
11月第4金曜を、ブラックマンディと呼ぶらしい。
アメリカ在住時代から、この日は、クリスマス商戦初日ということで、大盛り上がりではあったが、この呼び名は、なかったように思うのだが。
新橋駅前は、恒例の装い。

星加さんが、新作を出した。
結構しっかりした本をこれまで出して来られたから、今回の本は、かなり軽いタッチ。
トークイベントにも通ったので、かぶる部分も多く、あっという間に読めた。
改めて、ビートルズの日本での人気、来日に果たした星加さん、その上司であった草野さんの貢献を思う。
彼らの、情熱がなかったら、果たして、ビートルズは、東洋に興味を持ったのか、さらにこの極東にまで?
編集者といいつつ、その好き嫌い、行き当たりばったりの取材は、笑える。
プレスリーに会わせなかったマネージャーへの憎悪(誰がマネージャーであっても結果は同じだったと思うのだが)、バリーギブへのほのかな想い?、カメラなしの取材、知らない相手への取材等。
でも、そのストレートな想いが、相手に響いたからこそ、このような成果を上げることができたのだろう。
くだけた内容なので、まずは、前作を読んで基礎知識を身につけてから仕上げに読むと、味わいが増す本だろう。