今日は、別用があったのだが、雨で中止。
急遽予定変更で、美術館巡りをした。
まずは、トーハクの禅展。
流石、凄かった。
臨済禅師1150年、白隠禅師250年を銘打っているが、もっと総合的な展示で、勉強になった。
今の時代、浄土系がメジャーかもしれないが、日本の歴史、日本人の精神構造において、禅宗の与えた影響を、考えさせられた。
同時に開催されている平安の秘仏展も、こじんまりとはしているが、すごい仏像が、公開されている。
普段非公開の仏像たちだから、この機会にしか見れない。
平安時代のものばかりだ。
東洋館では、篆刻展もやっていたので、寄ってみた。
篆刻も、芸術であることを知った。
転じて、ゴッホとゴーギャン展。
アルルで共同生活をした二人だが、作風は、かなり異なる。
その二人の作品を、時代順に集めた展示だが、アルル時代以降の展示が充実。
アルルでの生活は、すぐ破局するが、その時期から、芸術性が格段に高まっているのが、わかる。
ゴッホは、その後短い生涯を終えるが、ゴーギャンは、タヒチで、さらに新たな作風を深めた。
平安の秘仏展にちなんでか、甲賀忍者の催しをやっていた。
世の中には、いろんなことをやっている人がいるんだ。
最後は、デトロイト美術館展。
デトロイト美術館の優品が、まとめて、展示されている。
印象派以降の流れを勉強するには打って付け。
知らない作家のすばらしい作品も展示されていて、想定以上によかった。
トランプじゃないけど、米自動車産業の停滞により、デトロイトも厳しいはず。
逆境に負けず、どんどん充実させて欲しい。
これらの絵は、3Dプリンターで作った複製。
すばらしい??