かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

近つ飛鳥博物館

2022年04月19日 | Kyoto・Osaka・Shiga ( Japan )

 

今日は、関西。

近つ飛鳥博物館に行ってみた。

存在は.知っていたのだが、この前の聖徳太子ゆかりの地巡りの時思い出した。

バスを降りると、近つ飛鳥風土記の丘の看板。

この不思議な名前は、古代この辺りを、大阪に近い飛鳥ということで、近つ飛鳥と呼ばれていたことによるものらしい。

博物館は、どこかと思ったが、この公園をしばらく進んだところにあった。

途中には、古墳がいっぱい。

石窟部分が、剥き出しになっている。

大阪芸術大学以外、あまり何もない所に、何故と思ったが、この場所に意義があったらしい。

博物館と、古墳巡りをセットにして、訪れた方がいいだろう。

小さな古墳だが、無数にある。

どういう人々だったのだろうか。

結構山の中で、石を持ち上げるのも大変だったろう。

登り窯の跡も。

須恵器も作られていたのだろうか。

この建物は、もしやと思ったらやはり安藤さんのデザインだった。

安藤さんは、周りに、梅林も寄贈していた。

古墳群の山の上に登らないと全体は、見えないが、中は、前方後円墳をイメージしていて、素晴らしいスペースになっていた。

テーマ毎に、古市古墳群を中心に発掘物されたものが展示されている。

これは、土器に描かれた人物。

もちろん、今の日本人と変わらない。

文字が描かれたものも多く発掘されている。

埴輪類の展示も充実。

古市古墳群中心に、発掘物が集められている。 

白鳥は、被埋葬者を天国に導いてくれたか。大型埴輪も多数。

甲冑類も、発掘・展示されている。

倉庫の扉。

かんぬきを通す穴も残っている。

目玉の仁徳天皇陵模型。

吹き抜けになっている1階から、見下ろせるようになっているが、巨大な模型だ。

細部まで、精巧に再現されていて、当時の様子が、再現されている。

ここで、政治?

倉庫群も。

修羅。

この船のような形をした道具に、石棺の石材を乗せて運んだという。

ふにゃふにゃな形で見つかった物を、14年かけて、防腐処理をして展示されている。

これだけ巨大な木製品が残されたのは、奇跡的。

素晴らしい展示の後は、またバスて、貴志駅に戻るが、古墳も少し巡ってみた。

小規模な古墳だが、石棺は立派。

この石を運ぶのを想像するだけで、被埋葬者への思いが伝わってくる。

バス停は、大宝という街の突き当たりにある。

何故ここに、住宅地が出来たのかわからないが.綺麗に整備されている。

まだ、新しい街かもしれない。

途中、シンデレラ城のような建物もあった。

最寄り駅には、1時間に1〜2本のバスしかない。

大阪に戻る途中に、谷町9丁目で下車。

先日読んだ本で知った生國魂(いくくにたま)神社に寄ってみた。

その本では、日本一古い神社とあったが。

いくたまさんとして、親しまれている。

境内は、街中にある割には、広々としており、奥には、鞴(ふいご)神社、浄瑠璃神社、家造祖神社など、珍しい神社が多くある。

まさにここが浪速の中心、大阪最古の神社なのか。

さまざまなモニュメントも。

これは井原西鶴像。

上方落語の祖とされる米澤彦八の碑、浄瑠璃記念碑、八雲琴の碑はなどがある。

プチ旅だったが、古代の一端に触れることができた。 

コメント
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