
当麻寺には塔頭がいくつかあるがその中の代表的な二つの塔頭によってみた。
まずは、西南院。本堂に向かって左奥にある。創建は、白鳳時代に遡るという。

西南院で有名なのは、何といってもこの景色。天平時代の二つの塔が一望にできる。ここまでこの両塔が残されたのは、奇跡に近い。

庭園の池に移る三重塔(西塔)の姿も美しい。

ここにも、水琴窟があった。ここの音の方が大きかったな。江戸時代のものという。

書院を見下ろすとこんな感じ。

まだ2月で、花々を楽しむには、季節はずれだが、こんな光景も。

西南院を出て、本堂の方に戻ったら、古そうな石灯籠があった。白鳳時代のもので、これも日本最古と言われているのだそうだ。ありがたいことである。確かに、形がまだ洗練されていないように思う。重文に指定されている。