曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

桜の花は終り、山は新緑の季節を迎えました

2016年04月23日 | 日記

今日の花

黄色華鬘

 


 満開の桜を追いかけていた時から20日が過ぎました。いつしか山はすっかり緑に覆われています。

久しぶりでチョウを求めて山道を走りました。もしかしてアサギマダラに会えないかなと期待していたのですが会えませんでした。会えたのはジャコウアゲハだけです。2時間くらい山道を歩いたり林道を車ではしったりしましたが人には一人もあえませんでした。こんなに木々の緑がきれいな時期なのに人は山へはあまり行かないものなのですね。林道で小さなコロコロしたかわいい子狸に出会いましたがカメラを向ける間も無く逃げられてしまいました。3月の末に山へ入った折には珍しくサルに出会いましたがカメラを向けたときにはもう林の中へ逃げられました。動物写真を撮るカメラマンの苦労がよく分ります。

 


山は濃い緑から黄緑まで様々な緑のパッチワークです。

 

ちょっとご挨拶を

 

 

 


生まれたばかりのジャコウアゲハ

赤い椿で吸蜜

 

 

皇座山からの瀬戸の眺め

遠くに見えるのが大水無瀬島・小水無瀬島です。白く貨物船が行き交っているのが見えます。ここの海は瀬戸内の航路となっていて小さな貨物船がたくさん走ります。国道や高速道路を沢山の貨物トラックが走るように海の上でもたくさんの物資を積んだ貨物船が往来しています。経済活動の大動脈の一つですね。

昔小舟を持っていてよく沖に釣りに出かけていました。小舟でこの航路を直角に横切らねばなりませんがカモ渡船が目の前をたくさん走っていると信号機はありませんので渡るのに緊張しました。特に夜の航行は距離感がつかみにくくどの船とどの船の間を横切るか難しい時もありました。満天の星空のもとを暗い海の上を一人船を走らせるのはいいものです。思いっきり大きな声で歌を歌ってみたり、夜光虫の発する淡い光を眺めながら遠くの目指す港の光りを追い求めるなど夜の海は好きでした。

今は山ばかりです。

 


今日の花 (おまけ)

アケビの花

 


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