今回の奈良京都は、行ったことがあるところが中心。
橿原神宮は、神武天皇を祀っている。
元々実在が疑問視される天皇だが、明治維新の際、権威付けのために造営された。
由緒ある場所に造られた立派な神社。
そして、益田の岩船。
いろんな説があるが、石棺を作る途中、岩のひびが見つかり断念したものという説が有力。
松本清張の小説の題材にもなった。
そして、キトラ古墳近くに新たに造られた四神の館へ。
無料だが、りっぱな施設。
切り取られた壁画も保管してあるが、スクリーンで隠されていて見られない。
ただ、実物大のレプリカ、当時の様子のジオラマなど、充実した展示になっている。
展示館の上が、古墳。
よく見つけたものだと感心する。
見つかる前までは、古墳とすら認識されていなかったという。
そう遠くない場所にある高松塚古墳。
壁画の素晴らしさは勝るが傷んでしまったのが残念。
絵の題材がまったく異なるのも面白い。
ここにも展示館があるが割愛。
一度行ったし、こちらは有料。
そして飛鳥定番コースへ。
鬼の雪隠。
石棺の一部と考えられているが、何故ここに?
鬼のまな板。
こちらも石棺の蓋と考えられているが。
亀石。
愛嬌のあるデザイン。
目的は、わかっていない。
橘寺の二面石。
この辺も、前に紹介したと思うので。
百済の影響が感じられるとだけ言っておこう。
飛鳥巡りのメインイベント、石舞台古墳。
すごい規模だ。
石の重さほ、2000トン以上と言う。
飛鳥寺の飛鳥大仏。
飛鳥時代からずっとここにおられる。
燃えてしまって、原形を留める部分は、わずか。
表情に特徴がある。
仏教が渡来して、すぐの頃に作られた、日本さいこの仏像。
蘇我入鹿の首塚。
大化改新で暗殺され、首だけが、400mも飛んできた?
飛鳥坐神社。
おんだ祭りで有名。
境内はこじんまりしていた。
訪れるのは初めてだったが、御朱印をいただくことができた。
ということで、飛鳥をさらっと一周できた。
何度来ても、また訪れたくなる、まさに日本人の心のふるさと。