曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

毎日が何かの記念日

2018年06月06日 | 日記

今日の花

スカシユリ  野菜畑で毎年よく咲きます。

 


 新聞を読んでいて、今日6月6日は「楽器の日」と書いてありました。6月4日が「虫の日」とか「虫歯予防デー」というのは語呂合わせで出来た記念日というので良くわかりますが、6月6日が「楽器の日」というのはなぜなのか良くわかりません。そもそも「楽器の日」なるものがあることを初めて知りました。

私が音楽というものに興味を持つようになったのは中学1年の時でした。中学の音楽の先生がとても素晴らしい方で、先生のおかげで音楽の授業が楽しみになったことを覚えています。音楽の基本のこと楽器のこと、そして作曲の仕方のことなどまで私たちに分かるように教えてくださったのです。音楽が好きになると当然楽器をならせてみたくなります。ピアノの音が好きでしたが小さい時からピアノを習っていて上手に弾ける人がいてとてもかなわないと感じたので、とりあえず手軽なギターから始めました。それでも高校1年の時基本的な楽器であるピアノくらい弾けなくてはと思ってバイエルの教則本を手に入れ夏休みに練習を始めました。初めは右手と左手が別々の動きをすることができなくて大変でしたが、バイエルの60番から70番くらいまで行くと何とか右手と左手は別の動きをすることができるようになりました。夏休みが終わるまでに教則本を一応弾き終えました。そして次のツェル二ーとかハノンの楽譜を見ると単純な練習曲が続くのを見て諦めてしまいました。もともと飽きやすい性格ですからコツコツ練習することはできません。結局ピアノを弾ける所までは行かなかったのです。

大学生になるとクラシックギターを本館的に練習しようと思いギター部にも一時期入りましたが、これも長続きせず我流で弾いていました。高校時代に吹奏楽部が無かったので、管楽器に振れたことがありませんでした。下宿の友達がトランペットを持っていたので借りてトランペットを吹いてみました。結構音が大きいので下宿で吹くときにはミュートを付けて吹かねばなりません。これもやはりモノになりませんでした。それから、クラリネットを持っていた友達がいてそれを貸してくれました。私かしばらくの間熱心に練習するのを見てそのクラリネットは私にくれました。やがて興味はフルートの方に向いて行き、そのクラリネットはあまり吹かなくなりいつしかなくなってしまいました。

わたしは子供のころからずっと幻楽器には縁がなかったのです。幻楽器は見るからに難しそうです。わたしの子供がヴァイオリンを習うことになった時もあまり賛成する気分ではありませんでした。それでも、時々子供のヴァイオリンを借りて弾いてみましたが顎が疲れるばかりで全くうまく行きません。早々にあきらめました。そのうちちに、今度はカミさんがチェロをやると言うので、そのチェロを借りて弾いてみるとヴァイオリンよりはるかに弾きやすいのです。しかも音がなじみやすく、フレットが大きくて指の運びも楽なのです。この楽器も教師に付いて習ったことはないので全くの我流ですがちゃんと音が出せるだけでもうれしいです。今でも時々弾いています。

40歳のころ楽器は何をやってもダメで見込みもないことが分かったので最後の手段としてのどに賭けることにしました。コーラスに入ってみることにしたのです。歌を歌うことに抵抗はありませんでしたがうまく歌えると思ったことは一度もありません。コーラスの会員の中にはかなり本格的な訓練を重ねた方もいてさいしょはおっかなびっくりで歌い始めたものです。それから声楽の教則本をいっぱい買い込んで読みましたが実地の練習が伴わないので発声も上手くは行きません。それでも何も楽器を持って行く心配が無いのでいまだにコーラスは続いています。相変わらず練習には不熱心ですけどね。

「楽器の日」という日にふと昔のことを思い出しました。

 

 


6月4日は 虫の日

 

虫と聞いただけで身を引く方もおられますが、わたしは虫は好きです。特に蝶の幼虫には慣れ親しんでいます。

アサギマダラの終礼幼虫

 

 

花壇のビオラについているツマグロヒョウモンの幼虫

 


6月6日 「楽器の日」

 

今まで一度も弾いたことのない楽器にパイプオルガンがあります。一度でもいいからさわって音を出してみたいですね。

 

若いころギターを弾いていたころはこんな曲を良く弾いていました。もちろんこんなにきれいには弾けませんけどね。

 

もっとも最近始めたのはオカリナですが、練習嫌いでは何をやってもダメですね。