kametaro爺さんのよもやま話(ペイント画を含む)

日常の生活の中で、主に気付いたことやしたことをまとめておきたい。また、ブログにアップしたい

多極化する国際環境(1/3)・・・・柏シルバー大学院Aクラス講義

2009-03-01 06:12:06 | 柏シルバー大学院

2月12日 受講生(116名)、午前10より12時、某大学院教授 ○○先生

1.    面白い経歴、北京大使館1等書記官、警視庁外事1課長、防衛庁調査1課長、2つの県の警察本部長、サミット公式随員、特に中国を主とした国際情報分析30年。話が、裏話を中心に大変面白かった。終了後、多くの学生から大評判。また、お願いしたいとの声多数。

2.    防衛庁調査―第1課長の仕事は、何を調査するのかわからない。英語でいうと軍情報のこと。日本には外国のように正式な諜報機関はない。そのような諜報を集める仕事が調査課である。外国の大使館員等の不審な行動があれば尾行してつきとめるなど。そこに所属する者が相当数いた。そこの勤めた、裏話等大変楽しかった。

3.    国会のテレビ中継をする時は、出席率は大変良いが、中継がないとガラガラの状態である。選挙のことを考えて行動している。こう見ていくと面白い。

4.    日本人の気質は、執着気質{強く心をひかれ、それにとらわれること}が強く、完全でありたい思う人50%もいる。また妄想気質(不安があればそれを取り除きたい70%)が強い。大ざっぱな行動が取れない。日本人の特質で、時に国際社会のなか等で孤立がちになりやすい特性もある。

5.    アメリカの現在は、経済的にも軍事力でもずば抜けて大きい。軍事力等は他の国の比ではない。

自衛隊は外国に派遣されているが、今まで1人も死亡者はいない。外国では考えられない。

6.    これからの外国語は、英語と中国語が大事であり、必要であろう。英語圏は世界の約40カ国ぐらいある。中国は、20年後頃にはアメリカと匹敵する大国になるだろう。日帰りで北京に旅行も夢でない。日本語しかしゃべれない日本人から外国語1つぐらいはしゃべれる日本人に脱却したい。(73)

以上前座のお話でした。次回に続く。