曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

我が家の飼い犬クツキーが今日餌を食べるようになりました。

2013年12月11日 | 日記

体調を崩して何も食べなくなっていた老犬クッキー

 


 何日ぶりでしょう。

今日も私がクッキーを抱いて餌(流動食)を食べさせていると、自分で積極的に餌を食べようとしたのです。それを見てすぐにお皿に柔らかい固形食を入れてクッキーの目の前に持ってゆくと自分で食べたのです。感動しました。「やったー!」と叫びたいほどでした。

カミさんとこに行って「クッキーは自分で食べたぞ」と告げると「看病の甲斐があったね。」と。

まだ安心できる段階ではありませんが一時はこのまま衰弱してゆくのではと心配していました。11月の中旬から様子がおかしくなり次第に悪くなるばかりだったのです。11月の下旬になるとぐるぐる回るばかりになりそしてついに足が立たなくなりました。医者に連れて行ったのですがこのような症状は高齢によるぼけか脳内の腫瘍にかもしれないと診断され薬は出してくれましたが仕方がないという風でした。頂いた薬を飲ませ4・5日様子を見たのですがついに餌を食べなくなりました。電話で先生にそのことを伝えると餌を食べないのであれば点滴しかないですねと言われ病院に連れてゆき点滴をしてもらいました。薬を変えてみましょうと言って薬を出してくれましたが4日分しかくれませんでした。餌を食べなくてもやるべきことはないか聞いたところ、牛乳か流動食を飲ませなさいと言われたので、次の日から何も食べようとしないクッキーに哺乳瓶のようなもので強引に口の中に牛乳を入れてやるとうまく飲んでくれました。一度に多くは飲めないので3回から4回に分けて与え何とか水分補給と多少のカロリーを取らせることができるようになりました。カロリーを高めるために牛乳に蜂蜜をとかしたものを与えたのです。一時期には生気もなく立つこともままならない状態でしたがこれを数日続けると歩くことが少し確かになってきました。もう一つ、薬を飲ませるのが大変でした。食べ物の中に挟んで食べさせることができないので牛乳を飲ませている合間に口の中に押し込んで牛乳と一緒に流し込むのです。良くなっているのか悪くなりつつあるのか分からなかったのですが今日初めて食べ物を自分で食べようとしたのです。生きる意欲が戻ったようです。

齢が年だけにこの先どうなるかわかりませんが最後までしっかり介護してやろうと思っています。今頃になってこの犬は幸せだったろうかと気になります。クッキーや子供たちが幼かった頃はいろんな所へ連れて行ったり海で一緒に泳いだりよく一緒に遊んだものです。でも晩年には子供たちはいなくなり私も蝶と遊ぶのに忙しくてあまりかまってやらなかった気がします。

クッキーとの別れもそれほど遠くないかもしれませんがもう一度元気にしてやりたいと思っています。

 


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