昨夜は、大雨だったが、今日は朝から好天。
ビートルズのカバーの中でも、名カバーの筆頭格に挙げられるWes Montgomeryの A DAY IN THE LIFEをゲット。
2016年に出た廉価版だが、色褪せない素晴らしい演奏。
実際、演奏を聴けたハービーハンコックや、ロンカーターも参加。
弦楽器のオーケストラも入り、超豪華な顔ぶれだ。
解説によると、A&Mレコードが、ジャズ部門をスタートさせるにあたって、クリード・テイラーというジャズ・プロデューサーをヴァーヴ・レーベルから引き抜き、本作がその第一弾なのだという。
ジャズとしては、大大ヒットになり、大成功を収めた。
Wes Montgomeryにとっても大ヒットになった。
Wes Montgomeryは、1923年生まれで、44歳の時の作品になるが、翌年、亡くなってしまう。
そういう意味では、遺作にもなった。
収められているのは、ビートルズの2曲を含めて、ヒット曲揃いで、アレンジがまたよく、夜のジャズ・バーに流れていたら、まさにぴったりという感じ。
ギターの音色が、柔らかく響く。
1967年6月6日~8日に、ニュージャージで録音とあるが、サージャントぺパーズが出たのが6月1日だから、出てからまだ1週間も経たないタイミング。
ジミヘンが、即カバーしたのも有名だが、それだけ、ビートルズの新作が、様々なジャンルのミュージシャンから注目されていた証左だろう。
名盤と呼ぶにふさわしい。