湯川れい子さん著。
本書の存在は、最近知り、ネットでゲット。
もう、10年以上も前の本だ。
まさに、日本の戦後の音楽史を俯瞰してくれている書だった。
中三トリオ辺りで、話は、終わるが、その後は、我々世代が、体感している。
本書を著したのは、ビートルズを呼んだ永島さんが、亡くなられた時に、この世界の記録を残しておくべきだと感じたからとのこと。
ちょうど、我々世代が、INGで、知らない時代のことを、発掘してくれている。
仕掛け人6人について、克明に記録してくれているが、まさに戦後のドサクサから高度成長時代にかけて、いかにアグレッシブな活動をされたかがわかる。そのきっかけは、戦後日本に進駐した米軍にある。
しかし、本書に残された逸話は、すごい。
ツェペリンの滅茶苦茶、ビートルズの楽曲の版権を、マイケルとシンコーが競り合った話、興業をヤクザとの関係、プレスリーの来日が叶わなかったは、マネージャーが不法入国で出国できなかったからという話。
日本の音楽業界の歴史を知りたかったら、まずは、一読しておくべき本。
いまのげいのうかいの闇の素も、わかってくるような気がした。
goo blog お知らせ
プロフィール
goo blog おすすめ
カレンダー
最新記事
カテゴリー
- Music(1051)
- The Beatles(1358)
- Kamakura ( Japan )(101)
- Yokohama ( Japan )(214)
- Kyoto・Osaka・Shiga ( Japan )(172)
- Nara ( Japan )(199)
- Tohoku ( Japan )(104)
- Other Eastern Japan(268)
- Other Western Japan(363)
- Singapore・Malaysia・Indonesia(170)
- Thailand・Vietnam・Phillipines(105)
- Cambodia・Myanmar・Laos(56)
- India・Sri Lanka・Nepal・Bhutan・Uzbekistan(250)
- China・Mongolia(255)
- Korea(33)
- USA(66)
- Australia(35)
- Europe・Middle East・Africa(381)
- Topics(200)
- Sports(75)
- TV Program(64)
- Pet(2)
- Movie(67)
- Equity(4)
- Car(7)
- Culture・Arts(273)
- Books(928)
最新コメント
- kaneyan/CHICAGO
- たいぴろ/CHICAGO
- Unknown/Sammy Hager
- たいぴろ/Sammy Hager
- kaneyan/神秘のウズベキスタンその11 ヒヴァ⑤ ヒヴァの夕日
- mahisama/神秘のウズベキスタンその11 ヒヴァ⑤ ヒヴァの夕日
- かねやん/Simon Phillips
- たいぴろ/Simon Phillips
- kaneyan/シャフリサーブスとグリ・アミール廟
- mahisama/シャフリサーブスとグリ・アミール廟