医療・介護を支える継続企業の知恵袋

毎日ブログを書き続け10年が過ぎました。2025年、2042年に向けた医療介護の厳しい時代を乗り切る策を考えます。

参加することに意義がある

2021-07-29 03:26:03 | 薬局

オリンピック選手でもないのに”投げやり”になっている自分に気が付いた。

 

コロナのせいにしても仕方がないが、どうも何をやってもダメじゃないのかというマイナス思考が頭を支配しているようだ。

もっと個々の事情に応じた策があることを忘れている。

 

大手調剤チェーンの動きやドラッグストアの猛威にとらわれて、本来あるべき中小薬局の姿を見失いつつある。

何事もダメじゃない。

ダメのスパイラルに巻き込まれてはいけない。

 

先ずは、勇気をもって一歩前に出ることだ。

8月から始まる認定薬局の「地域連携薬局」への申請は、はじめからあきらめてはいけない。

考えようによっては自薬局に足りない部分を知るチャンスでもある。

構造設備では「利用者が座って」「相談の内容が漏れない」とはどこまでなのか。

現状から見直してみてはどうだろうか。

服薬指導は患者が座れる構造にある。

とりあえずカウンターには仕切板もある。

さらに高齢者、障害者等が利用する上で必要な構造をチェックする。

多少の不安部分があっても相談に赴いてみる。

ダメ出しがあっても薬局の許可がなくなることはない。

許可は出なくても申請時の指導は具体的な改善点として分かる。

それを改善したらいい。

 

地域における医療機関に勤務する薬剤師等に対する月平均30回の実績も具体的に数えてみる。

「医療機関に勤務する薬剤師等」で迷うかもしれないが、大事なのは「等」で薬剤師に限ってはいない。

調剤報酬の実績としては「服薬情報提供料」「居宅療養管理指導費」の医師への報告書、さらには「かかりつけ薬剤師指導料」の患者服薬情報を医師へ報告した実績もカウントする。まだ足りないか?

そこそこ30回は行けそうな気がしないだろうか。

 

ネットで関係するホームページから「地域連携薬局認定申請書」をダウンロードして実際に書いてみよう。

それを遠慮することなく申請してみる。

はじめに書いたが薬局の許可がなくなることなどない。

命を取られることもない。

申請が通らなくても自薬局の改善点が見えてくる。

それが大事だ。

 

時間をかけてでもいい方向に進んでいける。

 

 

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3 コメント

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Unknown (駒形ファン)
2021-07-29 10:06:29
餅は餅屋 困りごとは駒形へ

世界大戦は70年以上前に終結したというのに、世界は苦境に立たされています。自由と権利が国民に与えられている国ほど。人類の叡智を集めて乗り越えていかねばなりませんね。乗り越えなきゃなのに、どうも意見がまとまらないですね。打開策がない状態は絶望感がありますが、そうではなく新規開発されたワクチンがあるということ事態、奇跡的で希望があるというのに新規ワクチンが開発されたことに対して感謝する気持ちが少なくなっているような気がします。ただ、そんな気がしたところで、何もできない駒形ファンは成り行きを見守り、せめて混乱を招く行動と文句だけ言うことだけは自粛モードでございます。

薬局機能へのチャレンジは始めることからです。
諦めては終わります。
おそらく薬機法により、薬局機能評価は前例の一つであるDPCの前例を踏襲する形になるのでしょう。であれば、チャレンジはこの先継続しなければなりません。

チャレンジ内容は薬局毎に異なるでしょう。カスタムメイド医療が当たり前になる時代です。カスタムメイド地域連携薬局があって然るべきですし、それこそカスタムメイドの薬局育成、企業としての成長が必要ですね。

この薬局のチャレンジには知識、能力、経験が不可欠です。あらら?Kaeですね!
Kaeの不足は仕方ありません。
このチャレンジに必要な知識が今はないから。
このチャレンジに必要な能力が今はないから。
このチャレンジに必要な経験が今はないから。
だけど、だいじょうぶです。
困った時の駒形SAN。
困った薬局のニーズを満たす頼れる玄人、Kaeマネジメントです。変革へ参加することに意義があります。生き残りに一人で参加しますか?玄人のコーチングは必要ありませんか??
迷える薬局の安心箱、駒形総研がありますよ。
あなたの薬局は地域の健康のために。
駒形総研はあなたの薬局の健全経営のために。

本物が生き残る時代が訪れます。

仕事があるってありがたいですね。
明日も楽しみです。
返信する
勇気を持って挑戦! (藪から棒)
2021-07-29 13:42:27
いつも大変お世話になっております。 つけばの好きな、藪から棒です。

毎回、有益な情報発信ありがとうございます。
BtoBで情報共有しようかと思いましたが、今回は批判を恐れず広く情報共有したいと思います。
勇気と希望を授けてくれる今回のブログに心から敬服致します。

Kaeマネさんのセミナーを長年受講させて頂いたお陰で、当社の基幹店がエリアで第一号の認定許可を獲得できる見通しです。(8月1日を心して待ちます)
駒形SANのご指摘通り、各種要件のハードルはやや高いですが、挑戦する意義は大きいと思います。事前審査は、そこまで細かく指摘するか??、と行政担当に言いたいところですが、役所に盾突いても仕方ないので、ぐっと堪えるしかありません(汗)。

というわけで、申請書を3回も持参、確認伺いを立ててなんとか事前申請をクリアしました。
途中、そこまで言うならもういいわ!と切れそうになりながらも、毎日現場で患者さんと真剣に向き合って、必要な書類をコツコツ作成してくれているスタッフのことを思うと、ここで断念すつわけにはいかないと、思い直し、再三チャレンジした次第です。
当社も他の店舗の挑戦はまだ続きます。ダメ出しされても挫けずに要件に見合うように挑戦するつもりです。全国の同士の皆さん、知恵と勇気を持ち寄ってやってやろうではありませんか!今回の申請は、正直、経営者一人では限界があります。全スタッフの総力戦です。
Kaeマネさんと共に、挑みましょう!
メダルを獲得できるように、、。
返信する
認定メダル! (駒形SAN)
2021-07-30 04:10:05
私が中小企業診断士に本格的に挑戦したのは37歳の時でした。
それから丸3年かかってやっと合格できましました。
以前ブログにも書いたと思いますが、実は大学生の時に1度挑戦し、さらに就職したてで再挑戦しています。
3度目の正直ってところでしょうか。
その中小企業診断士のテキストのはじめに書いてあったのが「KAEの原理」でした。
何となくすごく納得したのを今でも覚えています。

能力があっても、経験を積んでいても知識がなければ無謀になります。
そんなKに私はなりたい。


地域薬剤師会で「地域連携薬局」の申請に必要なアドバイスをするところが出てきましたね。
自らが運営する会営薬局があえて申請に挑戦する。
素晴らしいと思います。
何事もリーダーは自らの見本が大事です。

きっと日薬の会長や他の幹部の薬局も地域連携薬局の申請をすると思います。
その経験を伝えて欲しいですね。

コロナの感染が爆発状態に陥っています。
その情報を聞くたびに心は沈下してしまいます。
いつまで続く自宅自粛、いつまで続く事務所待機…

“つけば”で鮎をいただきながら大信州あたりで一杯やりたいですね。
返信する

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