kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

なんだかんだで…

2007-01-08 | 陸上競技
田部合宿の2日目終了時点から、出産の可能性があるので後は他の先生方にお願いして実家へ…。長女の誕生日が7日だったので「同じ日になれば…」という淡い期待を持っていましたが、結局産まれず。まーそんなもんですね(笑)

合宿は途中までしかみていませんでしたが、良く走っていたと思います。
ハルはトップにしっかりついて走れていました。午前終了後からかなりの体調不良に襲われたため、動きのキレが全くなくなり走れなくなりましたが、午前の勢いのまま走れたら面白かったろうな~。自分で「走れます!」と言い続けて走る姿は大きな成長。走力云々よりも大きな進歩が見られます。
ひー↑は基本的にパワーが無いので坂は苦手。なかなか前に進みません。それでも夏には全く歯が立たなかった大学生と互角以上に走れるというのは大きな成長か。課題は身体づくりですね。この辺りを自分で積極的に意識して取り組めたら3ヵ月後には戦えるようになるでしょうね。
モリッキーは男子1人の参加でしたが、他の学校の先生から「いい目をしている」といってもらいました。いくら力があっても自己満足で終わるようでは何も意味がありません。モリッキーは力はまだまだですが、ひたむきにできることが周りの心を動かします。あとは積極性かな。力のあるなしは全く関係ない。自分から積極的に前に行く姿勢が身につけば確実に変わります。
やまもとは練習すること事態が4ヵ月ぶり。どこまでできるかわかりませんでしたが、「できるところまで」と指示を出して、明らかに無理な所でこちらからストップ。考えてみれば最初から合宿で走るのは無理なんですよ。それでも残された数ヵ月しかない時間の中で「治るまで待つ」というのは自分のためにもチームのためにもならない。何故、参加して走ったのか、自分にできることは何なのかを考えるきっかけになるといいですね。

合宿で何を学んでくれただろうか?指導者側から与えられるものではなく「自分で感じるもの」であって欲しい。「意味がある」「意味がない」を判断するのは参加した自分自身でしかない。目指すレベルはどこだ?何をするために合宿に参加したのか?たった2年3ヵ月しかない高校陸上で、「考える」「感じる」ことができなければあっという間に時間は過ぎ、何も得るものがないまま終わってしまう。「趣味」でやるレベルなら1人でもできる。なぜ「チーム」としてやっているのか?その辺りまで考える事ができるようにならなければ時間の無駄遣いになってしまう。

他校の先生が「やっぱりリレーは楽しい」と言っていた。現時点ではうちはリレーなんて組む事すらできません。これは明らかに「きちんとチームを作って勝負をしよう」という挑戦状です(笑)。人数がそろった時に「勝負する力」があるか、「戦おうとする意識のあるチームになるか」を試され、期待されています。チームとして機能して「自分はTOKUSHOのメンバーだ」という自覚を持ってあと3ヵ月間行動ができれば、きっと勝負ができます。
人数がいなくても春は「4継で中国」を目指します。できないと思ったら何もできない。チーム作りがきちんとできれば可能性はあると思います。もちろん、選手が思って信じて行動しなければ何もできませんが…。
なぜ人数が足りないチームへ挑戦状を送るか?足りないんだからできるわけない?うーん、違いますね。新しい力が加わった時に「このチームだったら勝負できる」と新戦力が思うチームの雰囲気を作り出すのは、今いるメンバー以外にはいません。この3ヵ月で雰囲気を作れなければ新戦力が加わっても1からのスタートになるので間に合いません。「新戦力が加わらなかったら…」なんて考えていても始まりません。必死に目指すチームを作って欲しいですね。

結局、全員がそろって練習した日は冬休み0。意識がどこまで統一できているでしょうか?明日からの練習で示して欲しいですね。


合宿でお世話になった先生方に心から感謝するとともに恩返しをするために日々精進して「チーム」を作っていきたいですね。
コメント
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