってのは、どんな政治なんだろう。
極端な方向に走るっていうことの裏返しではないのかな。
暴走、独断、専制というイメージがよぎる。


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vol.405 子供相撲

2017年10月01日 12時43分35秒 | Weblog
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孫の映太、頑張ってました。




そしてお待ちかねの景品付き餅まき。その前に神社総代さんたちのあいさつ。


私は番号のある餅を一つだけ拾っただけ。社務所は景品交換でごった返してます。


日和に恵まれて良かった。

話は変わりますが
10月は予定が一杯。
有害鳥獣とツキノワグマの捕獲に関する研修会や狩猟前射撃訓練、真言宗お寺さんの訪問と役員研修、そして四国八十八ヶ寺霊場参拝などなど。
そして日々日々変わっていく衆議院解散総選挙、関わる接点は今は無くワイドショーをみている感覚です。
コンサートもあるらしい



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