曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

秋はやはりキノコ狩り

2013年11月09日 | 日記

今日の朝焼け

この頃釣りに行くことがなくなったので早朝の海を見ることがなくなりました。今朝は久しぶりで朝焼けの海を見ました。

 


 昨夜友達からキノコ狩りのお誘いがあったので今朝は暗いうちに起きて出かけました。「早起きは三文の徳」と言いますが今朝は久々できれいな朝焼けを見ることができました。

以前遊びの大半が魚釣りだった頃には素晴らしい朝を海の上で迎えることが度々ありました。あのころは朝の4時前に起きて暗いうちに満天の星空を眺めながら港を出てゆくのです。すがすがしい朝の空気を胸いっぱいに吸い込みながら沖での大漁を夢見ての出港です。真っ暗な空はやがてコバルト色に明るくなってゆきます。東の空だけは赤紫からだんだん朱色に染まって行きやがて黄金の光りが射しはじめます。その時までには漁場について釣りの支度をはじめていなければなりません。空を埋め尽くしていた星は気が付かぬ間に姿を消していました。まだ薄暗い海の上を一人船で走りながらこんな時間帯には町の人たちはほとんど眠っているのだろうなと想像するとともに、こんな素晴らしい朝を知っている人は世間にどれほどいるだろうかと考えると満足と幸せでいっぱいのひと時を過ごしたものです。

この何年かは友達と秋に少なくとも一度は山に入ってキノコ狩りをすることにしています。成果は大したことはありませんが秋をかみしめながらの山歩きは気持ちの良いものです。夏は海に潜って海の幸を、春は磯を歩いてわかめ・ひじきなど田舎に住んでいるおかげで自然の恩恵に浴することができます。今日のブログでは今朝の山の様子を紹介しましょう。

 


もう馬酔木の蕾が大きくなっていました

道なき道を登って行きます。

最初に見つかったキノコ   これは食べられるそうです。

紅葉が始まっています

サルトリイバラ

コシアブラの黄葉

枯れた松に生えた変わったキノコです。自然の造形はすごいですね

 

今年は特に松の枯れようがひどいようです。

 

松を枯らすセンチュウを運ぶのはカミキリムシだそうです。

この山にはコシアブラがたくさん生えています。早春にコシアブラの新芽を取って来て天ぷらにすると抜群にうまいです。

 

これは食べられます。何年か前にいっぱい取って瓶詰を作りました。

この色はきっと毒でしょうね。

 

お目当てのキノコは見つかりませんでした。と言うことで本日はおしまいです。