長くなるが、当麻寺は流石に凄かった。
最後に中之坊に行ってみた。
たぶんここもマスト。天平時代、藤原家の中将姫が、いろいろ苦労を重ね当麻寺に入山し、髪を剃り尼僧となった。
この本堂(中将姫剃髪堂と呼ばれる)は、今も多くの人が祈祷にいらっしゃる。
中将姫が剃髪した髪で”南無阿弥陀仏”を刺繍させた故事から、ここで供養が行われているとういう。
中将姫が入門するためここで粘りに粘ってお願いしたら、石に足跡がついたという。
この庭園は、大和三庭園と言われているのだそうだ。香ぐう園と呼ばれている。天平時代の三重塔も見られるのだから、贅沢なものだ。
茶室も多く残されている。これは、丸窓席。日本の美の極致。
霊宝館に多くの宝物が展示されている。見ごたえあり。中将姫関連(日本最古の剃刀とか)のお宝もあり、興味深かった。