曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

海と陸地の境界

2019年07月27日 | 日記

今日の蝶

蝶たちの交尾が始まりました。また次の世代が始まります。エントロピーの増大を防ぐために・・・

 


 今日の安下庄の最高気温は32.6℃でした。午後は仕事に出かける気になれず、床屋へ行って涼むことにしました。床屋さんは地域の情報をよく御存じですよね。私のように普段人との付き合いの少ない人間にとって面白い地域情報が得られることもあります。出かけたついでに海へ行ってみました。土曜日だし海水浴や釣りの人が大勢来ているかと思いましたが、時間が遅かったので海岸には人影はほとんどありませんでした。6月・7月とホタルのことなどでずっと山へ行っていましたので海岸は久しぶりのことです。海と陸地の境目である海岸と言う所はとても面白い所で生き物は豊富だしその地形も様々で子供の頃から遊ぶのに大好きでした。小学生の時には夏休みになると毎日海へ出かけ日暮れ時まで海岸にいることがありました。単純な砂浜はそれほど好きではなく磯につながった場所がお気に入りでした。泳ぐだけならプールや砂浜が良いのでしょうが、海へ行くといろいろな生き物に出会えるのが楽しかったのです。そんな生き物は砂浜より磯の方がバラエティーに富んでいて楽しいのです。その頃の楽しみは今も失っていません。今でもチャンスがあれば水中眼鏡とシュノーケルを持って出かけます。でももう若くないので真昼間には海へ行けません。強烈な紫外線を全身に浴びると皮膚の修復が難しいので海へ行く時には夕方にします。ところが日暮れ時になると海の中は一層暗くて視界が良くないのです。とても残念です。

今日は久しぶりで海抜0メートルに立って海を眺めましたが、目の位置が海抜0メートルになるとまた違った視界が眺められます。その眺めはつくづく地球っていいところだなあと感じられます。

 


海岸の眺め

 

海の上に立っているようでしょう。波止の先端にいるのです。

 

海と陸地の境界線

 

生き物の気配を感じさせる砂浜

探査機はやぶさ2が小惑星リュウグウの写真をたくさん送ってきましたが、この砂浜の写真の方がいろんな想像をかきたてますよね。

様々な足跡や遺物が砂の上に残されています。私の足跡もここに残されました。

 

帰り道の別の砂浜

こんなに水のある天体は宇宙にいくつあるのでしょうね。一時の欲に駆られることなく大事にしたいものです。