かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

羽生名人&リンゴスター

2016年11月02日 | The Beatles

今日も、懲りずに、ダブルヘッダー。

最初は、またまた、AIの話。
羽生名人、AI技術の、トップを走る松尾氏、羽生名人とAIの番組を作ったNHKのディレクターの中井氏の対談だったが、結構、濃い中身だった。

碁で、世界一を破ったAI、感情を持つAI、どんどん、目の前で、賢くなるAI。
ここ1~2年だけでも、劇的に進化している。
碁のソフトで言えば、今まで、全ての手を分析していたのが、ポイントを絞って、早く、深く、判断する能力が、格段に進化したのだという。
これは、名人の思考方法と、似ており、まさに、人間に近づいている一例といえる。
開発した会社は、グーグルに買収されたが、その会社が、グーグルのDCの省エネの分析をして、あっと言う間に元を取ってしまったという。

NHKの番組でも、企画から1年も経たないうちに、世の中が変わってしまい、企画段階のものとは、全く、別の番組になってしまったという。

カンブリア紀に、生物が、爆発的に増えたことが、わかっているが、目の進化が、原因という説があるという。
まさに、今のコンピューターに当てはまる。
凄い世の中になったものだ。

AIのキーは、人、データ、計算機。
松尾氏は、データを集積するための学習工場を作ることを、提唱されている。
日本の産業復活のために、真剣に考えるべき提案だろう。
その中で、使えるデータを集めるのが、一番のポイント。
ディープラーニングのための、教材をスピーディかつ、大量に蓄積することが必要。

2つめの話は、2020年が導くパラダイムシフトというお題だったが、なかなか厳しい未来がまっているかなという印象だった。
人口構成、更新時期を迎えるインフラ、過去の無策のツケが、今後、20年ぐらいに集中する。
世代間格差解消のため、選挙制度を変える議論もあるそうだが、今の政治の状況を見ると、前進するかは、甚だ疑わしい。 そうすると、とろうしても、守りに入ってしまう。

一方、かつて住んでいた谷根千地区、上野、神田地区一帯を、トラムで結んで、外国人も集う文化、宗教の、コスモポリタンにしようというアイデアを初めて聞いた。
よく行くエリアで、実現すれば、すばらしい。

中期的な視点で、物事を考えることの重要性、そのための、教育の重要性、そのためのAIの活用の重要性を、再認識したというところか。

リンゴの来日公演もいよいよ最終日。



今日も元気に演奏してくれた。



初めてのオリジナルであるDon't Pass Me By。



絵になる。



この光景は、目に焼き付けておきたい。



何と、最後に、Marty Friedmanが乱入。



すっかり日本人化していた。アメリカでどれだけ知名度があるのか知らないが、日本ファンには、ビッグサプライズになった。



アンコール。最後のシーン。



挨拶の時には、主役はいないんだよね。
ということで、3連チャンになったが、しっかり目に焼き付けることができたかな。

コメント
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