曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

初夏のみかん南津海(なつみ)が40歳になりました

2019年07月01日 | 日記

今日の花

バラの花束  南津海が40歳を迎えたことでお祝いの花束をいただきました。素敵なアレンジですね。大内バラ園のお花です。

 


 昨日は6月30日、一年の前半が終わりましたね。この時期には南津海の販売も大方終り私の仕事も少し楽になってきました。それに合わせて、友人のAさんが南津海の40歳を祝う会を催してくださいました。イベント会場を借りての開催で多くの方々が参加してくださいました。Aさんと会の準備をしてくださったお仲間の方々には本当に感謝の気持ちでいっぱいでした。それと同時に、南津海と共に歩んできた私も40歳も齢をとってしまったのだなとの感慨に一日浸っていました。

40年前と言えば私が32歳です。当時のいろんなことが思い出されました。若い時というのは今の私と比べると社会的経験・知識などは少ないけれとやはり自由でおおらかだったような気がします。夢とか希望は今だって当時に負けないつもりです。一度32歳の私に手紙を書いてみるといいかもしれませんね。

 


南津海は40歳になりました

 南津海は初夏に食べられるみかんとして、全国でもたくさん作られるようになり最近は生産量が1000トンを超えるようになっているようです。1000トンの南津海はいったい何個でしょうか。みかんの様に1個100gとして単純に計算すると1千万個になります。まだまだ日本の人口1億人が全員食べられる数には及びませんが、各地のスーパーなどで見られるようになりました。

それでは、生まれて40年経った南津海の木はどんな大きさになっているでしょうか。鉢に播かれた種から出てきた南津海の芽は最初はたった1本の小さな木でした。南津海の実が美味しいとわかってからその木の枝を取って接ぎ木で次々と子供の木が出来てきました。今全国で何本の南津海の木が植えられているのか単純に計算してみましょう。1本の南津海の木から20㎏の実がとれるとして1000トンを20㎏で割ると5万本になります。各地で栽培されている5万本の南津海の木を1本にくっつけてみるとそれはそれは巨大な木になると思います。

 

 

 

 

今こんな南津海の木ですが、たった一粒の種から始まったのです。40年前のことでした。