今日の天気は、イマイチ。
本書は、ファンクラブ経由で、ゲット。
クラウス・フォアマンと、息子のマクミラン?・フォアマンの共著。
ポールが序文を書いており、クラウスが、そこにいたこと事態が重要だと言っている。
確かに、当時のハンブルグにいたメンバーは、本当に少なくなってきた。
お二人のサイン付。
2020年のお二人の写真。
構成は、見開き2頁毎に、年代と著者がセットで1ストーリになっている。
英語とドイツ語併記になっていて、読みやすい。
このページは、クラウスが、1960年のアストリッドの家について、書いている。
左は、クラウスが最初にアストリッドを撮った写真という。
右は、ステュの最初のベースだが、クラウスが少し改造したエピソードが書いてある。
まさに、当事者しかしらないことが、たくさん書かれている。
これも、1960年のクラウスのページだが、悪名高い、バンビ・キノの当時の様子を、記憶をたどって描いたスケッチ。
クラウスの豪華本に収められたスケッチと同じ絵だ。
クラウスは本当に才能あふれた人で、Revolverのジャケットデザインを依頼されたのもうなずける。
大成功だった。
こちらは、2021年のマクミランのページ。
カイザーケラーの目の前にある立派な聖ヨセフ教会のスケッチ。
シンプルだが、味わいのある絵になっている。
マクミランのページは、ビートルズ所縁の地を、巡る形になっているが、このページでは、エピソードについては、触れていない。
触れられないほど、不敬な内容なのか?
最後にステファニーさんという、現地ガイドの紹介が載っている。
本書を片手にツアーに参加してねということか。
私も、一度回ったが、結構変わっているので、リバプールほど奥深くはない。
訪れたところはほとんど取り上げられているが、有名なジョンの若き日の写真が撮影されたドアは、ない。
そういった意味では、ガイド本というより、フォアマン親子の追憶本ととらえた方がよさそうだ。
コンパクトで、読みやすく、お勧め。