イギリス旅行の整理に、手がついてないので、最近読んだ本の話。
またまた出た関氏の本。
題名が示すように、信濃の話から始まるが、あれれ、結局いつもの話に?
本書で、面白いのは、善光寺縁起の謎と、古代史を結びつけていくところ、諏訪神社と古代史との深いつながり、安曇野という名の元は、どこか、そして、何故、信濃に安曇野なのか。神社の配置により、出身氏族が想像でき、そこから、大和朝廷をとりまく豪族の関係が見えてくるというところなどか。
著者は、学生時代、松本で、バスの車掌のバイトをしたいたということで、そのころから、信濃の不思議な昔話は、聞いていたという。信濃と行っても、かなり地域により、土地柄が違い、諏訪に至っては、上諏訪と、下諏訪と、仲が悪いのだそうだ。
確かに、松本と、長野は、路線が違うということもあるが、かなり印象が異なるし、かつては、長野県の県庁所在地を、松本に変更するという議論もあったそうである。
関氏のパターンを見ると、まず、何気ない情報をゲットし、そこから推理を深めていく。そこに、考古学的発見、記紀の記載、記紀の登場人物の名、各地に残る古くからの地名をつないで、古代史の流れを再構築していくというところだろうか。
登場人物の名前や、地名の類似については、データに入れて、ビッグデータ分析すれば、もっといろいろな推理ができそうだ。
現に、銅鏡を3D解析して、データを比較していく本は、先日読んだが、新たな発見がされている。
まぁ、どこまで付き合うかだが、古代史ファンにとっては、面白い一冊。
またまた出た関氏の本。
題名が示すように、信濃の話から始まるが、あれれ、結局いつもの話に?
本書で、面白いのは、善光寺縁起の謎と、古代史を結びつけていくところ、諏訪神社と古代史との深いつながり、安曇野という名の元は、どこか、そして、何故、信濃に安曇野なのか。神社の配置により、出身氏族が想像でき、そこから、大和朝廷をとりまく豪族の関係が見えてくるというところなどか。
著者は、学生時代、松本で、バスの車掌のバイトをしたいたということで、そのころから、信濃の不思議な昔話は、聞いていたという。信濃と行っても、かなり地域により、土地柄が違い、諏訪に至っては、上諏訪と、下諏訪と、仲が悪いのだそうだ。
確かに、松本と、長野は、路線が違うということもあるが、かなり印象が異なるし、かつては、長野県の県庁所在地を、松本に変更するという議論もあったそうである。
関氏のパターンを見ると、まず、何気ない情報をゲットし、そこから推理を深めていく。そこに、考古学的発見、記紀の記載、記紀の登場人物の名、各地に残る古くからの地名をつないで、古代史の流れを再構築していくというところだろうか。
登場人物の名前や、地名の類似については、データに入れて、ビッグデータ分析すれば、もっといろいろな推理ができそうだ。
現に、銅鏡を3D解析して、データを比較していく本は、先日読んだが、新たな発見がされている。
まぁ、どこまで付き合うかだが、古代史ファンにとっては、面白い一冊。